こんにちは、ゴールドプラザ横浜店の小野です。
11月になると、今年もあっという間感がジワジワときますね。
さて、今から26年前の1987年9月にマイケル・ジャクソンがソロとして初めて
日本に来日しました。
東京、大阪、そして横浜でコンサートと、
当時10歳の私は、近所のお姉様がマイケルのファンという事もあり、
今でもはっきり覚えております。
お買い取りのお品を拝見して、
心の中で独り懐かしがっておりました。
そのお品物は、
田中貴金属製、マイケル・ジャクソン訪日記念メダルでございます。
↓ ↓ ↓ こちら ↓ ↓ ↓
Platinum9995と表記されておりますが、
9995というは、プラチナが99.95%の純度で含まれているという事なのでございます。
いわゆる、Pt1000ですね。
プラチナと言えば、2008年の3月に記録したプラチナ小売価格7,589円を記録したのはまだ記憶に新しいですね。
2008年、プラチナ相場は前例のないほど乱高下しました。
1998年のプラチナ小売価格は1,866円だったので、
なんと10年間で4倍も上昇しました。
2008年のプラチナの用途は自動車触媒44%、産業用28%、宝飾用21%、投資用7%
(Johnson Matthey Platinum 2009より)
1998年のプラチナの用途は自動車触媒24%、産業用26%、宝飾用51%、投資用-1%
(小野調べ。)
用途の数値をご覧頂ければ一目瞭然です、
自動車触媒が増えております。
その背景としましては、中国を無視する事はできません。
中国経済が良くなった事もあり、車の需要が増えてきたのが、要因でございます。
その一方、宝飾用が消費マインドの冷え込みにより、
およそ半分以上も減ってしまいました。
特に2008年前後はプラチナ小売価格高騰という事もあり、
いずれの市場でも消費者による購入量が低迷し、アジアで
は中古宝飾品の再生利用が増加しました。
その後、2008年から2013年の現在にかけて、
プラチナ小売価格は緩やかな右肩下がりをしており、
現在では5,000円前後を推移しております。(2013年11月現在)
価格が下がったと言われておりますが、8年前の2005年では3,000円台を推移していたので、
まだ高値を推移しているのは間違いないです。
世界情勢に敏感なプラチナ小売価格なので、
今後、ヨーロッパ、アメリカ、アジアはもちろん、日本の景気次第で、
価格も変化していきます。
特に車や工業用に使用されている分、景気判断のバロメーターの一つとして
今後の動きをみていくのも面白かと思います。
電話番号 | 045-444-0661 |
---|---|
営業時間 | 11:00~20:00 年中無休 |
最寄駅 | 各線「横浜」 |