グッチのコピー品の見分け方
2016/04/15
高級ブランドにつきものなのが、模倣品などといったコピー品が市場に出回ってしまうということです。
コピー品が現れてしまうことは、人気ブランドのバロメーターとも言われており、当然グッチもコピー品は出回っていますが、間違っても購入はしたくないものです。
では、グッチのコピー品を購入してしまわないようにするためには、どういった所をチェックすれば良いのでしょうか。
今回は、特に愛用している方も多いと思われる、バッグや財布に関しての、コピー品の見分け方を紹介します。
まずは刻印をチェック!
グッチのバッグや財布には、レザー部分に必ず「®GUCCI made in italy」という ロゴの刻印があり、これに注目することで、本物かどうかを見分けることができます。
正規品の場合は、しっかりと鮮明に打刻されている上、「GUCCI」の「U」の左側の方が若干太めのラインとなっているのが特徴です。
グッチのコピー品は、「made in italy」の刻印が不鮮明だったり、「U」の左側のラインが太くてもほかの線に強弱が無かったりするものが多いので、要注意です。
ちなみに、アウトレット品の場合は、ロゴの横に「○G」という刻印が入ります。
ロゴ同様に、グッチのバッグや財布には、型番の刻印が必ずあります。
バッグの場合は、ロゴの刻印の裏に型番がありますので、必ずチェックしてください。刻印の特徴としては、どの数字も端の部分が丸まっているのが特徴です。
また、刻印されている型番はお店などで検索すれば、該当商品がヒットするようになっています。
コントロールカードでの見分け方
バッグや財布には、「コントロールカード」というものが入っています。
このカード自体は、ブランド製品によくあるギャランティーカードといった保証書とは違い、単に検品済みを意味するカードのため、並んでいる数字も意味はありません。
正規品の場合は、この並んでいる数字の印刷の一部をわざと欠けさせています。
特に、1は左上あたり、2、3、8、9は右上あたり、7は上真ん中あたり、5は左の真ん中あたり、4は右の真ん中あたり、0は右下あたりが欠けている可能性が高いので、ここもぜひチェックしてみてください。
デザインでの見分け方
「GG」マークが特徴のグッチ・モノグラムの場合は、そのデザインで見分けることも可能です。
創始者のグッチオ・グッチの頭文字から作られていることから、通常はGとGが向かい合うようなデザインになっていますが、よく見るとCとCが向かい合っているといったデザインのコピー品もありますので、注意して見ることが重要です。
ちなみに、コピー品というわけではありませんが、血族の間で争っていた頃にあった「パオログッチ」など、セカンドブランドは複数存在しています。
そのほかの見分けるポイント
そのほかにも、グッチが正規品かどうかを見分けるポイントはいくつかあります。
まずは、ステッチ部分。細かくまっすぐと綺麗なのが、正規品の特徴です。
また、近年のグッチにはQRコード付きのタグがあり、年代によっては見分けるポイントとなります。
そのほか、バッグなどの金属部分も、ぜひチェックしたいポイントです。
見た目にも安価そうであったり、形や大きさに不具合があったりするものに関しては、コピー品と思った方が良いようです。
また、オールドグッチに関しては、ファスナーも見分ける1つのポイントになります。
特に1980年代までのオールドグッチと呼ばれる製品のファスナーは、スイスのriri社か日本のYKK社の製品が主に使われているそうです。
ただし、それ以外の会社やオリジナルのものなどが使われている場合もありますし、逆に、コピー品にYKK製のファスナーが使われている可能性もありますので、目安程度に考えた方が良いようです。
グッチに詳しい人ならば、生地の質感などでも分かる場合があるようですが、コピー品を製造する側も研究しているので、判断が難しい場合も多々あると思います。
買取に出したいけどコピー品かもしれない……そんなときには、当店へお気軽にお持ちください。
プロの目できちんと鑑定し、適正な評価をいたします。