誕生石

2015/03/09

ジュエリーは高価で気軽に買えるものではありません。
ことさら、記念日のジュエリーともなると、いったい何を選んでいいのやら悩んでしまうことも。
そんな時に一つの基準として記念日にふさわしい宝石の選び方のヒントをご紹介しましょう。

十二ヶ月の暦にそれぞれ守護石を当てはめた誕生石。
日本ではかなり知名度の高いラッキーストーンです。
その起源は大変古く旧約聖書「出エジプト記」で司祭が身につけた十二の宝石に由来するとする説や、新約聖書「ヨハネの黙示録」で、神殿の土台に置かれた十二の宝石にちなむとする説など、さまざまな由来があります。
ただ、現在のようにきちんとリスト化されたのは20世紀に入ってからのことです。
1912年にアメリカで提案され、その後各国の好みを反映しながら定着していきました。
そのため国により微妙に違う宝石を採用している月もあります。

代表的な誕生石は以下の通りになります。
1月…ガーネット
2月…アメシスト
3月…アクアマリン
4月…ダイアモンド
5月…エメラルド
6月…真珠・ムーンストーン
7月…ルビー
8月…ペリドット
9月…サファイア
10月…オパール
11月…トパーズ
12月…ターコイズ

日本であれば、3月の誕生石に珊瑚が加わったり、12月の誕生石にラピスラズリが加わったりするよう。
同じラピスラズリでも、フランスでは9月に加えられています。

どのような説にせよ、分類にせよ、誕生石には不思議と自分を守ってくれると思わせる力がありますね。