【毎日更新】本日の金相場・プラチナ相場
本日の金相場/プラチナ相場(1gあたり)は?
データ取得日 :
金 | (前日比) |
---|---|
プラチナ | (前日比) |
貴金属種別相場表・レート表は?
金のレート(1gあたり) | |
---|---|
インゴット(金) | |
K24 | |
K22 | |
K20 | |
K18 | |
K14 |
プラチナのレート(1gあたり) | |
---|---|
インゴット(Pt) | |
Pt1000 | |
Pt950 | |
Pt900 | |
Pt850 |
金相場価格 計算ツール
種類
重さ(g)
買取相場価格
※下記ご注意ください
・インゴットを基準とした金相場、プラチナ相場です。
・1gあたりの相場となります。
・土日は金市場が停止する為、価格に誤差が生じます。
・当日相場の変動により価格が変わることがございます。
・インゴットのお買取りには制限をかけさせていただいております。
・量の多いもの、海外製のインゴットに関しましては買取自体をお断りさせていただくことがございます。
・上記の金相場価格からお手数料を頂いております。
・表示されていない金種、その他詳細やご不明点など電話またはLINE・メールにてお問い合わせください。
過去30日の金相場推移グラフ
過去30日のプラチナ相場推移グラフ
過去30日の相場推移
金
月日 | 税込買取相場(円/グラム) |
---|---|
2023年08月15日 | 9,752円 |
2023年08月16日 | 9,735円 |
2023年08月17日 | 9,751円 |
2023年08月18日 | 9,696円 |
2023年08月21日 | 9,655円 |
2023年08月22日 | 9,753円 |
2023年08月23日 | 9,735円 |
2023年08月24日 | 9,760円 |
2023年08月25日 | 9,833円 |
2023年08月28日 | 9,859円 |
2023年08月29日 | 9,886円 |
2023年08月30日 | 9,936円 |
2023年08月31日 | 9,986円 |
2023年09月01日 | 9,930円 |
2023年09月04日 | 9,966円 |
2023年09月05日 | 9,985円 |
2023年09月06日 | 9,991円 |
2023年09月07日 | 9,954円 |
2023年09月08日 | 9,943円 |
2023年09月11日 | 9,921円 |
2023年09月12日 | 9,908円 |
2023年09月13日 | 9,907円 |
2023年09月14日 | 9,895円 |
2023年09月15日 | 9,910円 |
2023年09月19日 | 10,038円 |
2023年09月20日 | 10,027円 |
2023年09月21日 | 10,063円 |
2023年09月22日 | 9,974円 |
2023年09月25日 | 10,039円 |
2023年09月26日 | 10,018円 |
プラチナ
月日 | 税込買取相場(円/グラム) |
---|---|
2023年08月15日 | 4,553円 |
2023年08月16日 | 4,504円 |
2023年08月17日 | 4,503円 |
2023年08月18日 | 4,557円 |
2023年08月21日 | 4,627円 |
2023年08月22日 | 4,644円 |
2023年08月23日 | 4,695円 |
2023年08月24日 | 4,707円 |
2023年08月25日 | 4,768円 |
2023年08月28日 | 4,818円 |
2023年08月29日 | 4,916円 |
2023年08月30日 | 4,946円 |
2023年08月31日 | 4,965円 |
2023年09月01日 | 4,914円 |
2023年09月04日 | 4,879円 |
2023年09月05日 | 4,853円 |
2023年09月06日 | 4,792円 |
2023年09月07日 | 4,715円 |
2023年09月08日 | 4,679円 |
2023年09月11日 | 4,603円 |
2023年09月12日 | 4,607円 |
2023年09月13日 | 4,671円 |
2023年09月14日 | 4,633円 |
2023年09月15日 | 4,672円 |
2023年09月19日 | 4,809円 |
2023年09月20日 | 4,815円 |
2023年09月21日 | 4,767円 |
2023年09月22日 | 4,732円 |
2023年09月25日 | 4,772円 |
2023年09月26日 | 4,710円 |
ご不要な貴金属をお買取いたします。
ゴールドプラザの高価買取実績!

54000円

118000円

9500円

31000円

29000円

1967600円

1967000円

536000円

240000円

4920000円

109000円

142000円

13700円

37000円

154000円

70000円

710000円

47000円

20000円

27000円

126000円

54600円

14000円

30900円
貴金属(金・プラチナ)を実際にご売却して頂いたお客様の声
「初めての買取店は不安」「色々な買取店があってどこに行ったらいいか迷っちゃう」等の不安や戸惑いがあるお客様も多くいらっしゃると思います。
そこで実際にゴールドプラザを利用して貴金属(金・プラチナ)を売却したお客様の声をご覧くださいませ。
東京都30代女性 貴金属 K14 K18 リングやネックレス等々
Q1.当店のご来店理由をご記入ください
ホームページが読みやすく、わかりやすかったこと。
来店しやすい場所だったこと。
Q2.お売りいただいた商品をご記入ください
貴金属 K14 K18 リングやネックレス等々
Q3.当店買取サービスへのご感想をお願いします
細かい物をたくさん査定して頂きました。
説明もわかりやすく、皆さん接客が丁寧でした。
時間が掛かりそうな場合でも、あとどのくらいで終わりになるか、なぜ時間が掛かったのかもきちんと教えて頂けて安心します。
Q4.下記ブランドへのご質問がございましたらご記入をお願いします
ルイ・ヴィトン(louis Vuitton)の古いデザインを使わずにしまってありますが、持っている人を見かけないようなデザインでも、価格がつくのでしょうか。
【鑑定スタッフからのコメント】
この度はゴールドプラザ銀座本店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
『ルイ・ヴィトン(louis Vuitton)の古いデザインを使わずにしまってありますが、持っている人を見かけないようなデザインでも、価格がつくのでしょうか。』というご質問ですが、お買取は可能でございます。ネヴァーフルやアルマといった街中で見かけるようなデザイン以外でも、ルイ・ヴィトン(louis vuitton)はブランドとして知名度がありますので中古品として価値があります。またゴールドプラザでは一般向けの販売だけではなく、業者との取引先をはじめとした様々な販路がある為、古いデザインのバッグやお財布もルイ・ヴィトン(louis Vuitton)でしたら買取が可能でございます。
今後、ご不要なブランド品がございましたら是非ゴールドプラザをご利用くださいませ。
東京都30代女性 貴金属 K18 Pt900 リング、ピアス、ネックレス等々
Q1.当店のご来店理由をご記入ください
他店で、値段のつかないものがあり、ネットでこちらを調べたところ、細かく、丁寧に見て頂けるとのことでしたので、来店しました。
Q2.お売りいただいた商品をご記入ください
貴金属 K18 Pt900 リング、ピアス、ネックレス等々
Q3.当店買取サービスへのご感想をお願いします
ネットでの口コミ通り、細かく丁寧に見て頂けて嬉しかったです。他店で値段のつかなかった事を伝えた所、とても親切に見て調べて頂いたので良かったです。
Q4.下記ブランドへのご質問がございましたらご記入をお願いします
ルイ・ヴィトン(louis Vuitton)の二つ折り財布状態があまり良くないが、いくらくらいか。
ティファニー(Tiffany&Co)のネックレス・ダイヤがとても小さいものだが、値段はつくのか。
【鑑定スタッフからのコメント】
この度はゴールドプラザ町田店をご利用頂きまして誠にありがとうございました。
『ルイ・ヴィトン(louis Vuitton)の二つ折り財布状態があまり良くないが、いくらくらいか。
ティファニー(Tiffany&Co)のネックレス・ダイヤがとても小さいものだが、値段はつくのか。』というご質問ですが、どちらもお値段のつくお品物でございます。まずルイ・ヴィトン(louis Vuitton)の二つ折り財布ですが、元々ブランドとしての知名度、中古業界でも随一を誇る人気なので状態がよろしくなくても買取が可能なんですね。ティファニー(Tiffany&Co)ですが、例えばダイヤが嵌め込まれたバイザヤードはカラットの小さいモノでもきちんとお値段が付きます。バイザヤード以外でもティファニー(Tiffany&Co)は人気の高いブランドなのでダイヤの小さいジュエリーでもお買取は可能でございます。
今後もご不要なブランド品がございましたら、ゴールドプラザをご利用くださいませ。
東京都50代女性 純金コイン K18 ネックレス等々
Q1.当店のご来店理由をご記入ください
HPで見て良さそうだったから
Q2.お売りいただいた商品をご記入ください
純金コイン K18 ネックレス等々
Q3.当店買取サービスへのご感想をお願いします
担当の方が丁寧に説明して下さったので決めました。
即決でなく他店と比較出来ると嬉しいです。
Q4.下記ブランドへのご質問がございましたらご記入をお願いします
シャネル(CHANEL)をどうすれば買取価格がupするのか知りたい
【鑑定スタッフからのコメント】
この度はゴールドプラザ銀座本店をご利用頂きまして誠にありがとうございました。
『シャネル(CHANEL)をどうすれば買取価格がupするのか知りたい』というご質問ですが、いくつかお答え致します。査定前に少しでもお品物を綺麗にしておくと初見の印象がグッと良くなり買取価格upが期待されます。また、どこで・いつ購入されたのかを明確にお伝えくださいませ。鑑定士は査定の際、偽物や盗難品の疑いがどうしても頭の中にちらついてしまいます。お客様から確かな情報を伝えることで、鑑定士も強気な買取価格を提示出来ます。以上の2点について是非ご参考になれば幸いです。
今後もご不要なブランドジュエリーがございましたら、ゴールドプラザをご利用くださいませ。
東京都50代女性 Pt900 1.03ctリング K18バングル ネックレス等々
Q1.当店のご来店理由をご記入ください
不要になった物や長く使用しない宝石があった為、
引き取って頂けるならと思い来店しました。
金相場があがってもいたので。
Q2.お売りいただいた商品をご記入ください
Pt900 1.03ctリング K18バングル ネックレス等々
Q3.当店買取サービスへのご感想をお願いします
相当数を持ち込んだのですが、丁寧に対応して頂きました。
他と比較はしていないですが、高く買い取って頂いたと思います。
Q4.下記ブランドへのご質問がございましたらご記入をお願いします
ティファニーのシルバーの指輪も買い取って頂けますか。
エルメスのスカーフ、ヴィトンの結構使い込んだバッグでも買い取って頂けますか。
【鑑定スタッフからのコメント】
この度はゴールドプラザ銀座本店をご利用頂きまして誠にありがとうございました。
『ティファニーのシルバーの指輪も買い取って頂けますか。エルメスのスカーフ、ヴィトンの結構使い込んだバッグでも買い取って頂けますか。』というご質問ですが、全てお買取は可能でございます。ティファニー(Tiffany&Co)のシルバー製品は、海外からの観光客の方を中心に人気なのでゴールドプラザではお買取が可能でございます。エルメス(HERMES)のスカーフは柄の違いや状態によって買取価格に違いはございますがお買取は可能でございます。ルイ・ヴィトン(louis Vuitton)の使い込んだバッグですが、こちらも海外からの観光客の方や業者向けのオークションにて販売出来ますのでお買取は可能でございます。
今後もご不要な貴金属やブランド品がございましたら、ゴールドプラザをご利用くださいませ。
神奈川県20代男性 K18 ネックレス Pt900 リング・ピアス等々
Q1.当店のご来店理由をご記入ください
インターネット検索で口コミが良かったから。
Q2.お売りいただいた商品をご記入ください
K18 ネックレス Pt900 リング・ピアス等々
Q3.当店買取サービスへのご感想をお願いします
丁寧な対応と速い査定で良いと思います。
Q4.下記ブランドへのご質問がございましたらご記入をお願いします
ルイ・ヴィトン(louis Vuitton)エルメス(HERMES)シャネル(CHANEL)グッチ(GUCCI)ロレックス(ROLEX)ティファニー(Tiffany&Co)の中でどのブランドが一番高価買取ですか?
【鑑定スタッフからのコメント】
この度はゴールドプラザ町田店をご利用頂きまして誠にありがとうございました。
『ルイ・ヴィトン(louis Vuitton)エルメス(HERMES)シャネル(CHANEL)
グッチ(GUCCI)ロレックス(ROLEX)ティファニー(Tiffany&Co)の中でどのブランドが
一番高価買取ですか?』というご質問ですが、総合的に鑑みますとロレックス(ROLEX)になりますでしょうか。商品の単価ではバーキンやケリーのエルメス(HERMES)も負けず劣らずですが、長期的な視点ではロレックス(ROLEX)はメンテナンスが可能である為、古くても状態良く持ち続ける事が出来高価買取に繋がります。またロレックス(ROLEX)は定期的に新型が発表され、“廃盤モデル”が出て来ます。こちらは製造がストップし部品も手に入らなくなる為、後々希少価値が高まり高価買取が期待されます。以上をご参考頂ければ幸いです。
今後もご不要な貴金属やブランド品がございましたら、ゴールドプラザをご利用くださいませ。
選べる買取方法
よくある質問
貴金属鑑定スタッフからのご挨拶
鑑定スタッフ:大嶋
2020年(令和2年)に入り、金価格は遂に6,000円台を突破。世界の緊張と国々の摩擦が金価格に多大なる影響を与えています。
これまで金は、一日の相場で±5~10円が常とされ株価と比べて変動が小さく「安定資産」とされてきました。「有事の金」ともいわれ、投資でのリスクヘッジとして金を購入されるケースもあります。ところが、近年では金相場の高騰が続いており所謂「ゴールドラッシュ」が起こり、リングやネックレス、インゴットなどの金製品をご売却される方が年々増加しています。金相場の高騰は、世界情勢の不安定が大きく関係しております。過去の事例ではイギリスのEU離脱、北朝鮮のミサイル発射、米国と中国による貿易戦争が挙げられます。2020年(令和2年)にはアメリカとイランの対立、そして新型コロナウイルス(武漢肺炎)といった、近年では一日の金相場が±100~200円も珍しくありません。ゴールドプラザのHPでは過去1ヶ月間の金価格を公表しております。一ヶ月で金がどれだけ変動しているのかチェックしてみるだけでも中々興味深いかと思います。
ゴールドプラザでは貴金属の店頭買取、宅配買取を全て無料で承っております。
お手持ちの貴金属が現在どのくらいの価格になっているか査定に出してみてはいかがでしょうか。
貴金属の高価買取は豊富な買取実績を持つゴールドプラザにお任せくださいませ。
金の純度とカラーゴールドについて
金(GOLD)は、その用途に応じて最適な純度(品位)に変えて使われることが多く、またジュエリー等の宝飾品おいては、利用シーンによってその黄金色の輝き方や色味を楽しむ趣向があります。金(GOLD)が如何なる性質で、どんな純度や色味が存在するのか解説します。
金(GOLD)の性質
金(GOLD)は、元素の原子番号は79、元素記号はAuであり、金属としては重く柔らかいことが特徴です。そして、沸点が2856℃と熱にも強く、衝撃や圧力の耐久性にも優れ、錆にくい点から、鍛造加工に適した貴金属として知られています。また、熱や電気の伝導にも優れており、空気中の湿気・酸やアルカリといった日常で触れることの多い物質に対しても腐食しにくい点から、電子機器の部品、貨幣などのコイン、アクセサリーなどに重宝されてきました。
一方で、純度の高い純金などは「柔らかい」という性質があるため、傷がつきやすく型崩れしやすいといった欠点があります。そのため、投資用や資産としてインゴット(金塊・地金・バー・延べ棒など)で保管しておく分には問題はありませんが、美術品や装飾品として楽しむためには、強度という点において問題が生じてしまいます。
そのため、純金は意図的に他の金属を混ぜることで硬度を上げ、デザインや色味に幅を広げることが一般的です。そして、純金と混ぜる他の金属を「割り金(わりがね)」、化合された金(GOLD)を「合金」などと呼びます。
金の純度(品位)と刻印(ホールマーク)について
貴金属の合金は、その主成分の含有率を「純度」や「品位」と呼び、金(GOLD)においては、24分率や1000分率(パーミル)で表されています。24分率は「24金」「K18」といった具合に、日本において装飾品などに用いられることが多い比率の表され方で、一方1000分率は、ISO規格準拠のものやヨーロッパにおける金製品、日本においても投資用のインゴットなどに用いられることが多い比率です。また、金(GOLD)の割り金に用いられる金属は、銅や銀、パラジウムなどが一般的です。
ここで、主な金(GOLD)の24分率における純度ごとの特徴について触れておきます。
24金(K24)
ほぼ他の金属が混ざっていない金(GOLD)で、いわゆる「純金」と呼ばれるものです。純度が高いことから、変色や腐敗などが起こりにくいのが特徴として挙げられますが、硬度が低く、アクセサリーなどの加工が難しいため、資産や投資目的として利用するケースが大半です。1000分率における純度は99.99%で、フォーナインと呼ばれることもあります。ちなみに料理などにも用いられる「金箔」は、「K24」ではなく「K23」です。
22金(K22)
日本では22金を使った金製品はあまり作られていませんが、世界においては資産としての人気が高い金(GOLD)で、「標準金」とも呼ばれており、金貨などに利用されています。1000分率における純度は、91.70%程度のものを指します。
18金(K18)
アクセサリー等に用いられることが多い金(GOLD)で、純度の高さと加工のしやすさ、変色しにくい上に耐久性も兼ね備えています。1000分率における純度は、75.00%程度のものを指します。
10金(K10)
18金同様、アクセサリーなどの宝飾品に用いられることが多く、18金と比べ輝きは劣りますが、硬く傷がつきにくいという特徴があります。1000分率における純度は、42.00%程度のものを指します。
金メッキ
金属等に金箔(23金)を貼ったり化学反応で付着させたもので、オリンピックの金メダルなどにも金メッキは利用されています。
そのほかにも金本位制時代の金貨に用いられた「21.6金(K21.6)」、万年筆などのペン先等に用いられる「14金(K14)」などが存在します。
ちなみに、品位の証明として「K24」などと金製品に刻印される「K」は、カラット(karat)という単位の頭文字からとられており、ダイヤモンドなど宝石のカラット(carat)とは区別されています。また、「K18」「18K」など「K」の刻印の位置が製品により違いますが、これは製造された国によっての違いもあります。日本においては「K」が前に来る「K18」などが一般的です。
さらに、造幣局など公的な機関による金(GOLD)の品位証明の刻印(ホールマーク)は、1000分率で表示されています。
カラーゴールドとは
装飾品や美術品における金製品は、近年その利用するシーンによって金(GOLD)の色味や色調を楽しむ趣向があり、総称して「カラーゴールド」と呼ばれています。カラーゴールドは、割り金に用いられる金属の種類や配合比率により色調が変化し金の合金となります。
主なカラーゴールドで言いますと、ホワイトゴールド・ピンクゴールド・イエローゴールド・グリーンゴールド・レッドゴールド・パープルゴールドなどが存在します。
女性向け指輪にはピンクゴールド(18金)、男性向け腕時計にはイエローゴールド(10金)、と言ったようにその製品のデザインや印象により使い分けられています。現在は金(GOLD)のバリエーションとしてカラーゴールドの認知度も広がり、一般社団法人日本ジュエリー協会においては、ホワイトゴールドなど色の範囲を指定しています。
「金(GOLD)」が、なぜ古より珍重され有事の際の安全資産として重宝されるのか。それは美しい輝きを放ちながらも、多くの有用な性質を併せ持つ貴金属だからであり、品位や色調が違っても決して価値がゼロにはならないからだと言えます。とはいえ世界中で金の相場は毎日変動しており、売るのも買うのも「相場・レート表」などをチェックし、タイミングを見極めることが賢い戦略と言えるでしょう。
金相場・プラチナ相場に関して
最低限知っておきたい!「金(GOLD)相場」のしくみ
ここ数年、世界共通の資産である「金(GOLD)」の価格が高騰を続け、話題に上がる機会も多くなりました。「有事の金」とも呼ばれる安全資産「金(GOLD)」の相場が上昇する背景には、先行きの見えない不安定要素が大きく影響を及ぼしていると言われています。これから宝飾品などの金製品や金(GOLD)そのものを購入される方、もしくは売却される方が最低限知っておきたい「金相場」のしくみと、今後の「金価格」の傾向を解説させていただきます。
金相場のしくみと世界の金(GOLD)需要
宝飾品として珍重され、また投資先としても世界共通の価値であり、有事の際の安全資産とも言われる「金(GOLD)」。近年は、米中貿易摩擦や先進国をはじめとする超低金利の金融緩和政策など経済面において、地球温暖化や気候変動による自然災害や新型のウイルス発生など環境・衛生面において、世界は不安定な情勢が続いています。そして、その警戒感から「有事の金」が注目され、「金相場」は高値で推移しています。
そんな「金(GOLD)」の相場のしくみ、金価格の変動傾向について、最低限知っておいていただきたい内容をまとめてみました。
まず始めに、国際市場において取引される際の値段(価格)である「相場」ですが、金も外国為替などと同じように休むことなく常に変動しています。
金の世界4大市場として、ロンドン、ニューヨーク、香港、チューリッヒ市場が有名ですが、東京やシドニー、シンガポールなどにも金の大きな市場はあり、こういった複数の市場で金の相場が決まっていきます。具体的には、国際日付変更線に近い国から時差を追って金相場は各市場に受け継がれます。世界の主な取引市場を順に並べるとシドニー、東京、香港、シンガポール、チューリッヒ、パリ、ロンドン、ニューヨークといった順番になります。
その中で、ロンドンとニューヨークは「金の2大市場」と言われており、ロンドン市場では金と現金を交換する現物取引が行われています。毎日午前と午後のそれぞれ1回ずつ(計2回)、LBMA(ロンドン貴金属市場協会)が値決めをしており、その価格が金の現物取引の国際的な標準となっています。一方、ニューヨーク市場では価格の決まっていない将来の金の取引を約束する先物取引が行われており、ここで公開された相場は国際経済の指標として用いられることもあり、ニューヨーク市場が閉まった後に開かれる東京市場の金相場にも影響を及ぼします。
そして、ロンドンで決められる現物取引の金相場は、ニューヨークの先物取引の金相場に影響を与えるなど、その逆はもちろんのこと、複数の金市場が相互に影響を受けながら国際的な金相場が決まっていきます。
金は通常、宝飾品など貴金属や宝石の計量に使用される単位「トロイオンス(日本での記号はoz)」、もしくは「グラム」で取引単位が決められていて、国際的には1トロイオンスあたりの米ドル建で取り引きされており、日本国内での店頭表示価格は、その米ドル建の価格をもとに、1グラムあたりの円建価格に換算され公開されています。
また、全世界における金の目的別需要の割合は、 金の国際調査機関「ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)」が発表したレポートによれば、2019年の目的別需要のシェアは、宝飾品48.4%(前年:50.6%)、工業7.5%(前年:7.7%)、投資29.2%(前年:26.7%)、公的機関14.9%(前年:15.0%)といった内訳が発表されています。
ここで、主な金の目的別需要(用途)を説明しておきますと、皆さんに馴染み深い宝飾品としての金に関しては、前述のレポートにもありますように世界における金の多くが宝飾品として使われており、紀元前から現在に至るまでの長い間、人々からステータスの象徴として扱われ様々なアイテムが生み出されてきました。リング(指輪)・ネックレス・ブレスレット・ピアス(イヤリング)等のアクセサリー、金杯・仏具等の宗教儀式由来のアイテム、金貨・大判小判等の貨幣は今でも身近にある宝飾品と言えます。
次に、工業用の金ですが、金の性質である展延性・耐腐食性・高い導電性を活かした、精密機器等の金メッキや電子部品同士の接続などの技術に用いられています。また、金は医療用としての用途も有名で、金歯や体外検査キットの検査ラインの発色剤などに用いられています。このような工業・医療用途で利用された金は、産業廃棄物として発生するレアメタルの一部として再資源化されており、東京オリンピックにおける金メダルも、再資源化された金が使われているそうです。
そして、投資用の金ですが、個人の方が多く手掛ける代表的なものとして、インゴット(金塊)などの「金地金」や世界各国の政府が発行する投資用の「金貨」を購入して自身で保管するもの、貴金属商・商社・銀行などの運営会社から毎月決まった金額の金を購入し保管してもらう「純金積立」、金地金そのものを有価証券化して証券取引所に上場し証券会社や銀行などに投資の運用をお任せする「金上場投資信託(ETF)」などが、代表的なものとしてあります。金の投資は、共通認識として株式・債券などと違い配当金や利息は生まないため、あくまでも「もうける」というよりは「ためておく」というイメージが一般的です。逆に言えば株式などの金融商品は価値がなくなる恐れはありますが、金は価値がゼロになることはないことが最大の魅力と言えます。
最後に公的機関の金ですが、各国の中央銀行や国家機関における「金準備」を指し、国連の専門機関であるIMF(国際通貨基金)の体制下において、加盟国の政府・中央銀行(国の金融の中心となる機関)は、輸入代金・対外債務返済等の支払い、国際通貨不均衡の是正、為替相場介入などのために、一定比率以上の外貨や金の資産を保有する義務を有し、その保有する金のことを「金準備(gold reserve)」と言います。
世界情勢から読み解く「金価格」が変動する要因
ここ数年、「有事の金」とも呼ばれる安全資産「金(GOLD)」の買いが殺到し、金価格が上昇し続けています。その背景には、先行きの見えない世界情勢の不安定要素にあると言われています。
では、具体的に金価格が変動する要因は、どんなことがあげられるでしょう。
まずは、上昇する要因ですが、様々な理由はありますが、ここで大きく三つ挙げさせていただきます。
一つ目に、地政学的リスクが高まると金価格が上がると言われています。地政学的リスクとは、世界のある特定の地域が抱える政治的、軍事的、社会的な緊張の高まりによって、その地域の経済や世界経済全体の先行きを不透明にするリスクを指します。二つ目に、先進国(G7)などの経済主要国における世界的な超低金利政策の代替投資先として、価値がゼロにならない金への買いが集中し高値で推移します。三つ目に、世界の基軸通貨である米ドルに対する信用が揺らぐことで、長期的な推移でのリスクヘッジとして金が注目され、需要が下がった米ドルを売り、相対的に金相場が上昇する傾向にあります。
逆に、金価格が下がる理由にはどんな要因があるでしょう。一言で言ってしまえば、前述の「金価格が高騰する要因」の逆になります。地政学的リスクが低くなり世界経済が安定する。世界経済が好景気に沸き、投資家たちの投資対象が利子や配当を生まない金以外に向けられる。世界の基軸通貨(米ドル)の価値が上がることで、利益を生まない金への魅力が下がる。といった具合です。また、一般的に投資家の間では金価格と株価には逆相関性があると言われ、好景気などにより株価が上がれば金価格は下がり、株価が下がれば金価格が上がるというセオリーが存在することから、株と組み合わせて金を保有する傾向があります。
そのほかにも、2019年に金の産出量が11年ぶりの減少となったことや、金の埋蔵量がこのままですとあと10年で枯渇すると言われ、将来的には金の需要と供給のバランスが崩れるとされる「ピークゴールド説」の問題なども金価格が変動する要因として挙げられています。
それでは、過去・現在の世界情勢を振り返ると、金価格はどうなったか見ていきたいと思います。
過去の世界情勢(地政学的リスク)を振り返ると、1973年のイスラエルとエジプト・シリアをはじめとするアラブ諸国の間で勃発した第四次中東戦争では、日本は原油が高騰して第一次オイルショックが発生し経済的打撃を受け、翌年の1974年には世界的に金価格が急騰しました。
そのほかにも、1979年の旧ソ連軍によるアフガニスタン侵攻、1990年の湾岸戦争、2001年のアメリカ同時多発テロ、2003年のイラク戦争、2019年に顕著になった米中貿易摩擦や香港のデモ、2020年初頭のアメリカとイランの緊張関係や、5月にアメリカで発生した白人警官による黒人男性への残虐行為に抗議した運動「BLM(ブラック・ライブズ・マター)運動」など、いずれも地政学的リスクが高まるときに金価格が急騰しています。
一方、経済面においても、世界的株価大暴落となった「ブラックマンデー」や「リーマン・ショック」の際は、投資家を中心に金の上昇要素が揃いはじめ、金価格が高騰しました。
そして2020年、急激に世界中に感染が拡大した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。この未曾有の世界的パンデミック(感染症や伝染病の世界的な大流行)により世界経済は大混乱に陥り、金価格が歴史的な高値圏を推移しています。
このように、世界情勢・経済の先行きが不透明になるなど有事の際には、必ずと言って良いほど安全資産として買われ価格が高騰するのが「金(GOLD)」なのです。
コロナ禍における「金価格」の見通し
今、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、世界経済は停滞し先行きの見えない状況にあります。
感染対策でいえば、ワクチンの早期実用化が着々と実施され始め、経済正常化への期待感が広がるなか、世界各地で変異種が発見され感染の再拡大が懸念されています。世界各国の財政出動や金融政策でいえば、世界経済は金融緩和政策等の影響を受け「おかね(通貨)が溢れている状態」で、金以外の魅力的な投資先が見当たらない状況です。
米中の対立は激化する一方で、中国のコロナウイルス発生源に対する報告の非難やその後の経済政策を踏まえ、ドイツやイギリスなどのヨーロッパ諸国からも中国離れの動きが生まれつつあります。
また、アメリカのバイデン新政権もどう政策を打ち出すのかはっきりとは見えない状況です。
そして、「インフレ懸念やデフォルト危機」「企業や個人の債務の増加」「倒産企業の増加」「失業率拡大」など不確定要素もこれから待ち受けています。
金価格の今後の傾向においても、このコロナショックによる不安定要素や不安心理が拭えない限り、金の価格は高値で推移していくと言われています。しかし、感染拡大が改善され落ち着けば、世界経済は復調する傾向も予測されていますし、金の「買われ過ぎ」状態にも調整が入る可能性があります。
まさに、2020年の8月や11月には、中国実需に回復の傾向、ロシアでの世界初のワクチンが承認、アメリカ・バイデン新政権への期待などの影響から、金売りの流れが生まれ一時的に金価格が下落しました。
また、アメリカの大手金融会社ゴールドマン・サックスが金(GOLD)を「最後の安全資産」と呼んでいましたが、「安全資産」といえどもこの先行きの見えない経済活動の停滞で世界景気の不透明さが残る限り、機関投資家などの換金売りによる下落も起こり得るかもしれません。
個人にとっても、一部のファイナンシャルプランナーなどの専門家によると、コロナ禍において先が見通せない投資よりも「預金」が家族を救う、という意見もあります。
ある統計データでは、「過去の経済ショックや災害をきっかけにどのように資産を運用したか」において、「預金」が全体の約7割を占める結果が出ています。さらに、コロナ禍で世帯収入も減っている今、手元にある程度(半年間生活できるぐらい)のいつでも引き出せる預金は作っておいた方が良いという考えもあります。
「金(GOLD)」は持っているだけでは何も生み出しません。
金(GOLD)をお持ちの方であれば、タンスや押入れに眠った置物・記念コイン・純金小判・宝飾品などの「金製品」を、高値で推移しているうちに売却し預金として現金を手元におくのも良し、また今は売却を考えていなくても買取査定に出してみるのも良し、インゴット(地金・延べ棒)などをお持ちの方でしたら、小分け(精錬分割加工)して一部を売却し一部を残すなど、今後の様々な世界情勢を鑑みると、コロナ禍を乗り切るための手段の一つと言えるかも知れません。
また、これから金(GOLD)を購入される方にとっては、ここまで説明させていただいた通り、世界情勢や景気から相場を読み購入のタイミングを図ると良いでしょう。
いずれにせよ、世界情勢や世界経済の潮流をつかむことが、金(GOLD)相場を知る最大の教科書と言って過言ではありません。
2022年前半の金相場に関して
コロナ禍のここ数年、世界的に金(GOLD)の価格が高騰し、2022年に入ると国内における金相場は、過去最高値を更新し続けています。その背景には「新型コロナウイルス・オミクロン株の爆発的な感染蔓延」「ロシアのウクライナ侵攻による情勢の緊迫化」「日米の金融政策の違いによる約20年ぶり円安ドル高水準」等によるインフレ懸念や政治不安が、金(GOLD)価格上昇の大きな変動要因と言われています。
新型コロナウイルス感染症オミクロン株の感染蔓延
2021年11月に初めて南アフリカからWHOに報告され、その後世界中で爆発的に感染が拡大したオミクロン株。日本においても2022年に入り猛威を振るい感染が急拡大しました。
そもそも、金の国際価格が2020年夏に過去最高値を更新したことも、世界各国の新型コロナウイルスに伴う経済対策や行動規制の強化により、経済停滞の懸念が広がり法定通貨の価値が下がるとみた投資家を中心に、安全資産である金(GOLD)に買いが集中した傾向が強くあります。
その後、アルファ株、デルタ株と次々に変異株が発生し、21年暮れから22年に入りオミクロン株と、不安の高まりから金(GOLD)の根強い需要に繋がっています。
また、ワクチン開発や接種率が向上するにつれ、世界的に経済活動が再開傾向にあり、金融市場の警戒感も緩和したことで、金(GOLD)にとっては逆風となり一時的に売られたものの、新たな変異株の発生等の不安材料から金相場はさほど下がっていません。
ロシアのウクライナ侵攻による情勢の緊迫化
2022年2月24日にロシアがウクライナへの軍事侵攻を行なったことで、世界的なインフレ懸念や政治不安が広がりました。その影響から22年4月には、国内における金(GOLD)の価格は過去最高値を更新し、世界的に見ても上昇傾向にあります。
このような、世界のある特定の地域が抱える政治的、軍事的、社会的な緊張の高まりによって、その地域の経済や世界経済全体の先行きを不透明にするリスクを「地政学的リスク」と呼び、地政学的リスクが高まると金価格が上昇すると言われています。
過去にも、1973年中東戦争による第1次オイルショック、1979年第2次オイルショック、同79年ソビエト連邦によるアフガニスタンへの軍事介入、1982年イギリスとアルゼンチンによるフォークランド紛争など、いずれも金価格が大幅に上昇しています。
また、この度のロシアによるウクライナ侵攻においては、G7やNATO加盟国がロシアに対し厳しい経済制裁措置を発動しており、ロシアからの輸入依存が高かった原油や天然ガスなどのエネルギー価格が供給制限により高騰、停戦の見通しが見えず戦闘が長期化された場合、世界有数の小麦の輸出大国であるウクライナからの小麦の供給量が今後半減する見込みなど、国際的な食糧不足や、エネルギー価格・食糧価格の高騰が懸念されており、世界規模のインフレ(物価上昇)に拍車をかけています。
その一方で、金融市場においては世界経済への先行きに対する不透明感から、リスク回避としてインフレに強い現物資産である金(GOLD)に買いが集まり、金価格が高騰しています。
日米の金融政策の違いによる約20年ぶり円安ドル高水準
2022年4月外国為替市場の円相場は1ドル=126円台に下落し、約20年ぶりの安値水準となり、その後も円安ドル高基調が続いたことと、コロナウイルス感染拡大やウクライナ情勢による世界的なインフレが重なったことが、22年4月国内における金価格の最高値を記録した要因と言われています。
そもそも、なぜドル円相場が急速に円安に動いたのか、それは日米における金融政策の違いにあります。
2020年世界的に感染が蔓延したコロナウイルス感染症に伴う経済対策として、先進各国は金融緩和策を進めてきましたが、 いち早くアメリカは経済活動の再開に伴いインフレを抑え込むために、金融緩和から引き締めに舵を切りました。一方日本では、日銀による大規模な金融緩和が続いており、この政策の違いが金利差を広げ、金利の高いドルを買う傾向に進んだと言われています。
さらに、国内における金価格は、米ドル建て金価格を円換算した価格であるため、急速に進んだ対米ドルの円安は、円建ての金価格をさらに引き上げています。
また、一般的に米ドルの代替投資先とされてきた金(GOLD)は、米ドルの価値が上昇すると売られ下落傾向にありますが、昨今の金融市場においては、この定説が崩され両者とも上昇傾向にあります。そこには、世界経済への警戒感が表れていると言えるでしょう。
2022年、コロナウイルス感染症はオミクロン株をはじめ、今後の変異株の発生や収束も見通せず、ウクライナ情勢も不安定であり、米中対立もますます緊張が高まり、歴史的なインフレも簡単に収まりそうにありません。
今後の金相場も、このような要因を複合的に鑑みると高値圏で推移することが予想できます。
金相場の影響を受ける製品
金相場は金製品の価格に大きな影響を及ぼしています。純度を問わずに金製品は金を原材料として使用している為に金相場が大きく変化する場合にはそれに伴って直接的な影響受け価格の変動を余儀なくされます。また一言に金製品といってもリング(指輪)やネックレスのようなアクセサリーだけでなく時計や金貨・工業用品にも使われています。金が何に使われていくかを簡単に説明していきます。
宝飾品としての金
世界における金の消費量の約70%はこの宝飾品に使われております。世界最古の金に関する歴史は古代シュメール人が高度な加工技術を用いて作成した装飾品(宝飾品)と言われており、その歴史は遥か昔の紀元前から続いています。紀元前から現在に至るまでの長い期間、宝飾品としての金は人々からステータスの象徴として扱われ様々なアイテムが生み出されました。リング(指輪)・ネックレス・ブレスレット・ピアス(イヤリング)等のアクセサリー、金杯・仏具等の宗教儀式由来のアイテム、金貨・大判小判等の貨幣は今でも身近にある宝飾品と言えるでしょう。
工業用品としての金
宝飾品としての金についでに有名なのが工業用品としての金であり、金の性質として展延性・耐腐食性・高い導電性を利用した加工が用いられています。例えば電子部品の電導体やコネクタ部分の表面に金メッキをする事で金の性質のひとつである高い耐腐食性が年月が経っても錆びないように防いでいるのです。他にも高い伝導性と優れた延性を生かした電子部品同士の接続などに用いられています。近年の電気製品の多くには、このような用途で金が使用されているので廃棄された電気製品から金などのレアメタルを回収する事業も展開しております。
医療用品としての金
宝飾品や工業用品だけでなく金は医療用品としても流通しております。主な使用物としては様々な体外検査キットの検査ラインの発色剤として使われたり、関節リウマチの治療には金製剤と呼ばれる金の有機化合物が使用されています。しかし最も知名度が高いのはやはり金歯ではないでしょうか?歯の被せ物として金を利用する事の利点としては耐腐食性が高い為に長期間の仕様が可能ということです。また酸化することもなく変形や変色も少ない為に一度治療したら生涯持つ事もあるほどです。