お葬式のジュエリーのルールとマナー
2015/03/07
お葬式でのジュエリーはどのようなものが適切か。
答えはズバリ、「何もつけないこと」です。
ご不幸があった方の心情を察して、お葬式の際には基本的に、アクセサリー類はいっさい身に着けないのが主流です。
ただ、日本ではパールを身につける習慣も根付いています。
もちろん、パールといってもどんなものでも問題がないわけではありません。
その為、ここではタブーを中心にご紹介しましょう。
まず色は黒、白やナチュラルグレーが好ましいでしょう。
ただし、これらの色であっても金具が金など、目立つ色のものは避けましょう。
また淡水パールの白は同じ白といってもきらきらと輝いて目立つものが多いので、避けるようにしましょう。
形は一連タイプのチョーカーネックレスが最適です。
二連、三連のものは「凶事が重なる」といって大変縁起が悪いので、絶対にやめましょう。
リングをするなら原則としてシンプルな結婚指輪のみにすること。
石のついたタイプであれば式の間は石をまわして指の内側に持ってくるなど周囲への気使いを忘れずに。
可能であれば、外しておく方が良いでしょう。
イヤリングやブローチ、ブレスレットなどはお葬式の場では過度な装飾とされてもおかしくありません。
指輪とネックレス、イヤリングとネックレスぐらいにとどめておくのが礼儀です。
お葬式で和装をするのは親族や故人と親しい関係にあった一部の人のみですが、その際のジュエリーマナーを。
和装には基本的にブレスレットやネックレスなどのジュエリーは不似合いです。
喪服の場合はなおのこと、いっさいアクセサリー類は着けないようにしましょう。
かんざしなどの髪飾りも不要です。
腕時計も、地味なものであっても式の間は外してバッグにしまっておきましょう。