レザー製品のお手入れについて

2016/07/14

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レザー製品のお手入れの重要性

レザー製品は大切に使えば何十年でも使用できます。
経年劣化が味となり、唯一のアイテムになることも。

そんなレザー製品ですが、扱いを間違えると長く使えず、せっかく高いお金で購入したものを捨てざる終えなくなってしまいます。

レザー製品の正しいお手入れを学ぶことで、長く使用する、劣化を最小限にし高く売れるよう保存して頂ければと思います。

レザー製品のお手入れ

レザー製品も人間の皮膚と同じく、汚れや傷、乾燥、紫外線で日々ダメージを受けます。
逆に言えば人間のお肌のトラブル対処と同じことをすれば良いわけです。

1、表面にクリーニング

外の空気は意外に汚れているもので、一日外出した後の衣類には様々な汚れが付着しています。
レザー製品は水分が浸透すると内部からの腐敗の原因となりますので、表面を乾いた布でさっと拭きましょう。

スエード素材などは専用のブラシがありますので、そちらで表面をさっと吹き上げてください。

2、栄養と保湿

人間の皮膚と異なり、レザー製品は自ら油分を精製できません。
このため、乾燥に弱くひび割れの原因を作ってしまいます。

冬などの乾燥する時期には、専用のワックスを塗りこむことで、栄養を与え、保湿することが可能です。

専用のワックスをお持ちでないときは、人間用の乳液でもかまいません。
ただし、乳液には水分も含まれていますので少量をとって、表面に薄く延ばすようにぬるようにしてください。

3、栄養の与えすぎは厳禁

どんなに良いものも過ぎたるは何とかとなり、逆に毒になってしまいます。
レザー製品もワックスを塗るのはレザー表面が乾き始めてからにしましょう。

与えすぎの油分は腐敗や変色の原因となりますので、きっちりタイミングを見計らって行いましょう。

4、強い熱をあてない

レザー製品には強い熱は厳禁です。
濡れたからといってドライヤーを当てたり、ストーブのそばに干したりすると、内分の油分が全て飛んでしまいゴワゴワになり、ひび割れの原因となります。

乾燥させたいときは通気の良い場所で陰干しするようにしましょう。

5、レザー製品にも休息日を

お気に入りの服や靴、バッグは、毎日持っていたい、着たいものですが、レザー製品には数日おきに休息日を設けてください。

特に靴に関しては、人間の足は汗を大量にかく部位の為、3日に一度は使用せず乾かす必要があります。

バッグや衣類も同じく毎日着ることで型崩れがおきる原因となりますので数日に一度は休ませるようにしてください。

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