【2024年最新版】なぜロレックス(ROLEX)は資産価値があるのか
創立100年以上の長い歴史を誇るロレックス(ROLEX)は、その普遍的なデザインと圧倒的な知名度から単に時計として楽しまれるだけでなく資産として保持できるのはご存知でしょうか。ロレックス(ROLEX)は年々と価格改定が行われており、生産数も限られている為買取店や中古品販売店やネットオークションでは定価の何倍もの高値で取引されております。今回は、ロレックス(ROLEX)の魅力を投資や資産価値としての観点からお伝えします。
◾️ 目次
従来の投資と比較
世の中には株式投資や外国為替証拠金取引(FX)など様々な投資方法があります。一方で金を定期的に購入し現金ではなくインゴットや金貨を資産として保管される方や最近では限定品のホビーグッズを新品未開封のまま保存し有事に備える話も増えております。以下は代表例として株式投資、金投資、そしてロレックス(ROLEX)の投資について比較します。
株式投資
株式投資とは企業の事業活動に必要な資金を集める為に発行された株を売買することを指します。2014年にはNISA(個人投資家向けの税制優遇制度)が改変されることもあり、株式投資について興味を持たれる方もいらっしゃいます。メリットとして企業利益の一部を配当金として受取が出来ます。また、株主優待券が配布され日々の生活の一助として活用することが可能です。株式の価格変動や企業の不祥事、経営難による株価下落がリスクとして挙げられます。
金の資産運用
昔から安定資産として代表される金は値動きが少ないことから投資のリスクヘッジとして金を保有されています。田中貴金属や日本マテリアルなどのいわゆる「地金屋」ではインゴットを1gから購入できるため、初心者の方でも気軽にお買い求めいただけます。特に近年は2008年に起きたリーマンショックや新型コロナウイルスの感染拡大、ロシアによるウクライナ侵攻などの世界情勢によって金価格の高騰が起きています。こういった世界規模で起きたリスクは金の買い手が増え、価格は上昇しますが為替の変動や世界情勢に落ち着きが見え始めると金価格は下落し本来の価格へと戻ります。金価格が1万を突破した令和5年2023年10月現在においては、金を購入するタイミングが重要とされます。
ロレックス(ROLEX)の投資・資産価値としての魅力
定価が上がり続けている
ロレックス(ROLEX)は年に数回に及ぶ価格改定が行われており、およそ5~10%にかけて値上がりしています。この価格改定ですが、実は過去に一度も価格が下がっておりません。2019年に問題となった新型コロナウイルスの感染拡大による部品確保の困難やロシアによるウクライナ侵攻は原価高騰を引き起こしたことなど世界情勢の動きや人件費確保など価格改定には様々な理由がありますが、今後も更なる値上げされると予想する声は多いです。
圧倒的なブランドネームと人気ぶり
パーペチュアル、オイスターケース、デイトジャスト。ロレックス(ROLEX)が世界に誇る3大機構は長年にわたりブランドネームを押し上げてきました。1927年の海峡横断チャレンジや1953年のエベレスト登頂、1959年に開催されたデイトナビーチなど広告宣伝と確かな機能性を証明することで時計業界においての絶対的な地位を確立。1980年代の“クオーツショック”を乗り越えたロレックス(ROLEX)は今日も世界中で愛用されています。初登場から色褪せない普遍的なデザインは、年齢問わず多くの時計ユーザーから支持を獲得しその人気は決して揺るがないものと言っても過言ではありません。
生産数の少なさ
世界中で人気のロレックス(ROLEX)ですが、その生産数は年間でおよそ100万本といわれています。職人が時計1本1本を手作りし、製造から組立や検査も全て自社で行う為、生産数にはある程度の限界があります。2019年には新型コロナウイルス拡大によりロレックス(ROLEX)は工場の閉鎖が余儀なくされたことで生産数の低下並びにロレックス(ROLEX)の中古相場は大幅に増加しました。元々、生産数が少ないうえに自然災害やロレックス(ROLEX)の拠点であるスイスに有事の際は中古相場がどこまで伸びるのか想像がつきません。
資産としてふさわしいモデルは?
ひとくちにロレックス(ROLEX)といってもモデルは様々です。デイトジャストやエクスプローラー、デイトナ、サブマリーナー等々。基本的にどのモデルもロングセラーを誇り人気ですが、投資や資産価値として考えるとその見方は変わります。近年は金相場の高騰もあり、金無垢時計を投資としてイメージされるかと思います。実際のところ中古相場ではステンレス製のスポーツモデルが国内外問わず需要があり、リセール率も高いです。以下はスポーツモデルでも特に人気・リセール率が共に高いモデルをご紹介します。
デイトナRef.116520
商品画像 | |
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商品詳細 | |
型番 | 116520 |
定価(当時) | 1,242,000円 |
製造期間 | 2000年~2016年 |
文字盤 | 黒または白 |
ケースサイズ | 40mm |
キングオブロレックスとしても名高いデイトナは1961年に初めてリリースしました。NASAの宇宙開発と人類の偉大なる一歩を夢に開発されたコスモグラフ・デイトナはリリースから1988年までヴァルジュー社製の手巻きムーブメントを採用し、その後2000年まではゼニス社製のムーブメントでした。こうした背景と2000年というミレニアムイヤーに誕生したRef.116520はロレックス(ROLEX)初の完全自社製ムーブメントが搭載されたデイトナの中でも特別なモデルなのです。基本的なデザインは前モデルであるRef.16520の面影を残しつつインダイヤルのレイアウト変更やインデックスの大型化などの視認性が見直されました。耐久面ではパラクロム製ヒゲゼンマイを採用し、これまでよりも耐磁性がアップしました。2007年にはマイナーチェンジとしてブルーパラクロム・ゼンマイが使用されており、2013年では夜光塗料がルミノバからクロマライトへと変更されました。それまでのルミノバと比べてクロマライトは発光継続時間が4→8時間まで伸ばしました。 |
年代 | 価格 |
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2017年 | ¥1,620,000 |
2018年 | ¥1,980,000 |
2019年 | ¥2,150,000 |
2020年 | ¥2,300,000 |
2021年 | ¥2,880,000 |
2022年 | ¥3,650,000 |
2023年 | ¥3,470,000 |
2024年2月 | ¥3,620,000 |
GMTマスターⅡRef.116710BLNR
商品画像 | |
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商品詳細 | |
型番 | 116710BLNR |
定価(当時) | 864,000円 |
製造期間 | 2013年~2019年 |
文字盤 | 黒×青 |
ケースサイズ | 40mm |
GMTマスターⅡは最大で3か国の時刻を瞬時に視認することができるロレックス(ROLEX)のパイロットウォッチ。Ref.116710BLNRは2013年から登場したが6年間という比較的短い期間で生産が終了した。BLNRとはベゼルのカラーを指しており、BLはフランス語で青(Bleu)、NRは黒(Lunette Noir)のツートンカラーであることを意味する。その色合いから通称“バットマン”と呼ばれているRef.116710BLNRは数回のマイナーチェンジを重ねた後、2019年に生産終了。前モデルRef.16710と比べてベゼルの素材がアルミからセラミック製が採用され、ベゼルの数字はシールではなく掘り込み式となった。リューズはツインロックリューズからトリプロックリューズへと変更し、ダイヤルの24時間針はベゼルのカラーリングに合わせたブルーカラーに仕様変更された。 |
年代 | 価格 |
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2017年 | ¥1,078,000 |
2018年 | ¥1,346,000 |
2019年 | ¥1,660,000 |
2020年 | ¥1,682,000 |
2021年 | ¥1,937,000 |
2022年 | ¥2,334,000 |
2023年 | ¥2,120,000 |
サブマリーナRef.116710BLNR
商品画像 | |
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商品詳細 | |
型番 | 116610LV |
定価(当時) | - |
製造期間 | 2010年~2020年 |
文字盤 | 緑 |
ケースサイズ | 40mm |
Ref.116610LVはサブマリーナ50周年(2003年)に登場した16610LVの後継者として2010年に登場。最も大きな変更点としてダイヤルカラーが黒から緑へと生まれ変わった。ベゼルには色彩を長期間にわたって保持できるよう耐蝕性と対傷性に長けたセラミック製のベゼルが採用された。さらにベゼルはプラチナ特殊コーティングが施されており、潜水時間と減圧停止が正確に出来るようになった。ラグは大型化されることで耐久性を高めることに成功。ロレックス(ROLEX)による独自開発したブルーパラクロム・ヒゲゼンマイが導入されたことで耐磁性・耐衝撃性が向上した。バックルはグライドロッククラスプへと進化し、使用者本人がブレスのサイズ調整が可能になるなど堅牢性に限らず高級さと実用性にも抜かりない。 |
年代 | 価格 |
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2017年 | ¥1,158,000 |
2018年 | ¥1,420,000 |
2019年 | ¥1,647,000 |
2020年 | ¥1,713,000 |
2021年 | ¥2,488,000 |
2022年 | ¥3,180,000 |
2023年 | ¥2,200,000 |
ロレックス(ROLEX)の購入・買取での注意点
ここまではロレックス(ROLEX)の投資・資産価値として綴ってきました。次はご購入や、買取にお持ち込みされる際の注意点について解説致します。生産が少ないうえに絶大な人気を誇るロレックス(ROLEX)にはそれなりの事情やあらかじめ抑えておきたい点がいくつもあります。今後の参考としてご活用いただければ幸いです。
モデル選び
前述にてデイトナやGMTマスターシリーズやサブマリーナなど人気でリセール率の高いモデルをご紹介しました。リファレンスナンバーによって分けられるのが時計モデルの常ではありますが、見た目が新旧で見分けの付きづらい場合がほとんどです。特にロレックス(ROLEX)は初代モデルをリスペクトした時計が多く、その普遍的なデザインが人気のポイントでもあります。お目当てのモデルを購入される際は、ベゼルの彫り具合やケースのサイズなど細かな違いを把握しておきましょう。
付属品は必ず保管
ロレックス(ROLEX)を購入した際に説明書や箱などが付属されますが、中でもギャランティカード(保証書)は最も重要とされます。ギャランティカードには型番やシリアルナンバー、購入日や購入されたお店などの情報が盛り込まれており、買取店でも査定する際の真贋・信憑性・高価買取として役立ちます。近年は時計店や中古ブランド販売店を中心に強盗事件が多発しており、盗まれた時計が買取店に持ち込まれる話もあります。お持ちのロレックス(ROLEX)が少しでも高く、スムーズにお買取出来るよう付属品は必ず保管しておきましょう。
円安と円高
ロレックス(ROLEX)に限らず、海外ブランドの時計は為替相場及び円安・円高が密接に関係しています。スイスを中心に海外から輸入されるロレックス(ROLEX)は円高の時期は安くなります。反対に円安になってしまうと輸入費が高くついてしまう為に時計の値段が上がります。海外からの観光客にとって円安は絶好の機会ということもあり、中古時計店もインバウンドに備えて値上げることもあります。“円安=売り時 円高=買い時”こちらの2点を覚えておくだけでもお得にかしこくロレックス(ROLEX)の投資・資産運用が可能です。
まとめ
その1)資産・投資目的として購入するならスポーツ(ステンレス)モデルがおすすめ
その2)同じモデルでも型番や製造年によってデザインが異なるので下調べが大切
その3)少しでも高く売るためには付属品が不可欠
その4)ご売却のタイミングは円安
なぜロレックス(ROLEX)には資産価値があるのかをご説明しました。「好きなものを買って楽しんで売る」ことが資産運用として成立する。時計好きの方はもちろん、これから資産運用を検討される方にとっては大変魅力的なのではないでしょうか。ゴールドプラザではロレックス(ROLEX)の買取はもちろん販売も行っております。オンラインストアでは時計の状態や付属品の有無もご確認することができます。まずはお見積もりをご希望される方は店頭買取以外にもLINE査定もございます。お写真数枚でおおよその買取金額をご案内します。ロレックス(ROLEX)の買取と販売は是非、ゴールドプラザまでお気軽にご相談くださいませ。
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