カルティエのメンテナンス方法

2016/04/05

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カルティエタンクなど上質な腕時計は、できるだけ長く使いたいものです。そのためには、定期的なメンテナンスを怠らないことが大切です。
しかしメンテナンスといっても、どういったものをどのくらいの頻度で行う必要があるのか、良く分からないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、カルティエの腕時計のメンテナンス方法についてご紹介しましょう。

5年に一度はオーバーホールを

腕時計のメンテナンスでは定期的なオーバーホールが必要です。オーバーホールとは時計を点検し、不具合がある場合には修理するというものです。車検のようなものですね。
オーバーホールを定期的に行っていれば、不具合が起きにくいため大切なカルティエの腕時計を長く愛用することができるでしょう。
カルティエではオーバーホールにあたる「コンプリートサービス」を行っており、5年に1度の頻度で受けることを推奨しています。
これはタンクに限らず、パシャやサントスなど全ての腕時計に対して行われていますので、カルティエの時計を長期間使用している方は、一度オーバーホールの相談をしてみても良いでしょう。

2年に一度は部品や電池の交換を

カルティエでは、防水仕様の時計に必要な防水パッキンの定期的な交換を「メンテナンスサービス」として行っています。
また、クォーツ時計の場合には、定期的な電池交換が必要です。
いずれも、2年に1回程度の頻度で、これらのメンテナンスを受けることが推奨されています。

時計オーバーホール承ります

項目も充実、時計技術者が行う有料サービス

カルティエの直営店や正規特約店で行うメンテナンスは有料ですが、カルティエの時計技術者が対応するため、安心して依頼できます。
さらに行ったメンテナンスには1年間の保証もつきます。
さらに電池交換を依頼すると、単純に電池を交換するだけでなく、ムーブメントの点検やブレスレットの超音波洗浄も合わせて行うなど、サービスごとにさまざまなメンテナンスサービスが付いています。

日常のお手入れも大切

カルティエを長く愛用するためには、定期的なオーバーホールや部品交換などのメンテナンスだけではなく、日頃のお手入れや時計の保管方法にも気をつけなければなりません。
時計の表面や付いている宝石を傷つける可能性がありますので、腕時計を使用する際は、同じ腕にブレスレットなどをつける事はやめましょう。
また磁気を発しているものに時計を近付けると、ムーブメントの不具合に繋がります。
身近なものとしては、磁気ネックレスやオーディオのスピーカーの上に保管しないといった点には気をつけしょう。
色や材質が損なわれてしまう原因になりますので、直射日光が当たる場所や湿気の多い所に保管するのもNGです。
脱衣所は湿度が高くなるため、お風呂に入る際に置きっぱなしにすることはおすすめできません。
今回は、カルティエで行われているメンテナンスサービスや日常的なお手入れ方法・保管に気をつけることをご紹介しました。
カルティエの腕時計をより長く愛用するために、日頃のお手入れを怠らず、定期的なメンテナンスを忘れず受けるようにしましょう。
また、所有しているモデルによってメンテナンス方法が異なる場合がありますので、詳しく知りたい方は、公式ホームページや、カルティエの直営店、カスタマーサービスセンターなどに問い合わせてみましょう。