ブラックオパールの種類と選び方

2015/12/26

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ブラックオパールは真っ黒というわけではなく、複雑な色味を持っている魅力的な宝石です。

特に加工を施すことなく、これだけの風合いが出る宝石はほかにはないと言えます。

そこで、ブラックオパールの種類と選び方についてご紹介しましょう。

ブラックオパールってどんな石?

発見されたのは1902年と新しい石ですが、日本では人気が高い宝石です。

鉱物としてのオパールは世界中で産出されていますが、宝石としての価値があるものの産地は少なく、古くはハンガリー、現在ではオーストラリアやメキシコがメインの産地となっています。

中でもブラックオパールは、オーストラリアの小さな町ライトニングリッジでしか採掘されません。

石の表面は複雑な色合いを持ち、角度や光の状態によって変化します。

これが「遊色効果」といわれるブラックオパールの大きな特徴で、同じ色の石は2つとなく、そのため必然的に価値が高い石になっています。

オパールの種類は?

そもそもオパールには、さまざまな種類があります。

ここでは、ブラック以外の主な種類についてご紹介します。

ホワイト

白くてキラキラした、オパールの代表的なカラーです。

ライトオパールと呼ばれることもあります。

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ボルダー

鉄鉱石の隙間から採掘されるため、ボルダー(岩)という名前がつけられたオパールです。

裏面は掘り出した鉄鉱石部分を残すものもあります。

ウォーター

薄い青みがかった透明感のあるオパールで、青や緑の遊色効果が見られるものもあります。

高い透明感で水滴のように美しいということから、ウォーターと名付けられたと言われています。

ファイア

赤だけでなく黄色やオレンジ色もありますが、半透明なのが特徴です。

ブラックオパールの選び方は?

黒っぽさがなく、石全体に遊色が広がり輝きがはっきりしたものが良質なブラックオパールとされています。

遊色効果においては、大きな動きで広い角度から見て取ることができるものが高評価になりますし、遊色のパターンが珍しければさらに評価が上がります。

一般的に評価の高い色は赤、次いでオレンジ、それ以降は黄色、緑、青、紫の順とされています。

ただし、石全体がぼんやりとした色味だったり、遊色効果が鈍かったりするものは、赤が多く出ていても美しさを感じることはできませんので、評価が低くなる傾向にあります。

まずは輝きを優先して選び、そこにどれだけの色と遊色効果があるかで判断すると良いしょう。

ただし、すべてがオンリーワンで同じ石は存在しませんので、大きさを優先するものひとつの手だと言えます。

ブラックオパールの魅力は、独特の遊色効果だけでなく、同じものが2つとないという特別感にもあります。

似た石を探すことさえ実に困難で、これはほかの宝石ではなかなか味わうことのできないものだと言えるでしょう。

色や輝きに対する評価の基準はありますが、それだけにとらわれずに「これこそは!」と思うブラックオパールを見つけることができたら、ぜひその出会いを大切にしてください。

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