グッチのラインの種類

2016/05/01

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ほかの高級ブランドと同じように、グッチにもさまざまな種類のラインがあります。

ただし、ラインと名前が付くものは、飾り金具別になっていて、GGキャンパスなど素材別でラインと名の付くものは、ほとんどありません。

そこで今回は、グッチのバッグなどにはどのようなものがあるのかを知るために、一般的なラインの主な種類について紹介しましょう。

オールドグッチライン

1980年代頃までの古いモデルのことを「オールドグッチライン」と呼びます。

古き良き時代を思わせるアンティークなデザインを持つこのラインは、今でも愛するマニアが多くいることもあり、希少価値が高いものだと言われています。

イタリアの猪を使用したピグスキンをはじめ、カーフなどの皮製やナイロン製など、素材は多種多様なものがあります。

ジャッキーライン

元アメリカ大統領の妻であるJ.F.ジャックリーン・ケネディが愛用していたショルダーバッグであったことから、彼女の愛称で呼ばれるようになったというラインが「ジャッキーライン」。

こちらは、四角い金具が特徴です。

革新的なアイテムながらグッチならではの厳格な基準を満たしているという、美しさと機能性を兼ね備えたラインと言われています。

1990年代には、円筒型の金具が特徴の「ニュージャッキーライン」も登場します。

シェリーライン

別名リボンラインとも言う、ウェビングリボンと呼ばれる帯をデザインに取り入れたのが、「シェリーライン」です。

このラインの帯となっている部分は、実は馬具の腹帯が起源。馬がセレブのシンボルだということから、デザインに取り入れたようです。

帯の部分は緑、赤、緑と鮮やかなイタリアンカラーが基本ですが、オールドグッチにもある青、赤、青のリボンのほか、シックな色合いなど、近年にはさまざまなカラーバリエーションが登場しています。

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プリンシーライン

「プリンシーライン」は、リボン型の結び紐が2カ所に付いているのが特徴的なラインです。

比較的落ち着きのあるデザインのグッチのバッグに、蝶結びのリボンが付いていることで、女性らしさを引き立てているアイテムだと人気があります。

蝶結びには、シェリーラインと同じようなウェビングリボンのほか、カーフリボンが使用されたタイプもあります。

バンブーライン

第二次世界大戦中に行われた経済制裁によって、皮革を使用するのが難しくなった時代に生まれた、持ち手に竹を使用しているラインが「バンブーライン」です。

中には、スナップ部分に竹が用いられることもあります。

ただし、持ち手が竹の場合、素材がカーフやピグスキンの場合はバンブーラインとされますが、素材がGGキャンバスのときには、ジャッキーラインに入ることも多いので、ちょっと複雑なラインです。

グッチシマ

「グッチシマ」は、カーフレザーのみを素材に使用しており、イタリア伝統の職人技を駆使し、熱でエンボス加工した「GG」のマークのモチーフが特徴です。

ラインにあたる金具は付いていながら、素材名の「グッチシマ」でラインとされる、グッチの中でも価格帯は比較的に高めで、格調あるものです。

ただし、伝統的な製法で作られながらも豊富なカラーバリエーションなど、新しいスタイルも提案されている注目のラインです。

今回紹介した以外にも、グッチにはさまざまなラインや素材の物があります。

オールドグッチ、またドーン・メローやトム・フォードが関わった1990年代頃、そして現代というように、時代によって違いを感じることができるのではないでしょうか。

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