ペアーシェイプダイヤモンドの選び方
2015/09/29
ペアーシェイプダイヤモンドといえば、雫のような形が印象的。
その独特な形状から、ネックレスに用いられることが多いカット方法で、上質な雰囲気があると幅広い年代に人気です。
ここでは、ペアーシェイプダイヤモンドの選び方などについて詳しくご紹介していきます。
ペアーシェイプダイヤモンドとは?
別名を「ティアドロップ」といい、涙の雫や洋梨(ペア)に似た形をしている、シンプルながらも個性的な装いを楽しむことができるダイヤモンドです。
最近では、特に大粒のダイヤモンドに多く見られ、世界最古の国際競売会社であるサザビーズのオークションでは、10カラットや30カラットのものも出品されています。
ペアーシェイプダイヤモンドはネックレスだけでなく、リングやティアラなどにもよく用いられます。
ティアラのセンターに配置するとその形が目を引きますし、ディスバージョンといわれる分散光がとても美しく見えます。
カットの良いペアーシェイプダイヤモンドであれば、10メートルほどの距離があってもそのキラキラとした輝きをしっかりと確認できるほどです。
結婚式で選ばれることが多いのも納得ですね。
また、リングでは指先にかけてほっそりとしたデザインを選ぶと、指がスッキリとした印象になります。
ペアーシェイプダイヤモンドの選び方
ダイヤモンドを選ぶポイントには、透明度と輝き、スタイルの美しさ、角度を変えた時にきちんと輝きを見て取ることができるかどうか、などがあげられます。
気に入ったペアーシェイプダイヤモンドを見つけたら、まずは透明度と全体のバランスを確認しましょう。
また、石を手に取って照明や太陽光の元で、どれくらいキラキラしているかも自分の眼で確認しましょう。
「一目ぼれして即購入!」というのも悪くはありませんが、できれば他のペアーシェイプダイヤモンドとよく比べてみて、輝きやスタイルが自分好みのものなのか、念入りに選ぶことをおすすめします。
キズやカラーのグレードを確認することも大切ですが、あまりそこにこだわりすぎると、お気に入りのダイヤモンドに出会える可能性を下げてしまうことにもなりかねません。
ダイヤモンドは、あくまでも自然界で生まれた結晶だということを踏まえたうえで、選ぶとよいでしょう。
気を付けたいポイントは?
形の美しさは個人的な好みもあるので、「ペアーシェイプダイヤモンドは、こうでなければならない」といった定義はありません。
ただし一般的には、円をかたどった部分がちょうど真円になるような形が美しいと言われています。
また、形によって光を受けたときの輝き方も変わってきますので、しっかりと光に当てて確認しましょう。
シンプルなダイヤモンドはすでに持っているので、次はペアーシェイプダイヤモンドを選びたい。
そんな声が多く聞かれるのは、ペアーシェイプが品格を保ちながらも個性的できらびやかなオシャレが楽しめるカット方法だからでしょう。
同じペアーシェイプダイヤモンドでも、輝き方など個々で印象がかなり異なりますので、選ぶ際には必ず手に取って自分の眼で確認することが大切です。