ロレックス(ROLEX)のアニバーサリーウォッチについて

2019/07/28

ロレックス(ROLEX)といえば、王冠のマークが有名で「時計界の王様」とも呼ばれていますが、その所以は、ファンから愛されるいくつものロングセラーモデルがあるからではないでしょうか。今回は、そんなロングセラーモデルのアニバーサリーウォッチについて触れてみたいと思います。
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ロレックス(ROLEX)が愛されている理由

 1905年に創業したロレックス(ROLEX)は、その100年以上続く歴史の中で、みなさんもご存知のように、時計ブランドとして業界に大きな功績を残しています。創業当時、まだ懐中時計が主流だった時代から、腕時計の可能性に着目し、今日の腕時計に欠かせない多くの機能を開発しています。
代表的なものとして、「腕時計用クロノメーター」「オイスターケース」「パーペチュアル機構」「デイトジャスト機構」などが挙げられます。
1910年、腕時計としては初の「クロノメーター(船の揺れや温度変化に影響されない機械式時計)」として、スイス時計製造協会の認定を受けます。
1926年、牡蠣の殻のように固く閉じた様が名前の由来にもなった「オイスターケース」が開発されます。これは、金属の塊をくり抜き特殊な技術でねじ込み式リューズを装着した、堅牢で優れた防水・防埃機能を併せ持った画期的なケースとなりました。その証拠に翌年の1927年には「オイスターケース」を用いた腕時計を着け、遠泳でドーバー海峡を横断することにも成功しています。
1931年、今日の自動巻き機構の原点ともなった「パーペチュアル機構」が開発され、効率が良い高性能の自動巻腕時計が誕生します。後にロレックス(ROLEX)のベース仕様「オイスターパーペチュアル」もこの時点からのスタートとなります。
1945年、世界初の文字盤に日付窓を備えたカレンダー機能「デイトジャスト機構」が開発されます。

 このように、腕時計のパイオニアとして実用性に早くから取り組んできた結果、数々の画期的な発明で世間における技術面での信頼を勝ち取り、不変的なデザインセンスと堅実な生産体制で時計界の王様として確固たる地位を確立し、世界中から愛される存在になったのではないでしょうか。
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ロレックス(ROLEX)の50周年記念モデル(アニバーサリーモデル)について

 世界中にはたくさんの時計ブランド・メーカーが存在しますが、ロレックス(ROLEX)のように多くの名作・銘品モデルを世に送り出し、かつ半世紀以上続くロングセラーモデルがいくつも存在するのは、世界でもロレックス(ROLEX)だけと言っても過言ではありません。
そのためか、中古市場におけるロレックス(ROLEX)の資産価値も高く、モデルの人気の差や状態にもよりますが、一般的に「値崩れしにくく安定的」と言われています。特に人気が高いのが、アニバーサリーモデルなどの限定モデルで、半世紀以上ものロングセラーモデルに関しては、発売から50周年を記念した「50周年記念モデル」として節目の年に発表され、世界中のファンからの注目を集めています。

 ではここからは、今までに発売された「50周年記念モデル」の一部を取り上げてみたいと思います。

サブマリーナー 50周年記念モデル(Ref.116610LV)

 「ダイバーズウォッチの原型」と言われ、1953年に世界初のダイバーズウオッチとして誕生した「サブマリーナ」。映画007シリーズで主人公ジェームス・ボンドが着けていたことからボンド・ウォッチとしても知られ、ロレックス(ROLEX)の中でも一際人気の高いシリーズです。
「サブマリーナ」の50周年記念モデルは2003年に発売され、当時の日本での定価は¥648,000(税込)でした。
主な特徴として、ロレックス(ROLEX)のコーポレートカラーであるグリーンをベゼルに採用したことから、通称「グリーンサブ」「緑サブ」として知られています。また、現在の流通市場おいては、新品の場合は当時の定価3倍以上、中古の場合は当時の定価2倍以上で取引されていると言われています(※2019年7月時点・品質状態によっては取引価格が下がる場合も想定されます)。
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デイデイト 50周年記念モデル(Ref.118348ZEA)

 「究極のステータスウォッチ」や「プレジデントの時計」と言われ、1956年の発表された「デイデイト」。名前の通り文字盤の窓に日付とフルスペルの曜日が表示され、すべての素材に金またはプラチナを使ったハイエンドモデルです。
「デイデイト」の50周年記念モデルは2006年に発売され、当時の日本での定価は¥5,428,500(税込)でした。
主な特徴として、文字盤(ダイヤル)がダイヤモンドとグリーンのエナメル素材、ベゼルにもダイヤモンドが散りばめられ、時計ケースとベルトには金を用いた仕様になっています。また、現在の流通市場おいては、新品・中古ともに当時の定価と同等もしくはそれ以上で取引されていると言われています(※2019年7月時点・品質状態によっては取引価格が下がる場合も想定されます)。
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ミルガウス 50周年記念モデル(Ref.116400GV)

 強い磁場などに晒されることが多い医療・科学業界の要望に応えるため、1956年に誕生した「ミルガウス」。名前の「ミル」はフランス語で「1000」の意味で、最大1000ガウスの耐磁性能を備えたモデルになります。スイス・ジュネーブの欧州合同原子核研究機構の科学者が着用する時計として有名になりました。
「ミルガウス」の50周年記念モデルは2007年に発売され、当時の日本での定価は¥724,500(税込)でした。
主な特徴として、ロレックス初のグリーンのサファイアクリスタルガラスを採用したことから、通称「ミルガウス グリーン」と呼ばれています。初期モデルの特徴の一つであったイナズマ針をオレンジ色で復刻させたことも話題になりました。
また、現在の流通市場おいては、新品の場合は当時の定価1.5倍以上、中古の場合は当時の定価1.3倍以上で取引されていると言われています(※2019年7月時点・品質状態によっては取引価格が下がる場合も想定されます)。
ロレックス(ROLEX)時計画像

コスモグラフ デイトナ 50周年記念モデル(Ref.116506)

 ロレックス(ROLEX)の中で唯一のクロノグラフモデル「コスモグラフ デイトナ」は、1963年に誕生します。通称「デイトナ」は数々のモデルの中でも人気・知名度ともに高く、今もロレックスの「王様」として君臨しています。
「コスモグラフ デイトナ」の50周年記念モデルは2013年に発売され、当時の日本での定価は¥7,344,000(税込)でした。
主な特徴として、本体にスポーツタイプのモデルとして唯一のプラチナを採用し、文字盤(ダイヤル)にはアイスブルーのカラーリングを施したところから、通称「プラチナ アイスブルー・デイトナ」と呼ばれています。また、現在の流通市場おいては、新品・中古ともに当時の定価1.2倍以上で取引されていると言われています(※2019年7月時点・品質状態によっては取引価格が下がる場合も想定されます)。
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シードゥエラー 50周年記念モデル(Ref.126600)

 「深海を制覇した時計」として知られる「シードゥエラー」は、ロレックス(ROLEX)最高機能を備えたダイバーズウォッチとして、1967年に発表されます。
「シードゥエラー」の50周年記念モデルは2017年に発売され、当時の日本での定価は¥1,166,400(税込)でした。
主な特徴として、本体が43mmにサイズアップされ、初代モデルを彷彿とさせる文字盤の「SEA-DWELLER」の印字が赤になっていることから、通称「赤シード」と呼ばれています。また、現在の流通市場おいては、新品の場合は当時の定価1.5倍以上、中古の場合は当時の定価1.4倍以上で取引されていると言われています(※2019年7月時点・品質状態によっては取引価格が下がる場合も想定されます)。
ロレックス(ROLEX)時計画像

 以上になりますが、みなさんお気づきになった点はないでしょうか?
実はここまで取り上げたアニバーサリーモデルすべてが、一概には言えませんが現時点で定価より価格が下がっていません。
これは通常のモデルでも言えることで、ロレックス(ROLEX)の腕時計が、長い年月使用できるよう高い技術力で製作されているため、経年劣化も起こらず実用価値が下がりにくいと言われているからです。また、通常のモデルでも資産価値が高いと言われているなか、今回取り上げた限定モデルである「50周年記念モデル」には、ファンにはたまらない付加価値が付きプレミア感が増します。
したがって、今後発表されるであろうロレックス(ROLEX)アニバーサリーウォッチたちにも世界中から注目が集まるでしょう。
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