ロレックス(ROLEX)の名を世界に轟かした3大発明
2016/12/20ROLEXの3大発明とは
オイスターケース、パーペチュアル、デイトジャストの3つです。
オイスターケース
まず1つ目のオイスターケースが発明されたのは1926年。
オイスターとはそのままの意味であります牡蠣からなぞらえております。
牡蠣の殻の固さが防水性能や頑丈さを表すのにぴったりだったんですね。
それを実際に証明しようと翌年の1927年に海峡横断チャレンジをし、結果は見事、浸水することなくROLEXは動き続けたのです。
パーペチュアル
オイスターケースが世界に認められてから4年後の1931年に発表されたのがパーペチュアルです。
このパーペチュアルとは自動巻きのメカニズムであり日本語に訳しますと「永遠」という意味です。
当時の腕時計はまだ手巻き時計が主流であり、使っていくにつれ愛着が湧いて来ます。
ですが正直なところみんながみんなそうではなかったんですね。
やはりどうしても面倒だと感じてしまう人も少なくありませんでした。
さらに厄介なのがオイスターケースであるROLEXの時計も手巻き時計であった為、巻いた際にどうしても埃や水が入ってしまう事態に。
この事態を解決する為、1931年にエミール・ボーラーが自動でゼンマイを巻き上げるメカニズム「パーペチュアル」を開発しました。
デイトジャスト
1945年には、デイトジャストを発表。
実はこの頃、日付機能が搭載されている腕時計は既に存在しておりました。
しかしこのデイトジャストは今までとは全く違ったものでした。
既存していた日付機能は文字盤の外側に1から31を細かく刻みそこへ秒針の様に日にちを針で表していました。
これをポインターデイトといいます。
変わってデイトジャストは3時付近に小窓を作り、そこに日にちを表すデザインにしたことで瞬時に確認が出来る様になりました。
この3時付近というのはワイシャツを着ていても見えるという世のビジネスマンにとって大変ありがたいデザインでもあったのです。
加えて0時丁度に日にちが変わるという高機能も評価され瞬く間にデイトジャストは世の注目を集めました。
最初のオイスターケースの1926年から僅か20年の出来事です。
その後、3つの発明品を基盤にエクスプローラー、サブマリーナ、GMTマスターなどROLEXは次々と新しいデザインを発表し世の中へ放ち、世界メーカーとしての地位を確立していくのです。