高級食器メーカー ウェッジウッド

2017/01/21


高級陶磁器メーカーのウェッジウッドです!
ウェッジウッドがどのような会社なのかをご紹介していきたいと思います。

ウェッジウッドの創設者ジョサイヤ・ウェッジウッド

ウェッジウッドの創設者であるジョサイヤ・ウェッジウッドは写真ロゴにもあるように、イタリア、イングランドで陶芸家の子供として生まれます。
早くに父を失くし、工房を継いだ兄に、陶芸を学び始めます。
ジョサイヤは若くして陶芸技術や知識が認められ、1759年、28歳という若さで独立、開業します。
そうです、これがウェッジウッド社の始まりです。

代表作 クイーンズウェア(女王の陶器、Queen’s Ware)

創業から3年後の1762年、ジョサイヤは会社の代表作ともいえる、作品を完成させます。
エナメルを使ったクリーム色の陶器で、その3年後の1765年、シャーロット王妃に献上し「クイーンズウェア」と言う名称の使用が許されました。
クイーンズウェアは、王侯貴族はもとより一般市民にも浸透し、さらにヨーロッパだけでなくアメリカ大陸にも出荷されました。

ジャスパーウェア

1744年、ジョサイヤが何千回の研鑽の結果完成させた炻器で、素地自体に色素を含有させるというユニークな作品。
ギリシャ、ローマ時代の神話をモチーフに精巧なレリーフ(浮彫)が特徴的で、古代ローマで作られたカメオ、ガラスの作品である「ポーランドの壺」をモデルにしたジャスパーウェアもあります。
のちの現在、このポーランドの壺がウェッジウッドのロゴに組み込まれています。(W部分)
ジャスパーウェアには様々な色の種類があり、ロゴにも使われているペールブルーという明るい青色が特に有名で、ペールブルーはウェッジウッド・ブルーとも呼ばれ、ウェッジウッドを象徴する色でもあります。

世界三大ディナーセット フロッグサービス

ウエッジウッドのフロッグサービスは、愛陶家として知られるロシアの女帝、エカチェリーナ2世からも注文を受け、作られたもので、ロイヤルコペンハーゲン「フローラ・ダニカ」、マイセン「スワン・シリーズ」と並び世界三大ディナーセットの一つとされています。
一つ一つに英国の庭園風景画が描かれていて、なんと952点から成ります。
エカチェリーナ2世の庭園にいた蛙が紋章として刻まれていることから、この名前が付いたと言われています。