金を上手に保管する方法

2015/06/21

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金のアクセサリーだけでなく、投資や資産運用のために金貨や地金などを所有してみたいと考えている方も多いでしょう。

しかし、高額な金を所持する場合は、防犯面に配慮した保管方法を考えなければなりません。

そこで今回は、手持ちの金を安全に保管する方法についてご紹介しましょう。

やっぱり手元に置きたい!自宅で保管する場合

金は宝飾品だけでなく、金貨や地金などでもその美しい輝きを楽しむことができます。そのため、手元に置いておくことを希望される方もいるのではないでしょうか。セキュリティ面にやや不安がある自宅で、金を保管するにはどうすれば良いのでしょうか。

自宅で金を保管する場合には、金庫を購入するのが一般的です。耐火や耐水といったものも多く販売されていますので、万一災害が起きても安心です。

ただ、金庫ごと盗難にあってしまうなど、リスクは完全にはなくなりませんし、強盗が自宅に押し入った際に、家族に危害を加える可能性もあります。
自宅で保管するのは、日常的に利用する金のアクセサリーや少量の金貨などにとどめ、地金などの高価な金は、自宅以外のセキュリティが万全な場所に保管しましょう。

より安全に保管したい!金融機関の貸金庫を利用する場合

金などの高価なものを保管する方法でよく利用されているのが、銀行や信用金庫といった金融機関などの貸金庫です。金融機関の貸金庫ならば防犯対策も万全な上、火事や地震といった災害にも強いので、安全性が高い保管方法だと言えます。

ただし、貸金庫を利用するには利用料を支払わなければなりません。貸金庫の大きさや金融機関によって料金に違いはありますが、おおよそ年間2万円程度、大きい貸金庫で年間6万円程度というのが一般的です。
また、出し入れできる時間帯が限られていることが多いため、手間かかることや最近では銀行の貸金庫もなかなか空きが見つからなというデメリットもあります。

手頃な手数料で保管できる金保管のサービスを利用する場合

貸金庫の利用料が高いと感じる方、なかなか貸金庫が空いていないという方には、購入した金を販売店が保管してくれる「保管サービス」を利用する方法もあります。
貸金庫で金を保管する場合と同様に、手数料や保管料などがかかりますが、金融機関の貸金庫を借りるよりもリーズナブルな場合が多いようです。

また、その販売業者が破たんした場合にも保管している金が保証されるように、別の第三者の業者に金の保管を依頼している場合や、預けている金に盗難保険をかけている業者もあります。

販売店で購入した金の保管だけでなく、すでに所有している金を保管してもらうことも可能です。しかし、保管サービスを提供している業者の中には、保管する業者が一度金を買い取り、その業者から買い直して保管してもらうという場合もあるようです。

販売店の保管サービスを利用する場合は、どういった条件で金を保管しているのかを事前にチェックしてから利用するようにしましょう。

このように、金の保管をする方法にも様々な方法があり、それぞれにメリットやデメリットがありますので、利用するサービスの特徴をよく理解して、あなたに合った方法を見つけるのが一番ではないでしょうか。

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