金製品のお手入れ-美しい輝きを保つためのケア方法
2025/03/19
ネックレスやリングなど金製品はその美しい輝きと耐久性から、多くの人々に愛されています。しかし、時間が経つにつれて、金の輝きは少しずつ失われ、汚れや傷が目立つことがあります。そんな金製品を長く美しく保つためには、適切なお手入れが欠かせません。今回は、「金のお手入れ」方法について、詳しくご紹介します。

大嶋 雄介
2015年にゴールドプラザに入社し、千葉店の店長として3年間で月間売上の最高記録を達成。鑑定士としてのキャリアをしっかりと積み上げ、その後、営業企画部に進出し、集客の戦略構想やSNSを活用したPR活動をしながら、リサイクル業界への深い理解と経験を積みました。現在は貴金属の換金業務に従事し、金融相場や市場動向の分析をじっくりと、緻密な専門知識を深化させています。
◾️ 目次
1.金のお手入れの重要性
金製品はその美しい光沢と色味を保つために、お手入れが欠かせません。定期的に手入れをすることで、汚れや傷から守り、長期間美しい輝きを維持できます。また、メンテナンスを行うことで、アクセサリーとしての価値を高め、長持ちさせることができます。
2.金の汚れの原因と種類
金がその輝きを失う原因はさまざまですが、主に以下のようなものがあります。
皮脂や汗
金という素材は本来耐腐食性の高い素材になります。しかし、リングやネックレスなど18金14金でできた金製品は、銅や銀との合金となるため人間の皮膚から分泌される皮脂や汗が金製品に付着すると、時間とともに酸化が進み、黒ずみやくすみが発生します。
空気中の汚れ
空気中のほこりや煙、化学物質などが金に付着することもあります。特に、香水や化粧品を使用した後には、金製品が汚れやすくなります。
摩擦や打痕
金は比較的柔らかい金属なので、他の金属や硬い物と擦れる、ぶつけることで傷がつくことがあります。
ヨウ素を用いた液体
ヨウ素を用いた液体は金を溶かすことができます。身近な液体としてヨードチンキやイソジンなどはヨウ素を含んだ液体のため使用する際は金製品を近づけないようにしましょう。
3.金のお手入れ方法
1.家庭でできる簡単なケア方法
金製品のお手入れは、家庭でも簡単に行えます。以下の方法を試してみてください。
ぬるま湯と中性洗剤
ぬるま湯に数滴の中性洗剤を加え、柔らかい布で金製品を優しく拭きます。細かい部分も注意深く洗浄しましょう。ただし、宝石などが付いたものは種類によっては洗剤が使用できない場合もあるため注意してください。
歯ブラシを使用
汚れが細かい部分に残っている場合は、柔らかい歯ブラシを使って優しく磨きます。石がついている場合は、石取れに注意してください。
乾燥と仕上げ
お手入れ後は、金製品を柔らかい布でしっかりと乾拭きしてください。
超音波洗浄機
メガネ用の超音波洗浄機などがある場合はそちらを使用しても大丈夫です。ただし、こちらも石取れの原因となりますので注意が必要です。
2.プロによるメンテナンス
金製品に深い傷や汚れが付いてしまった場合、専門的なケアを受けることをおすすめします。ジュエリーショップや金属加工の専門店では、金製品の磨き直しやコーティングを行ってくれるサービスがあります。定期的にプロによるメンテナンスを受けることで、金の美しさを長期間保つことができます。
4.金製品のお手入れの注意点
金製品をお手入れする際には、以下の点に注意しましょう。
強い薬品や漂白剤の使用を避ける
18金や14金などの金製品として利用される金は強い化学薬品に弱いため、使用を避けることが大切です。強い酸やアルカリ性の物質に触れると、金が変色したり、傷ついたりすることがあります。
高温を避ける
金は熱に弱い素材で変形の原因にもなります。高温でのお手入れは避け、常温でのケアを心掛けましょう。
保管場所に気をつける
金製品を保管する際は、他の金属と擦れ合わないように専用のケースやポーチに入れて保管すると良いです。また、湿気の多い場所を避け、乾燥した場所で保管するようにしましょう。
5.まとめ
金製品のお手入れは、美しさを保つために欠かせない重要なプロセスです。日常的に軽いケアを行うことで、金の輝きを維持し、長く楽しむことができます。また、プロによるメンテナンスも定期的に受けることで、さらに美しい状態を保つことができます。金製品のお手入れをしっかり行い、大切なジュエリーを長く愛用できるようにしましょう
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