ヴィトンヴェルニの素材や色

2016/02/15

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豊富なカラーバリエーションがあり、独特の光沢がゴージャス感を演出してくれるヴィトンのヴェルニ。

誕生は1998年、ニューヨーク出身のマーク・ジェイコブスがアーティスティック・ディレクターに就任し、プレタポルテ・コレクションのために作ったラインです。

ヴェルニは、ヴィトンの伝統的なラインであるモノグラムを、それまでのブラウン系とは全く異なる色と素材を使用してデザインされています。モノグラムのイメージを一新したと言えるでしょう。

それでは、ヴェルニの素材やカラーバリエーションなどについてご紹介しましょう。

ヴィトンの他のラインは、ヴィトンのシリーズ(ライン)と特徴をご覧ください。

ヴェルニは価値の高い素材を使用

ヴェルニに使用されている素材は、カーフスキン。

「カーフ」は仔牛のことで、生まれてから6カ月以内の仔牛のなめし皮を「カーフスキン」と言います。

傷などが少なく、柔らかくて薄いという特徴があります。

牛革の中で最も高い価値があるカーフスキンにカラフルなエナメル加工を施し、モノグラムのモチーフを型押ししています。

上質で繊細な革を素材に使用することで、より上品な雰囲気を演出しています。

豊富なカラーバリエーション

カラーバリエーションの豊富さもヴェルニの特徴で、1998年に初めて登場して以降、限定なども含めて全部で50色以上が販売されています。

また無地だけではなく、ニューヨーク・ポップカルチャーの巨匠であるスティーブン・スプラウスへのオマージュ「レオパード・コレクション」や、日本人の芸術家である草間彌生とのコラボレーション「ヤヨイ・クサマコレクション」など、個性的なものも登場しています。

近年はビビッドなカラーも多く登場

1998年に発表した定番色はベビーブルーとベージュのみと、当初はフェミニンな雰囲気の淡い色が多かったヴェルニですが、近年ではよりビビッドなカラーが登場しています。

代表的なアイテムとしては、2007年に発表した「赤いリンゴ」という意味を持つ「ポムダムール」や、2008年の「スミレ」の意味を持つ「ヴィオレット」、2014年に登場したより鮮やかな赤の「スリーズ」、濃い紫色の「アメジスト」などがあります。

可愛らしいピンク系の色も人気!

ヴェルニでは初の黒である2013年発売の「ノワール・マニエティック」や、同じく2013年に発売された「グランブルー」などの青色系、2011年発売の白色系である「ブロンコライユ」、2014年に発表した「デュンヌ」といったベージュ系など、さまざまな色が発表されています。

これまで発表された色の中で特に人気なのは、バッグや財布などアイテムを問わずピンク系。レディースラインならではという印象です。

ピンク系カラーで最初に発表されたのは、1999年の「ローズ」で、淡いトーンのフェミニンなピンクは、多くの女性たちから支持されました。

その後も2004年のマシュマロピンク、2006年のフランボワーズ、2009年のローズポップ、2010年のローズフロランタンなど、淡い色からビビッドなものまで登場しています。

さらに2013年にはローズヴェルール、ローズアンディアン、ローズアンジェリークの3色が発表され、ピンク系の人気の高さをうかがい知ることができます。

上質で繊細なカーフスキンを使った上品なゴージャス感に加え、豊富なカラーバリエーションで、発売以来、多くの女性たちの心を掴んできたヴェルニ。

近年は女性が好むカラーを多く発表する一方で、著名なアーティストとのコラボレーションを行うなど、新たなものを生み出すチャレンジも続けている注目のラインだと言えるでしょう。

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