高額で取引されるプレミア切手とは?

2015/11/04

高値が付くプレミア切手は1955年以前に発行されたものに多い

切手を売却する際に使われる「額面」という言葉は、切手に書いてある数字のことで、その切手を購入、使用する際の値段を指します。希少価値のない切手の大半は、この額面を下回る価格で買い取られるのです。一方、切手の査定時にこの額面よりも1円でも高い額で売れる切手のことを「プレミア切手」といいます。
希少価値が高くコレクターに注目されているプレミア切手の中には、1枚で数十万円の買取額が付くものもありますが、ほとんどは額面より少し高い程度ですので、過度な期待は禁物です。ただし、家に古い切手が眠っている場合は、驚くほど高額な買取額が提示されるレア切手がまぎれているかもしれませんので、確認してみて下さい。
プレミア切手としては「月に雁」「見返り美人」「市川海老蔵」「ビードロを吹く娘」が有名ですが、これらもよほどの美品でない限りは額面より高値という程度で、実際に売却する価格としては50~1000円ほどです。高額で取引される切手は、1955年(昭和30年)以前に発行されたものに多いようです。

コレクターに人気の高額プレミア切手に注目!

今、もっとも売り時と言われていて高額で取引される切手に1950~1980年頃の「中国切手」があります。1980年の「赤猿」を筆頭に、1963年・1973年の「オオパンダ」、1967年の「毛主席(詩詞)第1セット」、1968年の「人民解放軍建軍41周年」などがあれば、1枚のバラ切手でも驚くほどの高額査定になります。
日本切手の中で特に高値が付くものには、下記のようなものがあります。

「小判切手」

1876~1892年に発行された普通切手のことを指します。これは、これまでの「手彫り切手」から、ドイツの印刷会社から招いたエドアルド・キヨッソーネという人物の指導のもと、初めて印刷機を使って大量発行が可能になった切手です。長方形の枠の中に小判型の楕円形が組み込まれたデザインから「小判切手」と呼ばれています。印刷技術の向上が切手の製造にも生かされたため、同じ種類・額面の切手でも製造時期によっては細かい違いがあります。この違いを分類して収集するコレクターもいます。

「菊切手」

1899~1908年に発行された、菊の絵を真ん中に描いた切手で、額面は5厘から10円までで、全20種類。普通切手に分類され、発行枚数はかなり多かったのですが、戦争や震災などで多くが消失したため、現存している枚数が少なく、希少価値の高い切手です。
なかでも「5円」「10円」の価値が高く、保存状態が良いものであれば1枚数十万円の値がつくこともあるようです。

「軍事切手」

1910~1944年まで使用された切手で、当時の普通切手に“軍事”の文字を加刷したものです。中国や朝鮮半島などに駐留していた大日本帝国陸海軍の下士官兵に月に2枚支給されていた、軍事郵便(戦地にいる兵士宛、戦地から自国宛の郵便)に使用される切手のことを指します。「菊軍事」「大正白紙軍事」などはかなり高額で取引されています。

「航空切手」

1929~1953年発行の、航空郵便に使用された切手。「五重塔航空」「館山航空」のほか、1961年に京都中央局の自動販売機使用に間に合わせるため、「五重塔航空」を流用して臨時に代用した「コイル航空」などがあります。「コイル航空」は京都中央局と東京中央局の窓口のみの販売で発行枚数が15万枚のため、レア切手とされています。

店によっては買取していない種類もあるので要注意

日本切手の中でも、通貨単位が“銭”の切手や「沖縄切手」などのように、古い切手や珍しい切手でも店によっては買取をしていない種類もあります。査定を申し込む際に、その店での取扱いがある種類かどうかを確認して下さい。

バラ切手1枚から買取ます!!一度貼って剥がしたのり無しの切手や、シワのある切手などありましたら、是非ゴールドプラザにお持ち寄りください。