切手に関する書籍

2015/11/04

初心者からベテランまで…切手の最新情報をGET!

切手収集を趣味にしている方が愛読する書籍があります。切手をコレクションするにあたり、必要な知識や情報を学ぶことができたり、世界中の最新切手情報が得られたりと、切手収集の初心者からベテランまで幅広い層の方が楽しめる構成になっています。
中には記事だけでなく、付録が切手であったり、話題の切手や魅力あふれるコレクション、収集グッズを購入出来るカタログが掲載されているものもあり、ファンにはたまらない書籍といえるでしょう。ここでは代表的な書籍をいくつかご紹介します。

「さくら日本切手カタログ」

毎年、切手趣味週間内、4月20日に発行される日本切手とハガキのカタログです。
A5判、オールカラー。
1894年に日本初の記念切手「明治銀婚」が発行されて今年で120年。「さくら日本切手カタログ」には、この120年間に発行された記念切手全ての図案が掲載されています。
また、専門的な情報として、銘板(切手の製造所の表示)やカラーマーク(印刷に使用されている色の表示)付き普通切手の評価額なども掲載されており、これ一冊で日本切手の歴史が全てわかる、切手収集家必須のカタログといえます。

月刊「スタンプマガジン」

切手情報と通販カタログが一つになったB5判の切手ホビー誌です。
年間購読者に直接送られる雑誌で、書店での取扱いはありません。
年間購読は1500円と驚くほどに安いのですが、見本誌が1人一冊無料なので、まずは見本誌を取り寄せてみてはいかがでしょうか。
日本や外国で発行された新切手や話題の切手、コレクションに必要なグッズなどをカラーで紹介しいているので、見ているだけで楽しくなる雑誌です。さらに、誌面で紹介されている切手やグッズは購入可能なので、非常に便利な一冊です。

「日専」日本切手専門カタログ

日本で最初に発行された切手から最新の切手まで、切手のデータと評価が記載されたカタログで、保存状態における評価の差や、切手を貼ったままの郵便物の価値も掲載するなど、内容はかなり専門的です。
1960年の創刊以降、判型の変更、書名変更などを重ね、2007年版から「戦前編」と「戦後編」への分冊化と隔年刊行、普通切手の専門分類を切手1種ずつ掲載するという現在の「日専」の形が定番となりました。
内容がかなり専門的なので、ベテランコレクター向けのカタログです。

「郵趣」

1946年創刊、毎月1会回発行されるB5判の切手情報誌。普通会員(年会費7000円)、ジュニア会員(年会費4000円)、正会員(年会費1万3000円)、維持会員(年会費2万6000円)と特典が異なる全ての会員に毎月無料で郵送されます。
まずは「郵趣」がどんな雑誌か知りたいという人のために、無料の「お試し入会」も実施中。また、お試し入会をしてもう少し読んでみたいけど入会までは…という人には半年間の定期購読(4200円、6回)もあります。
日本だけでなく世界の新切手、切手収集に役立つ新刊、全国の切手ショップ情報などがてんこ盛りの切手情報誌です。

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ムックや付録付きのコレクション本なども満載

毎月発行される雑誌、定期購読出来る雑誌のほか、切手収集が趣味の女性向け「切手女子のかわいい収集BOOK」や、世界初の切手「ペニー・ブラック」をゴールドで再現したもの(1号目)や世界の切手が付録になった毎月1冊ずつ刊行される「世界の切手コレクション」、ほかにも「新中国切手カタログ」「ビジュアル日本切手カタログ」「JPSアメリカ切手カタログ」など、日本の記念切手・特殊切手だけでなく、今が売り時の高価な中国切手など、外国切手に特化した書籍も多数発行されています。

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