切手収集にまつわるグッズ

2015/11/04

大切な切手コレクションをいつまでも美しく!

切手収集をする際、苦労して手に入れた数々のコレクションをいかに長期間美しく保存するかはとても重要です。また、自分なりの分類法や、美しい並びなど、こだわり始めると奥が深く、熱中してしまうことでしょう。ここでは、大切な切手を収納するために必要なグッズを集めてみました。

ストックブック

切手を本のポケットに差し込んで保管するもので、防湿性に優れたものがオススメです。 ポケットは透明フィルムかグラシン紙になります。グラシン紙のほうが防湿性に優れているといわれています。また、ページとページの間には切手同士が擦れないよう、薄いグラシン紙の間紙が入っています。ポケット数、ポケットの間隔などは様々なので、ご自身のコレクションに合わせて選ぶようにしましょう。

シートブック

切手をシートのまま保管出来るブックです。記念切手シート、普通切手100面シート、年賀くじ付き50面シート、ふるさと切手50面シートなど、いずれもシートを折らずに収納出来るサイズが用意されています。

アルバム/ストックリーフ

アルバムも切手の整理帳の一種です。ルーズリーフのように綴じ穴の開いたアルバムリーフ、ストックリーフを用いたバインダータイプのものが一般的です。
ストックリーフは手軽に切手を収納出来るうえに、自由に切手のデータを書き込めるのが特徴です。本格的にストックブックなどに収納する前の整理・分類時の仮貼りや、切手の交換会に出席する際に持ち出すなど、幅広く活用できます。

ピンセット

切手を傷めないように挟む道具です。コレクターは自分の切手コレクションを整理する際、必ずピンセットを使用します。これは、いくら石鹸で手を洗って清潔にしていても浮き出てしまう皮脂で大切な切手を汚さないためなのです。先端がギザギザしたものは切手を傷つけるので、必ず先端が平たい「切手用ピンセット」を使用して下さい。
昔は先端が平らで丸いものがメジャーでしたが、最近では細かい作業に適した、先端が細く平たいタイプも人気です。長さもロング、ショートがありますので自分の手の大きさに合ったものを使用しましょう。

ルーペ

切手に描かれた細かい絵柄や印刷方式の違いなどをじっくりと観察する際に使用します。
肉眼ではわからなかった繊細な図案を発見するなど、肉眼で見る時とはまったくちがった楽しみ方が出来るアイテムです。
倍率も5倍のものから7倍、10倍、30倍と様々。値段もピンキリですので、予算と好みの見え方を考えて手に入れましょう。

ヒンジ

切手をリーフに貼付する際に使用します。片面に薄く糊が引いてあるので、水で湿らせるだけで貼り付き、乾いてからは剥がすことも出来るので、仮貼りの際にも便利な一品です。
糊のついた面に、綿棒などを使って水を付け、ピンセットでリーフに貼って下さい。ベタベタと手で触るのはご法度です。

マウント

切手をリーフに収納する際に使用するもので、合成樹脂フィルム製で、切手をいつまでも美しい状態で保存できます。切手より2ミリほど大きいため、マウントの地色も含めていかに切手を美しく見せるかにこだわりたいところです。黒地、白地、グレー地などいろいろな色がありますので、切手に合わせてセレクトしてみましょう。
また、大きなマウントをマウントカッターで、切手のサイズに合わせてカットして使う人もいます。無駄なく希望のサイズのマウントが作れるので便利です。また、マウントの横や上部を接着して切手のずり落ちを防ぐ「マウント接着ペン」などもあります。

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