エメラルド買取【最新買取相場公開中】

買取実績

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エメラルドとは

古代よりジュエリーに用いられてきた天然べりルの一種である緑色の宝石になります。
内部に無数の傷があり、この傷目が少なくサイズの大きなものは非常に希少性が高く高価取引されます。
天然では傷目の少ないものが少なく一般的にエンハンスメントという処理が施されます。
こちらはオイルや樹脂に浸すことで内部の傷目をふさぐ処理となり流通しているほとんどのエメラルドはこの処理が施されています。
逆にトリートメントという色を足す処理もありますがこちらは天然の色味から遠のくため価値が下がってしまいます。
エメラルドの質・量に関して世界一と評されているのがコロンビア産のものです。
コロンビア産のエメラルドの母岩が石灰石なのが特徴で３相インクルージョンが見られます。
それは、液体、気体、固体の３相がすべて内包されている事を意味します。
コロンビア産以外の産地の石にはこの３相インクルージョンを確認する事はできず液体と気体が内包されている２相インクルージョンとなっています。
色石の中でも希少価値の高いので高額で販売される事が多いです。

安らぎと豊かさを与える緑

深い緑色から溢れ出す美しさは、安らぎと豊かな想像力を与えます。「傷一つないエメラルドを見つけるのは、欠点のない人間を探すよりも難しい」ー西洋のことわざです。天然のエメラルドは、内部にクラックと呼ばれるひび割れやインクルージョンが多く見受けられます。ルビーやサファイアと比べて、強度も低く脆い為、扱いの難しい宝石といわれています。
エメラルドには、幸運や幸福、夫婦愛、希望という意味が込められています。「愛の石」と呼ぶ地域もあり、恋愛成就には有効とされています。また、エメラルドを身に着けた者には知恵と忍耐力を与え、人間としての成長にふさわしい石とされています。人間としての成長は、愛を育むことにおいて重要なものであり、家族や周囲の人たちと円満に過ごす最も大切なことです。エメラルドは、生きていくうえでのお守りとして世界で愛され続けています。

コロンビア産

コロンビア産のエメラルドはやわらかな輝きと美しいグリーンカラーが特徴です。世界で最も多く生産されており、エメラルドといえばコロンビア産と言っても過言ではありません。コロンビアでの採掘が始まったのはスペインが南米を征服した16世紀頃です。コロンビアで採れたエメラルドをスペインへ大量に送り、本国で加工され、ヨーロッパ各地へ渡りました。

ザンビア産

やや黒みがかった色が特徴のザンビア産は、オーバルカットやペアシェイプカットのエメラルドが頻繁に見受けられます。これは、ザンビア産の性質上、本来のエメラルドカットが難しい為です。近年では、カラーリングやテカリ(輝き)でランクの高いエメラルドが発掘されています。

ブラジル産

ザンビア産と似たようなやや黒みがかった色が特徴です。これは、母岩と呼ばれるエメラルドが付着している岩が黒い為、長い年月をかけてエメラルドに色が移っているのです。ちなみに、ブラジルでエメラルドが発掘されるようになったのは1970年頃からです。

アフガニスタン産

かつてエジプトのファラオやクレオパトラも愛用していたといわれるアフガニスタン産のエメラルドは、コロンビア産が出てくるまで世界で最も多く採掘されていました。近年では、2019年に日本で開かれた展覧会にてカルティエのエメラルドジュエリーにアフガニスタン産が使われていました。

エメラルドが高価買取できる理由

より価値のあるエメラルドを選択するためには色、内包物（インクルージョン）、輝き(テリ)の３点チェックします。
得に重要なのが色とされ、グリーンの色味が濃くなればなるほど点数が高くなります。
一般的には色に深みがあり、傷目が少なく透明度があるもので、サイズが大きいものが希少性が高くなりそのぶん高価買取が可能になります。
どのような処理がされているかを記載してる鑑別書を同時にお持ち込みいただければより高価査定が可能となっています。