「世界各国の食器ブランド」について
2023/09/14
私たちが日常で触れることの多い食器は磁器・陶器・銀食器・ガラス食器など、その材質や質感により用途や楽しみ方も変わってきます。一方で世界各国には食器製作を生業とする王室御用達の窯元など数多存在しております。今回はヨーロッパを中心に世界の老舗食器ブランドや有名食器メーカーをご紹介させていただきます。
イギリスの食器ブランド
イギリスといえば上流階級から始まった「アフタヌーンティー」文化が有名です。18世紀ごろのイギリスでは人気の高い中国磁器が入手困難であったことから、代用品として牛の骨灰を陶土に混ぜて製作した「ボーンチャイナ」が生まれました。その後、紅茶や焼き菓子などを楽しむための食器として、ポットやカップ&ソーサーなどのティーセットが量産できるように発展した「ボーンチャイナ」は、多くの王室御用達の窯元や老舗ブランドを輩出しました。
ウェッジウッド(WEDGWOOD)
1759年創業の世界的にも著名な陶磁器メーカーで、「英国陶工の父」とも言われるジョサイア・ウェッジウッドによって設立されました。最高品質の「ファインボーンチャイナ」が有名で、その美しさは人々を魅了しております。
ロイヤルドルトン(ROYAL DOULTON)
世界最大級の陶磁器メーカーで、1815年にジョン・ドルトンによって設立され、2代目のヘンリー・ドルトンの代には、1887年ヴィクトリア女王より陶磁器界初の「ナイト」の称号が与えられ、1901年には英国王室御用達として「ロイヤル」の冠が許されました。
エインズレイ(Aynsley)
1775年に炭坑経営者であったジョン・エインズレイによって設立され、その後に芸術的なボーンチャイナを数々と送り出し、英国王室からも愛されるブランドに成長を遂げます。透かし模様と金彩を施す技術が有名で、ダイアナ元妃のご成婚時にもエインズレイの陶花(生花のように作った陶器の花)が選ばれています。
スポード(Spode)
イギリス4大名窯と称される1770年に陶芸家ジョサイア・スポードによって設立された名窯です。その功績は、銅板転写による下絵付けの技法を開発したことと、発展途上にあったボーンチャイナを完成させたことで、1806年には王室御用達の称号を授かります。「ブルー・イタリアン」「ブルー・ルーム」は今も大人気のベストセラーシリーズです。
ロイヤルウースター(ROYAL WORCESTER)
1751年創業の現存するイギリス最古の窯元で、1789年に陶磁器界では初の英国王室御用達として「ロイヤル」の称号が与えられ、以後現在に至るまで途切れることなく称号を受け継ぐ唯一の名窯です。芸術的なフリーハンドによる絵付けで有名な「ペインテッド・フルーツ」が代表作です。
ロイヤルアルバート(ROYAL ALBERT)
1896年設立の最も英国的なテーブルウェアメーカーとして知られており、ヴィクトリア女王の夫アルバート公と、孫のアルバート・ジョージ王子にちなんでその名がつけられ、1904年に「ロイヤル」の称号を与えられました。紅茶を最もおいしく飲む形状「モントローズシェイプ」を採用したことが有名です。
ロイヤルクラウンダービー(Royal Crown Derby)
1750年頃から高品質のボーンチャイナを中心にテーブルウェアと観賞用の磁器を作り続ける、イギリス国内でも歴史のある陶磁器ブランドの一つです。1890年に「ロイヤル」の称号を与えられ、今もイギリス・ダービー州にてメイド・イン・イングランドにこだわり生産を続けています。
その他にも、1809年にダービーシャー州で創業したストーンウェアメーカー「デンビー(Denby)」、1851年創業の昔ながらの製法で職人が手作りで作る食器が人気の「バーレイ(BURLEIGH)」、イギリスの家庭で長年愛されてきたトレイ等が有名な「ピンパーネル(Pimpernel)」、彩豊かな絵柄が特徴の「ロイカーカム(ROY KIRKHAM)」、1960年創業の機能性を重視した食器メーカー「ポートメリオン(PORTMEIRION)」、ひとつひとつ職人の手作業によって作られるユニークな作品で有名な「ティーポッタリー(Teapottery)」、1985年創業でポップなデザインや可愛らしい絵柄が人気の「エマブリッジウォーター(Emma Bridgewater)」、スタッフォードシャー大学にて2010年に設立された「フラックス(flux)」などが挙げられます。
ドイツ・オーストリアの食器ブランド
かつては現在のドイツもオーストリアもハプスブルク家など同じ王侯貴族が統治していた歴史もあり、似たような文化を持つ両国。ヨーロッパ最古の窯として知られる「マイセン(MEISSEN)」 をはじめ、「ビレロイ&ボッホ(Villeroy & Boch) 」や「アウガルテン(AUGARTEN WIEN)」など名窯が軒を連ねています。
マイセン(MEISSEN)
西洋白磁の頂点に君臨しヨーロッパ最古の窯として知られるマイセンの正式名称は「国立マイセン磁器製作所」です。1710年に「王立ザクセン磁器工場」としてスタートし、交差した2本の剣(双剣)「クロスソード」のマークや、深みのあるブルーの絵柄「マイセンブルー」が有名なドイツが誇る世界三大陶磁器メーカーです。
マイセンクリスタル(Meissener Bleikristall)
マイセン窯の開窯した1700年代にザクセン(現ドイツ・ザクセン州)の地でクリスタルガラスも生まれ、時を経て1947年にマイセン磁器製作所の協力を受け創業しました。ガラス加工の技術やその芸術性が認められ、クリスタルガラスのトップブランドとして人気を博しました。
ビレロイ&ボッホ(Villeroy & Boch)
1748年にフランス・ロレーヌ地方で創業し、その後ルクセンブルクに工場を作りハプスブルク家の支援を受けて王室御用達となり、現在は世界三大陶磁器メーカーとして知られるドイツの名窯です。代表作「スイッチ3」をはじめとする名品の数々は、世界中の人々を魅了し続けています。
フッチェンロイター(HUTSCHENREUTHER)
1814年に陶磁器の絵付工房から始まり、ブランドのシンボル「ライオンマーク」は、ドイツ初の民間による開窯にあたり王に最高の品質を誓って与えられた、バイエルン州のシンボルマークであり、その誇りとして今も掲げています。創業以来手作業にこだわって作り続けているブランドです。
ローゼンタール(Rosenthal)
1879年に創業者フィリップ・ローゼンタールが、ドイツ南部バイエルン州のお城にて工房を開いたのが始まりです。その後、サルバトール・ダリなど世界的な芸術家とコラボレーションした作品を発表し続けており、芸術とデザインを象徴したブランドとして変貌を遂げました。
アウガルテン(AUGARTEN WIEN)
ハプスブルク帝国時代に女帝マリア・テレジアにより命じられ、1718年にオーストリア・ウィーンにて開窯した正式名称「アウガルテン磁器工房」。その魅力は繊細な絵柄と優美なシェイプにあり、カフェ文化が発展したウィーンでいち早くコーヒーカップを製作するなど、今も昔も人々を魅了し続けています。
その他にも、スペイン「リヤドロ(LLADRO)」と並び高級陶磁器人形が有名で、そのデザインを活かした食器も人気がある1871年創業の「ゲーベル( Goebel)・ドイツ」、ハンドメイドで作るミニチュア陶器の食器など観賞用としてコレクターに人気が高い「ロイター・ポーセリン(Reutter Porzellan)・ドイツ」、コンテンポラリーなデザインが特徴のクリスタルガラス食器メーカー「ナハトマン(Nachtmann)・ドイツ」、ワイングラスが有名な「リーデル(RIEDEL)・オーストリア」などが挙げられます。
フランスの食器ブランド
世界三大料理の一つであるフランス料理を彩るため、王族ブルボン朝と共に発展してきたフランスの食器文化は、陶磁器から銀食器・ガラス食器と幅広いブランドが名を連ねています。焼き物ではカンペール焼・セーブル焼・リモージュ焼などの有名な産地があり、クリスタルガラスに関しては芸術の域に達しています。
バカラ(Baccarat)
クリスタルガラス製品において世界的に有名なラグジュアリーブランド。ブルボン朝フランス王ルイ15世により、1764年にロレーヌ地方のバカラ村にガラス工房を設立したのが始まりとされ、現在はパリに本店を置いております。王国貴族に愛されてきたクリスタルガラスは今も人々を魅了しています。
ラリック(LALIQUE)
フランスのガラス工芸家ルネ・ラリックによって創設されたクリスタルガラス製品のブランドで、ハンドメイドクリスタルを活かして光と影を表現した作品群は博物館級の芸術品も数多存在します。現在は、世界最高峰の技術で製作された一般向けのガラス食器も販売しております。
クリストフル(CHRISTOFLE)
1830年創業で世界の銀食器・シルバーウェアの代名詞として知られるフランスのブランドです。「食卓の芸術品」と称賛され数々の王侯貴族や著名人から愛されてきました。現在でも世界各国の大使館や高級ホテルなどで使われています。
ジアン(GIEN)
1821年にパリの南にある町ジアンにて設立されたジアン窯は、フランスの文化や歴史を代表する陶磁器のテーブルウェアブランドとして知られています。花や鳥など自然をテーマにした華やかな色彩の絵柄が有名で、オーダーメイドによる食器は世界中の王侯貴族らに愛されております。
ジャン・ルイ・コケ(J.L Coquet)
リモージュ焼を代表する1824年創業の100%メイド・イン・フランスにこだわる名窯です。リモージュ産の土を使った磁器は「高貴な白」と例えられ、現在も伝統技術と洗練されたデザインが人気のブランドです。
ストウブ(staub)
フランス・アルザス地方発祥の鋳物で有名なメーカーです。1974年に創業者フランシス・ストウブと三ツ星シェフのポール・ボキューズらで共同開発した「ピコ・ココット」は、鋳物の鍋の代名詞としてあまりにも有名です。その他にも耐久性の高いセラミック製品を中心に今も世界中に展開しております。
エルメス(HERMES)
誰もが知る世界的ラグジュアリーブランドのテーブルウェアは1984年に始まり、美しいデザインなど芸術性の高さはもちろんのこと、実用性にも優れた作品を発表しております。
その他にも、紅茶やそのティーセットで有名な「ニナス マリーアントワネット(NINA’S MARIE-ANTOINETTE)」、リモージュ焼の名窯として1826年創業の「フィリップデズリエ(Deshoulieres)」1842年創業の「アビランド(HAVILAND)」1977年創業の「ジャックペルゲイ(Jacques Pergay)」などが挙げられます。
イタリアの食器ブランド
イギリス・ドイツなどの陶磁器や、フランスの多種多彩な食器とも一味違う鮮やかで個性的なデザインと、有名なヴェネチアンガラスをはじめとするガラス工芸や製品の多いことがイタリアの食器ブランドの特徴です。
リチャードジノリ(Richard Ginori)
イタリアを代表する陶磁器ブランドで、1735年カルロ・ジノリ侯爵が自領に開窯し、1896年ミラノのリチャード製陶社と合併、さらに1956年イタリア陶磁器会社とも合併し現在のイタリア最大のメーカーに発展を遂げました。「ベッキオホワイト」や「イタリアンフルーツ」が代表作として有名です。
ダ・ヴィンチクリスタル(DaVINCI CRYSTAL)
世界最大級のクリスタルメーカーとして知られるRCR社のブランドで、その製品は独特の透明感と非常に高い光の屈折率から美しい輝きを放ちます。イタリアらしい洗練されたデザインは世界中で人気を誇ります。
イッケンドルフ ミラノ(ICHENDORF MILANO)
1900年代初頭にドイツのケルンに近い街で創業したクリスタルガラスのメーカーです。1990年にイタリア・ミラノに拠点を移し、多くのデザイナーや芸術家と交流を重ね、時代に合わせた斬新なデザインの作品を生み出してきました。現在も他に類をみない形状やデザインが人気です。
イタレッセ(italesse)
1979年に創業のクリスタルガラスをメインに展開するテーブルウェアメーカーです。ヴーヴクリコなど世界的に有名なシャンパンメーカーからも信頼の厚い製品は、機能性とデザイン性を併せ持っています。
エルコーレ・モレッティ(ERCOLE MORETTI)
1911年にイタリア・ヴェネチアの本島から北東にあるヴェネチアンガラスで有名なムラーノ島にて、モレッティ3兄弟によって設立された工房が始まりです。伝統的な技法を用いて作られるガラス食器は芸術作品のような出来栄えで、世界中多くの料理人たちから支持されています。
カンパネラ(Campanella)
1972年にヴェネチア・ムラーノ島にて創業したガラス工房で、様々なガラス棒を組み合わせて柄を生み出すヴェネチアンガラスの伝統技法を大切に守りながらも、鉄パイプから息を吹いて膨らませる宙吹きなどの技法を凝らした個性的で美しい作品を世に贈り出しています。
その他にも、1952年トスカーナ地方で創業したハンドメイドの個性的なガラス食器が人気の「IVV(アイヴイヴイ)」、同じくトスカーナ地方伝統の手吹き技術で制作されるガラス細工が有名で世界中にコレクターを持つ「コッレヴィルカ(COLLE VILCA)」、ミラノ郊外の鋳物で有名なブレシアでナイフやフォークなどをハンドメイドで作るカトラリーメーカー「エメ(EME)」、ポプラの木を成形し金箔などを貼りつけたイタリア伝統の木製工芸品を製作する「ソルディ(SOLDI)」などが挙げられます。
北欧の食器ブランド
デンマークやフィンランドをはじめとする北欧の食器ブランドやメーカーの作品は、絵柄やデザインがシンプルで機能性も併せ持ち現在の食卓シーンにおいても汎用性が高く、磁器を中心に世界的に人気も知名度も高いブランドが多いことが特徴です。
ロイヤル コペンハーゲン(ROYAL COPENHAGEN)
長きに渡り世界中から愛されてきたデンマークが誇る高級食器ブランドで、世界三大陶磁器メーカーとしても知られています。1775年、現デンマーク王室御用達の製陶所として開窯し、永遠のベストセラー「ブルーフルーテッド」シリーズ、国王の贈り物として作られた「フローラ ダニカ」、コレクター垂涎のアイテム「イヤープレート(クリスマスプレート)」など多くの人気作品を輩出しております。
ジョージ ジェンセン(GEORG JENSEN)
デンマーク・コペンハーゲンにて1904年創業。銀細工師であった創業者の名前が社名の由来となった装飾品やカトラリーなどを手がけるブランドです。北欧発のシルバーウェア(銀食器)は不動の人気を誇り、過去にはプレミアがついた作品もあります。
イッタラ(iittala)
1881年にガラス製品のメーカーとして始まった、フィンランドを代表する食器などを扱うデザイン企業です。同社のガラス吹き職人が作る製品は「特別の輝きを持ったガラス」として人気を博し、現在は「テーブルウェアの総合ブランド」として陶磁器等も展開しています。またイッタラグループとして傘下には、アラビア(ARABIA) やロールストランド(Rörstrand) も抱えています。
マリメッコ(marimekko)
カラフルで斬新なデザインが特徴で服飾からインテリアまで幅広く手掛けるフィンランドのアパレルブランドです。1951年創業で社名は「小さなマリのドレス」という意味で、カップや皿などにあしらわれたそのキュートな花柄やデザインは世界中の人々を魅了しています。
アラビア(ARABIA)
1873年に設立されたフィンランドが誇る名窯で、そのシンプルでスタイリッシュな絵柄と機能性の高い陶磁器は時を経ても廃らず、有名なムーミンを描いたシリーズは現在も展開しており、不動の人気を博しています。
ロールストランド(Rörstrand)
1726年にスウェーデン王室御用達の窯としてスタートしたスウェーデンの陶磁器メーカーです。北欧の代名詞となった「スカンジナビア・デザイン」をいち早く採用し展開した食器は世界中から注目を浴びました。ノーベル賞の晩餐会で使用される磁器は同社の「ノーベル」シリーズの器です。
その他にも、1853年にビング兄弟と芸術家のグレンダールによって設立され世界最古のイヤープレート(クリスマスプレート)が有名なデンマークの「ビングオーグレンダール(BING&GRONDAHL)」、1726年に鉄工所としてスタートし、その後ガラス製品の製造は始めたノーベル賞の晩餐会でも使われるワイングラスで有名なスウェーデンの「オレフェス(Orrefors)」などが挙げられます。
その他ヨーロッパの食器ブランド
ヨーロッパには、前述で挙げた各国以外にもさまざまな個性を持つ食器ブランドやメーカーが存在します。歴史的背景や民族的な要素が造形やデザインに反映されており、一味違う食器やカトラリーが魅力です。
インペリアル ポーセリン(Imperial Porcelain)
ロシア最古の窯として知られ、1744年ロシア皇帝ピョートル大帝の娘エリザヴェータにより、皇帝専用の窯としてサンクトペテルブルクにて開窯。ロシア革命後の1925年にロモノーソフ磁器工場と改名し、1993年の民営化以降に国外でも販売されるようになりました。皇帝専属の窯であったその格式高いデザインとシェイプは世界中から高い評価を得ております。
ツェラミカ アルティスティチナ(Ceramika Artystyczna)
ポーランドの陶磁器の町として知られるボレスワヴィエツを代表する陶磁器ブランドです。職人が熟練の技で仕上げる食器は、造形も温かみが感じられ絵柄もキュートで可愛らしく、日常使いの食器として世界各国に根強いファンがいます。
ボレスワヴィエツ(BOLESLAWIEC)
同じくポーランドの陶磁器の町ボレスワヴィエツの地名が社名となった長い歴史を持つ老舗陶磁器メーカーです。1000種類以上ものフォルムデザインとパターンがあり、その絵柄は民族的な要素が反映された独特のデザインで有名です。
ヘレンド(HEREND)
ハンガリーが誇るヨーロッパを代表する陶磁器ブランド。首都ブダペストから南西に向かったヘレンド村にて1826年に民間の磁器工房としてスタートし、ハンガリーの帝室・王室御用達の窯元にまで登り詰め、イギリス王室・フランス皇室・ロスチャイルド家など欧州の王侯貴族たちにも重用されました。「ヴィクトリア」「ウィーンの薔薇」「パセリ」など多くの名作を輩出しています。
ボヘミア(BOHEMIA Glass)
ヴェネチアから伝わったと言われるガラス工芸が、独自に進化して世界的にも有名なクリスタルガラスの代名詞となった「ボヘミアガラス」は、チェコの誇るガラス工芸の産地(日本の伊万里・有田のような)の総称です。社会主義下のチェコスロバキア時代には国有化されていましたが、国際的な評価を高め芸術の域に達しました。現在は「ボヘミアクリスタル(BOHEMIA Cristal)」といったチェコのガラス製品を販売する目的で創立されたドイツのブランドなどが有名です。
その他にもチェコはガラス工芸が盛んな地域が多く、アレキサンドライトガラスで有名なガラスメーカー「フランティシェク・ハラマ(F.HALAMA)」、1857年の創業からオールハンドメイドで数多くの受賞作品を生み出したチェコガラスを代表する「モーゼル(Moser)」などがございます。
最後に、今回は網羅的にヨーロッパを中心とした食器の有名ブランドや老舗メーカーご紹介させていただきましたが、もし世界の食器にご興味がございましたらもっと深掘りしてみるのも良いでしょう。弊社でもコラムをご用意しておりますので参考程度にぜひご覧ください。
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Written by 上田勝太
上田 勝太
ゴールドプラザ 主任鑑定士
1985年生まれ 鑑定士歴15年
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