ファイヤーキング買取(Fire-King)

ファイヤーキング(Fire-King)とは

ファイヤーキング(Fire-King)は1942年にアメリカのアンカーホッキンググラス社によって誕生した食器ブランドです。乳白色が特徴の丸みを帯びたぷっくりしたデザインが人気のポイントです。これはガラスに文字通り乳白色を混ぜ込むことで完成したファイヤーキング(Fire-King)独自の製造方法でした。特にジェダイシリーズはまるで翡翠をそのまま食器としてデザインしたかのような美しさと乳白色のもたらす独特な柔らかい印象を持たせます。当時のアメリカはベビーブームだったこともあり、国内の食卓やレストランにはファイヤーキング(Fire-King)の食器が溢れていたといわれています。アメリカの家庭的食器であり業務用としても申し分ないファイヤーキング(Fire-King)でしたが、1976年に惜しまれながらも生産が終了します。市場に残されたファイヤーキング(Fire-King)の食器たちはユーザーや世界中のバイヤーたちの間で流通されることになりました。ファイヤーキング(Fire-King)の生産終了から35年後。太平洋を越えた国、日本でファイヤーキング(Fire-King)復活の動きをみせます。ファイヤーキングジャパンの元代表取締役、井置氏はファイヤーキング(Fire-King)復活を望む声と共に自身の想いを胸に、日本中の職人たちの元を訪ねてはファイヤーキング(Fire-King)の再現を依頼します。ファイヤーキング(Fire-King)独自であるガラスに乳白色を混ぜ込んだ“ミルクガラス”の製造に苦戦を強いられることに。アメリカとは湿度や気温が異なる環境に加えてガラスと乳白色の比率を見極めるのは非常に困難な事でした。失敗に失敗を重ねていく中、日本の技術力の高さと熟練の職人たちが持つ経験、挑戦心はついに日本でファイヤーキング(Fire-King)の再現に成功します。アメリカで34年、日本で現在まで13年。合わせて47年もの間にファイヤーキング(Fire-King)は数々の食器を生産する過程においてバックスタンプが存在します。基本的にシンプルなスタンプですが、“GLASS”と打たれた初期タイプやMADE IN U.S.Aが刻まれた中期タイプなど見比べてみると細かな違いがあります。リユースショップやメルカリ、ラクマなどで古いファイヤーキング(Fire-King)を探すのも面白いかと思います。また、アニメキャラクターや企業とのコラボレーショングッズも数々多く存在します。スヌーピーやディズニー、マクドナルドにビッグボーイ等々。“あらゆる時代、異なる世界との共演はファイヤーキング(Fire-King)の人気ぶりが伺えます。

ファイヤーキング(Fire-King)の参考買取価格

※記載の買取価格は参考価格です。
　お品物の状態により、価格が変わる場合がございます。予めご了承ください。

食器買取には宅配買取がおすすめ

食器はかさばる上に非常に重くなっています。
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