たち吉買取(TACHIKICHI)

たち吉(TACHIKICHI)は江戸時代から続いていた京都が誇る老舗の陶磁器ブランドです。バブル崩壊後の経済低迷による和食器の需要減、海外からの安価な輸入品に競り負け2015年には投資ファンドへの事業譲渡され、たち吉(TACHIKICHI)は事実上の倒産となりました。同年には投資ファンド運営のニューホライズンキャピタルの支援下にてブランド力の再生を図ることになりました。
現在は和食器を取り扱うブランドとして知られるたち吉(TACHIKICHI)ですが、元々は甲冑や兜などを取り扱うお店でした。店主は初代たち吉(TACHIKICHI)の橘屋吉兵衛(本名は塚本長九郎)。京都で雑貨屋を始めると茶碗の売れ行きが伸びたのを機に、食器類(陶器)を中心とした商いへと昇華させます。明治時代になると8代目当主「岡田徳之助により屋号「橘屋吉兵衛」からたち吉(TACHIKICHI)へと社名変更しました。その後は大正、昭和にかけて店舗の経営は順調となりますが、隣家の火事が店に燃え移ってしまい創業からずっと構えてきたたち吉(TACHIKICHI)の店舗は火災によって失ってしまいました。ところが、当時の店主であった富田忠次郎は焼け落ちた店舗をそのままに「再起」と銘打ち、運良く店内に残っていた陶器品の大安売りを始めます。これまでとは打って変わった前代未聞の大勝負に出たたち吉(TACHIKICHI)でしたが、京都の人たちにそれは思いの外評判となり、火災から半年で店舗の再建することができました。この出来事は高級陶器であり敷居の高かったたち吉(TACHIKICHI)を親しみ深く手近い陶器ブランドとしてのきっかけとなりました。

たち吉(TACHIKICHI)の参考買取価格

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白菊
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市松線彫
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食器はかさばる上に非常に重くなっています。
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