カルティエ ロードスターの特徴とその魅力
2016/09/28
つけているだけで背筋がピンと伸びてしまうような気品漂うカルティエの時計。
ジュエリーブランドならではのデザイン性の高さと老舗らしいブレのない安定感で人気を集めています。
ここでは、数ある時計のコレクションの中でも、ロードスターについてご紹介していきます。
カルティエのロードスターとは
カルティエといえば、やはり老舗高級ブランドとしての印象が強いでしょう。
フランスのパリで1847年に創業され、その後ニューヨーク、ロンドンなどで人気を集め、ついにはイギリス王室からも愛されるブランドとなり、ジュエリーや時計の新作を発表し続けています。
中でもカルティエの「サントス」は、成功を収めた世界初の腕時計として語り継がれています。
ロードスターは、カルティエ「トーチュ」をベースに誕生しましたが、トーチュは亀の甲羅のイメージから生まれたと言われています。
ちなみに、「トノー」は樽、「タンク」はその名の通り、戦車から発想を得ているのだそうです。
とても斬新な発想ですが、老舗だからこそアンテナとインスピレーションは常に高く広く……なのかもしれません。
カルティエのロードスターの特徴と魅力
カルティエのロードスターの特徴は、なんといってもカルティエなのにスポーツモデルという意外性だと言えるでしょう。
ジュエリーブランドらしくラグジュアリー感は残しつつ、スポーツモデルらしい動きのあるスタイルで、カルティエ愛好家はもちろん若い世代からも支持されています。
トーチュをベースにデザインされているので、亀甲スタイルはそのままの安定的なモデルです。
その上でカルティエのパシャにも通じるような、強くしなやかなイメージを兼ね備えていえる点はさすがとしか言いようがありません。
少し大きめに感じるようなリューズもデザインの一つとしてアレンジされており、手首に無理なくしっくり馴染んでしまうのが不思議です。
文字盤にピンクのカラーを選べば、カッチリした雰囲気の中に女性らしさが感じられるシーンを選ばない時計として活用できます。
ダイヤモンドをちりばめたものなら、一気にゴージャス感があふれるカルティエらしいモデルに。
文字盤にブラックやゴールドのカラーを選べば、男性らしい骨太な印象に変わります。
カルティエのロードスターは複数のモデルが発売されており、当初はメンズ向けのスポーツ時計とされていましたが、現在ではサイズ感が女性向けのモデルや自動巻クロノグラフ搭載モデルなどもあります。
ちなみに中古カルティエ市場でも人気の高いモデルですが、流通量は少なくないため、定価よりもかなり安価で手に入れられることがあるようです。
相手を見るときは「靴と時計から」とはよく言ったものです。
それで全てが決まるわけではありませんが、その人を知るための大きなポイントになる部分ではありますよね。
カルティエのロードスターにはその押さえどころが詰まっていますので、「これさえあれば大丈夫」なアイテムだと言えるのではないでしょうか。