宝石別お手入れ方法2

2015/03/05

宝石別のお手入れ方法をまだまだ紹介いたしましょう。

◆ 真珠・珊瑚
有機質である真珠や珊瑚は、硬度が低くてやわらかく、汗や酸にも弱くて、さらに傷つきやすいという特徴を持っています。
化粧品やハンドクリームはもちろんの事、ドレッシングや洗剤、水道水の消毒液でさえ、付着すると変色の原因になることがあります。
扱いには特に気をつけましょう。
また真珠のネックレスはどんなにお手入れをしていても糸が伸びてきてしまうもの。
玉と玉の間が2.3ミリほど開いてきたら糸の交換サインです。
使っている間に糸がちぎれて真珠が飛び散ったりしないように、専門店に持っていって糸を付け替えてもらいましょう。
pearl
◆ オパール
水分を多く含んだ宝石のため、乾燥や高温に弱く、ひび割れを起こすことがあります。
非常にデリケートな扱いが必要です。
エメラルドと同様に、普段のお手入れはシリコンクロスで拭く程度にし、時折、専門店に持っていってメンテナンスをしてもらうようにしましょう。
超音波洗浄機は絶対に使わないで下さい。
opal
◆ トルマリン
日本名で電気石といわれている通り、加熱や摩擦などで静電気を起こしやすいという特徴のある石です。
表面にホコリが付きやすいので、こまめに拭き取るようにしましょう。

◆ ターコイズ
多孔質で汚れや水分が詰まりやすい構造のターコイズ。
醤油や果汁などをこぼしてしまうと、すぐに吸収し、染みになってしまうので注意が必要。
普段のお手入れは柔らかい布で拭く程度にし、汚れがひどい場合は中性洗剤でさっと洗い、よくすすいでから乾いた布で水気を拭き取りましょう。

宝石店で専門のお手入れをお願いする際は、くもった宝石の磨き直しやツヤだし、爪や留め金の緩みのチェックも一緒にお願いしておきましょう。

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