ご当地フレーム切手とふるさと切手

2016/11/04

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日本全国の名所や有名なイベントをデザインした切手がズラリ

日本各地の観光名所や祭りなど、地域独特の風物をデザインしたのが「ご当地フレーム切手」や「ふるさと切手」です。
「ふるさと切手」は全国の郵便局で購入できますが(郵便局によっては取扱いのない商品もあります)、「ご当地フレーム切手」は郵便局のネットショップでのみ購入が可能です。
自分の故郷を思い出したり、旅をして好きになった地方のことを思い起こしたりと、日本の美しさを堪能出来るよう、いずれも小さな切手に美しい日本の風景がデザインされているのが特徴です。

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「ご当地フレーム切手」

「ご当地フレーム切手」は、「北海道」「東北」「関東・信越」「北陸・東海・近畿」「中国・四国」「九州・沖縄」「乗り物」「キャラクター・動物」「イベント・祭り」に分類されています。1シート(シールタイプの82円切手10枚)で、郵便局のネットショップで購入できます。取扱い期間(約1年間)が決まっているのも特徴です。
「近畿」の『世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録10周年記念「吉野・大峯」「熊野三山」「高野山」ゆかりの社寺・名宝』のように安定した人気を誇るものや、「北海道」のポストカードやステッカーがセットになったバージョンも発売になった初音ミクとのコラボ「雪ミク2014」など人気キャラクターがデザインされた変わりダネもあり、幅広い層に支持されています。ほか、「イベント・祭り」では「壮麗なる 本場 徳島 阿波踊り」(四国)、「キャラクター・動物」では、「A Panda’s Day ~パンダの1日~」(東京)、「乗り物」では「エアーメモリアルinかのや2014 海上自衛隊」(九州)なども人気です。

「ふるさと切手」

1989年に初めて発行された日本の“ふるさと”をテーマにした切手シリーズで、2007年までは地域限定で発売されていましたが、2008年以降は全国の郵便局や郵便局のネットショップで購入することが出来るようになりました。枚数限定での発行です。
2014年発行(6月まで)のものには「国土緑化」、「地方自治法施行60周年記念シリーズ」には三重県、山形県、愛媛県があります。
また、毎回人気の「旅の風景シリーズ」では、日本各県一つをピックアップしており、その県の名所や県の動物などがデザインされています。
昔は各テーマに1~2種のデザインでしたが、最近では1シート全てのデザインが異なるシリーズも増え、存分に絵柄を楽しむことが出来るようになりました。
ほか、2007年から発行されている人気シリーズに、歌川広重、喜多川歌麿、東洲斎写楽の浮世絵をデザインした「江戸名所と粋の浮世絵」シリーズなどもあり、現在のふるさとの風景だけでなく、かつての偉大な人物の作品を楽しむことが出来るシリーズもあります。
なつかしい故郷の景色や幼い頃に参加していた祭りを懐かしんだり、まだ行ったことのない地域の風景に思いを馳せたりと、ふるさと切手を通して“日本の文化”を知ることが出来るのもファンの多い理由だといえます。