世界的に人気上昇中!オールドグッチ
2016/07/16
世界のお洒落上級者が大注目の「オールドグッチ」についてお話したいと思います。
オールドグッチとは
世界的に人気上昇中のヴィンテージバッグ、その中でも人気が高いブランドがグッチです。
1921年、イタリアのフィレンツェで誕生した老舗ブランドですが、数十年後他企業に買収され、創業者であるグッチオグッチ一族とは無縁の存在になってしまいました。
しかし、買収以前のモデルがヴィンテージ市場で人気が高く、「オールドグッチ」と呼ばれ注目を集めています。
流通モデルの年代
オールドグッチとして流通するのは、1985年までのモデルが中心です。
グッチオグッチにより創設された老舗ブランドは、1985年に大きな転換期を迎えます。
この年にグッチは大手企業に買収され、それまでの個性的なデザインを発信するブランドとは違った、所謂量産型ブランドになってしまいました。
量産型のグッチへと移行する以前の、グッチ家が関わっていたモデルがオールドグッチとして流通しています。
デザインのバリエーションが豊富
オールドグッチの魅力の一つが、他ブランドと比較してデザインのバリエーションが豊富なところです。
定番のデザインに拘らず個性的なモデルを次々に発売した1970年代以降は、オールドグッチの宝庫ともいえます。
また、この時代のモデルは商品自体のデザインに加え、ロゴデザインのバリエーションも様々。
GGマークをはじめ、Gマーク、筆記体、ブロック体など数多くあり、それぞれのモデルで特別感を味わえたり、同じロゴのシリーズを集めるなどして楽しむこともできます。
メンテナンスは必須
オールドグッチは、最新モデルでは味わえない歴史的な価値観が魅力だといえますが、使用せずに飾って楽しむものではありません。
普段使いしてこそ本当の価値が生まれます。
しかし、オールドグッチは製造からすでに30年以上経過しているものもあり、素材が劣化している場合も多々あります。
例えば、レザーの箇所は専用クリームを塗ってコーティングしたり、内装の劣化はボロボロになったコーティングを剥がす専用のブラシを使用したりとメンテナンスが必要です。
自分でメンテナンスするのが面倒であれば、修理費を支払って内装など劣化した部分を張り替えることも可能です。
また、すでに販売店でメンテナンスされた商品もあります。購入時には状態の確認をしっかり行うことをおすすめします。