ロレックス シードウェラーとは?その魅力

2016/02/20

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ロレックスシードウェラーは、ファンの中でも常に人気の高いモデルの一つ。高額で取引されるアイテムも多く、とくにCOMEXや赤シードは人気です。
ここでは、シードウェラーの特徴と魅力についてご紹介しましょう。

ロレックスシードウェラーとは

シードウェラーとは、「海の住人」という意味。ロレックスと海を重ねれば、サブマリーナを筆頭に浮かべる人が多いと思いますが、シードウェラーはさらに上を行くダイバーズモデルです。
防水性能は、開発当初の1967年頃で610m。70年代後半には1220mに達しました。
シードウェラーの特長は、防水性能の高さだけではありません。ケースの横にはヘリウムガスを排出するシステムが装備されています。このシステムこそ、シードウェラーをダイバーズモデルの最高峰とする所以なのです。
1960年代、当時世界最大だったフランスの潜水会社コメックス社は、所属ダイバーたちにサブマリーナを支給していました。
ところが、水圧との調整のために使用されていたヘリウムガスがダイバーの浮上時に膨張してしまい、風防を破裂させる事故が起こります。
その後、ロレックス社はコメッスク社の協力を仰ぎ、新しいダイバーズモデルを開発。
浮上時に膨張したヘリウムガスを排出するシステムを装備し、それに加えて、ケースをサブマリーナより厚く頑丈になりました。こうして生まれたのがシードウェラーなのです。

ロレックスシードウェラーの歴史

ロレックスシードウェラーはどのような経緯で誕生したのでしょうか。シードウェラーの歴史をご紹介します。

1953年
ロレックスは深海潜水艦トリエステ号の協力のもと、巨大な水圧にも耐えられる時計の開発を始めます。

1960年
ロレックス実験用の時計が装着されたトリエステ号が10916mの深海に到達。トリエステ号が浮上した後も、トリエステ号に取り付けられたロレックスは故障するような事もなく正確な時を刻み続けていたと言います。
この出来事は時計業界で非常に大きなニュースとして扱われました。
そしてこの成功から、フランスの潜水専門会社コメックス社と協力し、のちのシードウェラーを目指して新たなダイバーズウォッチの開発へと歩んだのです。

1967年
シードウェラーのファーストモデル、Ref.1665が誕生。防水性能610m。
ヘリウムガスを排出する機能「ヘリウムガスエスケープバルブ」を装備。

1978年
セカンドモデルRef.16660を発表。
防水性能1220mを達成。その後も、プロダイバーのために、細部まで妥協のないマイナーチェンジを繰り返しています。

2008年
ロレックスの防水技術を結集したシードウェラーモデル、「ディープシー」を発表。防水性能は3900mに。

2014年
シードウェラー正統モデルとして、新たなRef.116600を発表。
さらに進化した技術と素材が採用され、現在でも世界最高水準のダイバーズモデルの地位に君臨しています。

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現行のロレックスシードウェラーの詳細

Ref.116660

ダイヤルは黒のみ。ケース素材、ブレス素材は、ともにステンレススチール。
セラミック製の逆回転防止ベゼルを装備。ケース径は44mm、ケース厚は18.1mm、重量は220g。2008年から生産中。

シードウェラーの魅力は、完全にプロダイバーのために製造されたという点にあります。
一般消費者をターゲットとしていないため、無駄な装飾は一切排除。ただひたすら深海での機能性だけを追求しています。
シードウェラーのプレミアム価値を高めているのは、この妥協のない姿勢にこそあると言えるでしょう。

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