宝飾時計として定番人気の”ショーメ(CHAUMET)”の魅力

2018/10/15

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ジュエラーとして「グランサンク」と呼ばれるフランス5大宝飾店の1つとして数えられるショーメ(CHAUMET)でございますが、実は時計製造の歴史も古く最古の時計として確認されているのは1811年に製造された時計とされております。
今回は宝飾時計として人気のある「ショーメ(CHAUMET)」の魅力についてお話していこうと思います。

ショーメ(CHAUMET)の時計の歴史

ショーメ(CHAUMET)は1780年に宝飾ブランドとしてフランスに誕生しました。
その後マリー・アントワネットやナポレオン等に認められて王室御用達ブランドへと成長していきます。
ブランドとして初めて製造した腕時計も皇后ジョゼフィーヌの義理の娘であるバイエルン王国王女アウグステの為に制作された物です。
その特徴としては金をベースにパール・エメラルドで飾り付けられ、ブレゲ製のムーブメントを使用した豪華絢爛の腕時計だったそうです。
初めて製造した腕時計の後も当時の最新技術を取り入れつつ、ダイヤモンドやマザーオブパール・エナメル装飾等を組み合わせた独創的な宝飾時計を製造していきました。
1995年頃から本格的に時計製造に力をいれていき、ブレスレットに時計を取り込んだ「ケイシス」やダイバーズウォッチながらラグジュアリーなケースとのギャップが新鮮な「クラスワン」やLVHMグループの傘下に入りバックボーンを得たことで製造された「ダンディ」等を展開していき本格的に時計市場に参入していきことになります。

ショーメ(CHAUMET)の時計の特徴

グランサンクでもある高級ジュエラーのショーメ(CHAUMET)の時計はどのような特徴があるのでしょうか?
時計の心臓でもあるムーブメントはスイスのマニファクチュールで製造された物を仕上げて使用しております。
その仕上げに宝飾メーカーでもあるショーメ(CHAUMET)の特徴が表れております。
ペラルージュ装飾の地板や面取りした受け、ブルースチールのねじ等の細部に至るまでしっかりと調整しております。
時計の外観の装飾にも特徴があります。
ギョーシェ装飾やエナメル装飾・セッティングのような専門技術にもブランド独自の細部へのこだわりがあります。
なかでもセッティングは宝飾メーカーらしく素晴らしい技術が使用されております。
グレイン・プロング・インビジブル・ハニカム等の様々なセッティングにブリリアント・カボション・バゲット等のカット方法を用いた宝石の組み合わせによって、独特で洗練された1品を作り上げています。

ショーメ/ダンディ画像

ショーメ(CHAUMET)の今後

時計製造にも本格的に力を入れてきたショーメ(CHAUMET)ですが、
これからどのように変わっていくかに注目が集まっております。
基本的なベースとしては宝飾品に力を入れていくと思ます。
現CEOのジャン=マルク・マンスヴェルト氏は「ショーメ(CHAUMET)がいかに美しいものを作り出しているかを世界中のお客様に知っていただく事」に力を入れてきたと言っております。
この言葉を体現しているのが、先月まで三菱一号館美術館で開催されていた「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界 ─ 1780年パリに始まるエスプリ ─ 」展です。
ショーメ(CHAUMET)が作り出した宝飾品で彩られたナポレオンやジョゼフィーヌの肖像画の展示や宝飾職人・セッティング職人・研磨職人による実演、壁紙など会場限定コンテンツのデジタル配信等の伝統と革新の融合が仕込まれていました。
今後のショーメ(CHAUMET)は、ブランド世界観の周知と世界規模での店舗展開をしてくそうです。

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