シャネルのラインの種類
2015/11/01
今やシャネルは多くの気品あふれる商品を世に送り出しています。
ここでは、シャネルが販売しているいくつかのラインを紹介し、それぞれの特徴を解説しましょう。
シャネル代表する3大ライン
いくつかあるシャネル商品のラインのうち、ブランドを代表する3つのラインについて見てみましょう。
シャネルマトラッセ
「シャネルと言えば○○」。この空欄に入るもっとも多い答えが、マトラッセでしょう。
マトラッセは、今やシャネルの代名詞。
主なアイテムはバッグですが、ほかにも財布や小物などこのラインに属するアイテムは数多くあります。
バッグの全体を覆うひし形が、ふっくらと柔らかく盛り上がった形状。
ゴールドなどの金属を使ったショルダーチェーン。
街で見かけるシャネルのバッグの多くは、このマトラッセのラインだと言っても過言ではありません。
シャネルカメリア
シャネルを象徴する花である、カメリア。
椿をモチーフにした一連のラインです。
バッグ、洋服、ジュエリー、サングラスなど、カメリアのラインにも多くのアイテムが属しています。
目立たないように小さく椿のマークは入っているものもありますし、大胆にバッグ全体にカメリアの模様を配したものなど、デザインは多彩です。
シャネルキャビアスキン
シャネルキャビアスキンは、牛革を使用したアイテム。
まるでキャビアを散らしたかのような、粒々または凸凹した表面が特徴的です。
バッグ、財布、小物など、多くのアイテムがこのラインに属しています。
固くて丈夫な作りが特徴で、手入れを怠らなければ長く使えるラインとして人気です。
シャネルのその他のライン
ほかにも、まるで板チョコのような整然とした方形を描くチョコバーライン、シャネル創業の地を名にしたカンボンライン、香水を中心として地位を築いたマドモアゼルライン、縫い目の粗さをデザインに活かしたワイルドステッチラインなどがあります。
さらに、スポーツライン、デニムライン、ニュートラベルライン、アンリミテッドライン、メイクアップライン、エッセンシャルラインなど、あげればまだまだ多くのラインがあります。
ラインとは、一般企業で言えば、営業1課、営業2課…などの違いのこと。
会社全体の目的を果たす点では、1課も2課も共通しているものの、部署単位で見れば、目的や方法などが異なります。
1課の鎧をまとって2課の手法で仕事をすることは不自然です。
同様に、マトラッセラインをまとうべきトータルコーディネートの中で、バッグだけがカメリアラインというのはやはり不自然だと言えます。
まずは、あなたが望むラインをトータルイメージの中から選び、そして、そのラインのアイテムに精通すること。
バッグだけではなく、小物までをしっかりチェックしてください。
ラインという着眼点からシャネルを見直すのも、また面白いのではないでしょうか。