金買取業者の手数料とは
2015/10/19
金の買取をしてもらう際の価格というのは、相場の価格と売却する金製品の純度や重量などを計算したものが基本ですが、そのほかにも手数料がかかる場合があります。
しかし、手数料というのはいったいどのようなものなのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、金の買取をしてもらうときの手数料というのはどういうものか紹介します。
買取時の手数料とはどのようなもの?
買取時にかかる手数料というのはどういうものなのでしょうか。
それは買い取り後の金の行方と関係があります。
金製品を買い取った後、一度溶かしてから利用することが多いのですが、そのときにかかる溶解料や、溶解によって目減りした分というのは、買取店の負担となります。
そこで買取店が赤字とならないため、買取価格から差し引かれるのが買取手数料というものです。
この買取手数料は、買取価格の10%というのが一般的なようです。
違う名目の手数料がある場合も
金の買取店の利益を確保するためには必要不可欠な買取時の手数料ですが、中には溶解料や目減り分以外での名目で手数料を引く買取業者もあります。
例えば、見積手数料や査定手数料というものを請求される場合もあります。
買取価格から溶解料など20%を引かれ、さらに見積手数料や査定手数料を取られてしまっては、手元に残る額がどんどん少なくなってしまいます。
手数料がない場合があるのはなぜ?
しかし、全ての買取業者で手数料がかかるというわけではありません。
手数料は一切取らずに、相場の価格に純度や重量などを反映させた価格のみで買い取りを行っているところもあります。
手数料が無料という買取業者は、その会社自体の体力があることや、独自の販売ルートを確保できているという背景によって実現できるものもありますし、なかには本来価格をつけることができるダイヤモンドなどの宝石やブランド品に価格を付けず、そちらで利益を得ている場合もあります。
また、ある程度の重量以上であれば手数料を取らないという買取業者もあります。
手数料の名目や金額は買取業者次第
このように買取業者によって手数料の名目や金額はさまざまで、特に法律などで決められているわけではありませんから、買取業者のさじ加減次第というところも少なからずあります。
納得できる手数料であれば問題ないのですが、中には理由の分からない手数料が引かれているという、悪徳な買取業者もあるようです。
手数料が合わせて50%以上になってしまうような場合や、わずかな金額しか手元に残らない場合もあるので気を付けたいものです。
自分でチェックするのが大切
何よりも大切なのは、その買取価格が適正か、自分自身できちんとチェックするということです。
相場を確認しておくことも大切ですが、手数料についてあらかじめ案内しない買取業者もあるようなので、その業者で買取してもらった際の手数料の有無や、どういった手数料がどのくらい取られるのかなど、事前に確認しておくことが大切です。
最終的な買取価格についても、業者から言われたままではなく、どのような計算で算出されているのか確認するようにしましょう。
専門業者でなくても金の買取を行っているところはありますが、手数料や査定の信頼度などを考えると、プロの鑑定士が鑑定をし、これまでの実績も豊富な金の専門業者で売却する方が、安心できるのではないでしょうか。
より納得のできる価格で売却をし、資産運用をより有益なものにするためには、ゴールドプラザのような金の専門業者で買い取ってもらうことをおすすめします。