金製品の製造元や機関について

2015/10/11

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金製品をお持ちの方、特に資産運用として金の売買をと考えている方の場合は、金に関する最低限の知識を持っておくことも必要です。

そこでまずは知っておきたいのは、日本では、金製品はどういった会社で作られ、どのような機関で取り扱いをされているかということです。

そこで今回は、金を取り扱っている主な機関や、日本で金の製造を行っている主な会社にはどういった企業があるのかなど、金製品の所有者として知っておくべき情報を紹介します。

日本の代表的な金の取り扱い機関「東京工業品取引所」

金や銀など貴金属をはじめアルミニウムや石油、さらには大豆やとうもろこしといった農産物まで、全部で14種類の品目を、商品取引所法に基づいて先物取引を行っています。

中でも金など貴金属の取引は連日盛んに行われていますので、金の相場などをチェックする場合には、いつもここの状況を確認しておくのがおすすめです。

ここは日本経済に大きな影響を与えている所でもありますので、特に先物取引をする上では覚えておいてください。

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世界的に権威ある「ロンドン地金市場協会(LBMA)」

世界で最も古い金のマーケットで、現在でも世界における金製造において、より信頼度の高い機関がこのLBMAです。

ここでは金の規格を制定し管理すること。

またそれに基づいた厳しい審査を通過した造幣局や企業を認定し、「GDリスト」に登録することが行われています。

このGDリストに登録された造幣局や企業が年間に生産するものが、世界の金生産量の約90%を占めるという事実からも分かるように、世界の金市場において最も権威のある機関です。

日本最大の「田中貴金属工業」

金の買取でも有名な田中貴金属グループの筆頭である会社で、貴金属を中心とした事業を展開している、日本最大の企業です。

また、日本の企業で初めてLBMAの公認溶解業者として登録・認可を受けたということや、「純金積立」を開発した企業ということで、日本の金製品業界における、先駆者的な企業としても位置付けられています。

金製品に刻印された「GDマーク」が、田中貴金属工業の製品が信頼できる品質の物という証しになっています。

金製品の製造に積極的な「三菱マテリアル」

さまざまな分野で活躍する三菱グループである三菱マテリアルは、金属加工やセメント製造、電子材料の製造、販売など幅広い事業展開をしている企業です。

中でも金地金や金のジュエリーといった貴金属の製造を積極的に行っていることでも知られています。

田中貴金属工業同様LBMAの公認溶解業者リストに登録・認定されている、こちらも信頼度の高い会社です。

ここで製造された金製品というのは、刻印されている三菱マークがその証です。

LBMAに公認されている企業の金製品を購入したかどうかによって、その品質も違ってくるため、売却したいと思ったときの買取金額にも大きく関わってきます。

また東京工業取引所の状況を見ながら、金を売却するタイミングを計ることも資産運用には必要です。

金で資産運用をしたいと考えている方は、今回紹介した4つの製造元や機関をきちんと覚えておいていただき、より良い資産運用に役立てていただければと思います。

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