大判小判のレプリカ

2015/12/15

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江戸時代に多く発行され、ものによっては今でもオークションなどでは高値で取引されている大判小判。

ここでは、あえて本物ではない大判小判のレプリカを取り上げていきます。

レプリカといえども侮るなかれ、実はかなり高価格で取引されているものもあるのです。

レプリカだから価値なんてあるわけがない……と諦めるのは早いかもしれません。

そもそもレプリカとは?

今では、スポーツのユニフォームや優勝トロフィーのレプリカ、またバイクのレーサーレプリカなど、幅広いジャンルで使われる言葉です。

レプリカアイテムという表現もよく耳にしますが、そもそもの意味は複製品。

あくまでも本物を忠実に再現した精巧な複製品ですので、本物ではないということをしっかりと理解しておきましょう。

レプリカは、「限りなくそっくりであること」を楽しむためにあると言えます。

もともとは美術用語であったこともあり、レプリカは立体の複製品に使われ、平面のもの(絵や写真など)は「コピー」、また壊れてしまったものや今では目にすることができないものを再現したものは「復元品」と使い分けられています。

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小判のレプリカについて

美術品を鑑定する番組などで、よく登場する江戸時代の小判。

キレイな金色をしていてもレプリカだったり、文字がかすれていても本物だったりと、なかなか素人には判断がつきにくいものです。

本物の小判である場合は数百万円の値が付くこともありますが、レプリカであれば0円~数万円程度ということも。

またレプリカであっても金が含まれている可能性がありますので、そこに期待してしまう方も少なくないでしょう。

流通量の少ない小判は、贋金としてではなく、記念品や鑑賞用としてレプリカが作成されることがあり、こうしたものは作品として評価される場合もありますので、意外な高値がつくこともあります。

大判のレプリカについて

小判のレプリカと同じく精巧に作られたものも多いため、プロが鑑定しなければ分からないということが多いようです。

小判と違って庶民が普段から利用しているものではなかったので、墨書きがキレイに残った保存状態が良いものもあります。

もしレプリカではなく本物であれば、判が大きいだけあって金の含有量が多く、高値が期待できます。

中には数百万円の値が付くものもあるので、一度信頼できる鑑定士に調べてもらうと良いでしょう。

江戸時代の小判や大判は流通量も多く、流通していた期間も長いことから、物置を整理したら本物が眠っていたという話をよく耳にしますが、残念ながらそれと同じくらいレプリカだったという話も多いもの。

しかし今回ご紹介したように、レプリカであっても非常に高い価値があるものもありますので、もし大判小判をお持ちでしたら一度プロに鑑定してもらうことをおすすめします。

思わぬ掘り出し物で高値がついた……なんてことがあるかもしれません。

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