貴金属の比重とは?その計算方法も伝授!
2016/01/10
貴金属の比重とは、特定の金属の密度を水の密度と比較した値のことを指します。比重は、物質の重量と体積の関係を示す重要な指標であり、貴金属の鑑定や純度判定に役立ちます。

大嶋 雄介
2015年にゴールドプラザに入社し、千葉店の店長として3年間で月間売上の最高記録を達成。鑑定士としてのキャリアをしっかりと積み上げ、その後、営業企画部に進出し、集客の戦略構想やSNSを活用したPR活動をしながら、リサイクル業界への深い理解と経験を積みました。現在は貴金属の換金業務に従事し、金融相場や市場動向の分析をじっくりと、緻密な専門知識を深化させています。
◾️ 目次
そもそも比重とは?
比重とは、ある物質の密度を基準となる物質の密度と比較した値のことです。通常、液体や固体の比重は「水」を基準(1.00)として測定されます。例えば、金の比重が約19.3であるということは、同じ体積の水と比べて19.3倍の重さがあることを意味します。比重が高いほど、同じ体積でもより重くなります。この性質を利用すると、貴金属が本物か偽物か、純度がどの程度かを調べることができます。
貴金属の買取と比重の関係
貴金属の買取を考えたときに、一番気になるのはやはり査定額ですよね。信頼できる店舗に鑑定を依頼すれば価値に見合った金額を提示してもらえますが、自分でもどれくらいの価値があるのかをある程度把握しておきたいものです。そこで今回は、貴金属の比重計算方法をご紹介します。貴金属に関する豆知識として、ぜひ押さえておきましょう。
貴金属の比重一覧
代表的な貴金属の比重は以下の通りです:
- 24K(金) :19.13~19.51
- 18K(金) :14.84~16.12
- 14K(金) :12.91~14.44
- Pt950(プラチナ):19.84~20.85
- Pt900(プラチナ):18.61~20.08
- Ag1000(銀) :10.53
金の純度が高いほど比重は大きくなります。例えば、18金よりも24金の方が比重が大きくなるのは、割り金として使用される銅などの金属が軽いためです。
比重の計算方法
比重は、以下の式で求めることができます
比重=物質の密度(g/㎤)/水の密度(g/㎤)
般的に、水の密度は4℃で1g/cm³とされているため、比重の値は物質の密度とほぼ同じになります。
自宅でできる簡単な比重測定方法
貴金属の比重を自分で測定する方法として、以下の手順があります。
- 刻印を確認して、金の種類を調べる。
- 測定したい金製品の重さを計る。
- 水を入れた容器を計りに載せ、計りのメモリを0gにリセットする。
- 金製品を糸で吊るし、水の中に沈める。
- 水の中の重さがその金製品の体積となる。
- 容器に触れないよう注意する。
- 比重値を計算する。比重=測定した重さ/水中での重さ
例えば、
- 18金の金製品(刻印750)
- 測定重量150g
- 水中重量10g
この場合、150 ÷ 10 = 15 となり、18Kの比重範囲(14.84~16.12)内に収まるため、この製品は18Kである可能性が高いと言えます。
貴金属の比重を活用する場面
比重の違いを利用することで、以下のような用途があります。
1.純度の確認
貴金属の比重を測定することで、純度の高い金やプラチナと、不純物が混ざった合金を区別できます。
2.偽物の判別
市場には金やプラチナに似せた偽物が出回ることがありますが、比重の違いを調べることで本物かどうかを判定できます。
3.貴金属の取引
金や銀のインゴット(延べ棒)やジュエリーの価値を評価する際に、比重の測定が重要な役割を果たします。
まとめ
貴金属の比重は、それぞれの金属が持つ固有の特性を示す指標であり、鑑定や品質管理において重要な役割を果たします。特に、金やプラチナなどの高価な金属を取り扱う際には、比重を正しく理解し、適切に活用することが求められます。比重計が設置されていない買取店舗は、X線分析装置など他の手法で鑑定している場合もありますが、客観的な数値を測定していない可能性があるため注意が必要です。
金の比重計算は一見難しそうに思えますが、実際にやってみるとシンプルな計算で求められます。ただし、自宅で計測する場合は誤差が出やすいため、正確な比重を知りたい場合は信頼できる買取店や専門機関に依頼することをおすすめします。
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