アクセサリーだけじゃない。プラチナの使用用途

2015/07/21

platinum-usage
プラチナと言えば、アクセサリーを思い浮かべる方が多いでしょう。

実際、私たちが目にするプラチナの多くは、アクセサリーとして加工されたものだと言えます。

しかしプラチナは、アクセサリー以外のさまざまなものにも使われているのです。

そこで、プラチナの様々な使用用途についてご紹介しましょう。

プラチナは「レアメタル」と呼ばれる貴金属の1つ

貴金属と呼ばれるものは、金、プラチナ、銀、パラジウム、ロジウム、イリジウム、オスミウム、ルテニウムの8種類です。

貴金属は耐腐食性が高く、希少な金属が多いのも特徴としてあげられます。

貴金属の中でもプラチナは産出量が少なく、「レアメタル(マイナーメタル)」の一種として数えられています。

レアメタルの特徴としては、以下のような点があげられます。

●産出量が少ない
●特定の地域でしか産出されない
●精錬するための技術が高度である

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プラチナの用途

レアメタルであるプラチナがどんな用途で使われているのか、その一部をご紹介しましょう。

自動車排気ガス用触媒

プラチナの工業用途としてメインになるのは、自動車への使用です。

自動車の排気には有毒なガスが含まれていますが、これらの有害なガスを二酸化炭素などに変換できる触媒がプラチナ、パラジウムなどの白金属です。

自動車マフラーを白金属でコーティングすることで、触媒効果を発揮します。白金属以外では代用することのできない、重要な用途の一つです。

燃料電池

自動車会社が開発した燃料電池にも、プラチナが使われています。

耐酸性、耐食性が必要な電極板には、プラチナが最適な素材なのです。

ただし、1台につき約100gの重さのプラチナが必要になりますので、どうしてもコストが高くなってしまいます。

ハードディスク

パソコンのハードディスクにも、プラチナが欠かせません。

ハードディスクは、微小な磁石によって内部の記録層に情報を記録しています。

この微小磁石に情報を記録する能力の向上にプラチナが使われています。

ただ最近では、高価なレアメタルを使用しなくてもプラチナを使用した時と同じくらいの保持能力を持たせる方法も開発されています。

将来的にはハードディスクにはプラチナを使用しないで済む時代がくるかもしれません。

医療分野

プラチナは、ペースメーカーや抗がん剤の一部などに使用されるなど、私たちの健康維持や病気の治療にも役立っています。

プラチナは血液に触れても酸化することがなく、アレルギーが出にくいので、体内に入れる物質としては安全性が高いと言われています。

また、カテーテルや歯科で使用される機器などにもプラチナが使用されています。

美容分野

美容に敏感な方なら、「白金ナノコロイド」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

これはプラチナを「ナノ化(10億分の1メートルの微粒子)」したもので、デトックス効果が期待できるとされており、サプリメントなどで摂取します。

金属を口にすることに不安を覚える方もいるかもしれませんが、食品に配合することを厚生労働省が認めていますので安心です。

文房具

プラチナは、万年筆のペン先にも使われています。

万年筆は、安定した細い線が書けることが求められますので、プラチナの摩耗しにくい性質が最適なのです。

長い間、変わらぬ安定した書き味が保てると好評を得ています。

しかし、プラチナをペン先に使っている万年筆は、高価なものが多いようです。

プラチナは街でも採れる?都市鉱山

使われなくなった電化製品などに含まれるプラチナを「都市鉱山」と呼びます。

再利用が可能なので回収するべきなのですが、実際には中古品、ジャンク品としてそのまま海外に輸出されることが多いようです。

回収ルートが整備されていない上、高い技術が必要なので、回収が難しいというのが現状のようです。

プラチナの様々な使用用途についてご紹介しました。

実は、いろいろな場面でプラチナのお世話になっていることが分かっていただけたかと思います。