見た目は似てるけど実は違う?プラチナ・ホワイトゴールド・シルバーの違いを徹底解説!
最終更新日:2025/05/20
ジュエリーやアクセサリーで人気の「白っぽい金属」。中でもプラチナ、ホワイトゴールド、シルバーは、一見するとどれもよく似た輝きを持っています。しかし、素材の性質や価格、耐久性には大きな差があります。
今回は、「プラチナとホワイトゴールドの違い」「プラチナとシルバーの違い」という検索でも多くの方が気にしているポイントを中心に、それぞれの素材の特徴をわかりやすく解説します。

大嶋 雄介
2010年にゴールドプラザに入社し、千葉店の店長として3年間で月間売上の最高記録を達成。鑑定士としてのキャリアをしっかりと積み上げました。その後、集客の戦略構想やSNSを活用したPR活動をしながら、リサイクル業界への深い理解と経験を積みました。現在は貴金属の換金業務に従事し、金融相場や市場動向の分析を通して緻密な専門知識を深化させています。BSテレ東「なないろ日和」などに出演。
プラチナとは?
プラチナ(Pt)は白く美しい輝きを持つ希少性の高い貴金属です。純度が高く、耐久性と耐食性に優れているため、特にブライダルジュエリーに多く使われています。
- 重厚感があり、落ち着いた輝き
- 変色・変質しにくい
- 金属アレルギーのリスクが低い
- 市場価格は高め(純度や重量によって価格が大きく変動)
ホワイトゴールドとは?
ホワイトゴールド(WG)は、その名の通り金(ゴールド)をベースに、パラジウムやニッケルなどを混ぜて白く仕上げた合金です。実際はやや黄味がかった白色のため、ロジウムでコーティングして、プラチナに近い色合いを実現しています。
プラチナとホワイトゴールドの違いは?
- 素材のベースが異なる(プラチナ=白金、ホワイトゴールド=金)
- ホワイトゴールドはメッキ処理(ロジウムコーティング)が必要。使ううちに剥がれて黄味が出ることも
- 価格はホワイトゴールドの方が安価
- 見た目は似ていても、重さ・耐久性・価値に差がある
- 金属アレルギーが出る場合も(ニッケル配合の場合)
プラチナは「変色しない本物の白」、ホワイトゴールドは「白く見せるための工夫を施した金」とも言えます。
シルバーとは?
シルバー(銀)は、古くから親しまれてきた金属素材で、スターリングシルバー(純度92.5%)が一般的です。比較的安価で手に入れやすく、カジュアルなアクセサリーにも多く使われます。
プラチナとシルバーの違いは?
- 耐久性や希少性はプラチナが圧倒的に上
- シルバーは黒ずみ(硫化)しやすく、変色が避けられない
- プラチナは長期間の使用でも色が変わらない
- 見た目は似ていても、重量感・手触り・輝きの質に違い
- プラチナはアレルギーリスクが低いが、シルバーは合金次第でアレルギーが出ることも
プラチナとシルバーの違いを一言で言えば、価格・耐久性・手入れの手間すべてにおいてプラチナの方が上位互換。ただし、シルバーはアンティークのような経年変化を楽しめる点で、根強いファンも多いです。
結局どれを選べばいい?用途で選ぶのがポイント
使用目的 | おすすめ素材 |
---|---|
ブライダルリングや一生モノのジュエリー | プラチナ |
高級感とコスパを両立したい | ホワイトゴールド |
カジュアルに楽しみたい・デザイン重視 | シルバー |
「プラチナとホワイトゴールドの違い」「プラチナとシルバーの違い」を知ることで、自分のライフスタイルや価値観に合ったジュエリー選びができるようになります。
まとめ
白い金属でも、プラチナ・ホワイトゴールド・シルバーはまったく異なる素材です。価格、耐久性、変色のしやすさ、アレルギーへの影響など、さまざまな要素を比較して、あなたにぴったりの素材を選びましょう。
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