ブランド品-コピー品の見分け方

ブランド品のコピー品とは?

ブランド品のコピー品の定義は、当該のブランド企業の許諾なく、その商標、デザインを用いた商品を製造、販売しているものになります。
一定以上の知名度を持つブランドには付き物といっても過言ではなく、コピー品に対する対応にコピー品業者が対応するというイタチゴッコが続いているのが現状です。

各ブランドのコピー品の見分け方は別に記載しますので、全体的に見た際にここを見ればコピー品と見分けられるポイントをご紹介いたします。

1、素材の質
2、縫製の質
3、研磨の質
4、刻印の質
5、大きさ

1、素材の質

ブランドがブランドたる最大の理由は、その素材へのこだわりだと言えます。
コピー品業者の目的は、安い原価でデザインのみ模倣することです。
このため、コピー品がブランドが用いるような高品質の素材を使うことはありません。

レザーの質

ひとくくりにレザーと表現するものにも、高品質の物から低品質の物、フェイクレザーまで存在します。
特にコピー品業者は本来レザーを用いる部位にフェイクレザーを用いる傾向にあります。

フェイクレザーとレザーの違いは、細かな毛穴があるかどうかです。
ルーペ拡大で見ると、フェイクレザーも毛穴のような模様は作りこんでいますが、実際の毛穴のあとは再現できていません。
また、フェイクレザーはポリウレタンや塩化ビニルを用いるため、化学薬品のニオイが残っていることが多々あります。

次に一定のスーパーコピー品はレザーを使用してきますが、低品質なものを用いていることが多く、触り心地に滑らかさと厚みを感じずペラペラな感触になります。

熟練の鑑定士はレザーを触れただけでコピー品を識別できるようになるほどです。

キャンバス地の質

ブランドバッグに多用されるキャンバス地は、最もコピー品の作りやすい素材ですが、こちらにも本物とコピー品の間に大きな差が出ます。
キャンバス地とは麻糸や綿糸を平織にしたものですが、この平織に差が出ます。
コピー品は、平織の引きが弱く、織る糸の数が少ないため、糸目が粗くなり触れた時にざらつきを感じます。
逆に本物のブランドに用いられるキャンバス地は、キャンバスのもつ荒さが最小限に抑えられているため、ざらつきのない滑らかな肌触りになっています。

鑑定士はキャンバスの糸の本数を把握しているため、この点で偽物を見分けています。

ナイロンの質

ナイロンに限らず、コピー品を見分ける際に重要の要因が臭いになります。
特にナイロンは臭いが顕著に出る素材の為、熟練の鑑定士は臭いをかぐだけで、コピー品のナイロンを見抜くことが出来ます。

2、縫製の質

次にコピー品と本物の間にある大きな差が縫製の質です。
ステッチの数や、使用する糸の質、縫製の仕方にまで大きな差が出ます。

ジッパーで閉めるタイプのバッグであれば一目瞭然で、ジッパーを閉め、内部に何もいれず空気だけが入った状態にし、上からつぶすような形で押し込むと、本物であれば縫製がしっかりしているため、なかなか空気が漏れず押し込むのに力が要ります。
逆にコピー品ではそこまで細かな縫製がされていないため押し込まれるままに空気が抜けてしまいます。

3、研磨の質

本物のブランドは金具の細部、裏側まで手を抜きません。
ストラップを留める金具の裏側まで綺麗に研磨され、ざらつきのない金具に仕上げてきます。
対して、コピー品は金具の裏側にまで気が回らず、金具を切り取った後にメッキを施します。
この金具へのこだわりは、ブランドバッグだけでなく、ジュエリーや時計にも応用できるコピー品の見分け方になります。

4、刻印の質

ブランド品をブランド品足らしめているのは、そのブランド刻印といっても過言ではありません。
本物のブランドが、その存在意義であるブランド刻印に手を抜くことはありません。

レザーへの刻印

本物のブランド品はレザー刻印が非常に上手です。
特にレザー製品発祥のブランド企業はとことんこだわったブランド刻印を打ち込んできます。
アルファベットの跳ねは最後まで綺麗に仕上げられ、刻印の深さはすべての文字が一定しています。
文字の間隔は、全ての商品が一定に整えられているため、今のところコピー品業者が完全に再現することはできていません。

金具への刻印

レザーと同じく金具への刻印も手を抜きません。
特にコピー品業者はこの金具への刻印を再現することが出来ず、レーザー刻印で綺麗すぎるが無機質な刻印を打ち込んできます。

5、大きさ

最後に、最も簡単なコピー品の見分け方として、細かなサイズの違いがあげられます。
幅、奥行き、高さだけでなく、ハンドル、ストラップの長さ、レザーパッチの大きさなど、コピー品はどこかに必ずサイズ違いが発生しています。

総合的に判断する

以上のようなことを細かく見たのちに、総合的に見てコピー品と判断します。
本物のブランドの中にも、一部を手抜きで製造しているものや、コピー品の中にも一部を完全に再現してくることがありますので、一部のみでコピー品と判断することはできません。

ネットオークションなどで購入したブランド品が本物か不安だと思われたときは、ゴールドプラザにお持ち込みいただければ、買い取ることが出来るか出来ないかで判断いたしますので、一度お持ち込みください。