エルメス(HERMES)の修理ついて
2016/08/01
どんなに品質の良い製品であっても、使っているうちに汚れたり、壊れたりすることがあります。
それは高級ブランドであるエルメスの製品であっても同じです。
そこで今回は、エルメスの製品が壊れてしまった際にどのように対応すればよいのか、修理の依頼方法などについてご紹介しましょう。
基本的には正規店で修理を
どのブランド品を修理する場合でも同じなのですが、基本的にそのブランドの正規取扱店で修理してもらうのが一番良いのは間違いがありません。
エルメスも同様で、まずは国内にある正規店に持ち込んでみましょう。
ただ、「ギャランティーカードや専用箱を失くしてしまった」といった場合は、修理を受け付けてもらえないのではと不安に思う方もいるかもしれません。
エルメスの場合は正規店のスタッフがアイテムをチェックして本物かどうかを判断しますので、ギャランティーカードがなくても修理してもらえるようです。
ただし、廃盤となったアイテムなどはメンテナンスを断られるケースもあるようですので、希望する修理内容が対応可能かどうか、電話などで事前に問い合わせてみても良いでしょう。
正規店でなくても修理は可能 ただしリスクが伴う場合も
正規店に修理を依頼すると結構お金がかかってしまうし、場合によってはフランス本国で修理ということもあるので日数もかかってしまう……
できるだけ安く、そして早く修理したいというときには、正規店以外の修理店に依頼するという方法もあります。
バッグであれば持ち手や糸がほつれた部分、ファスナー故障の修理などはもちろん、染み抜き、部分染めなど幅広いメンテナンスを行う店舗が多数あります。
また、時計に関してもオーバーホールのほか、ベルトのサイズ変更など、さまざまなメンテナンスを行っています。
手軽に修理に出せて料金もお得であるとなると、正規店以外でメンテナンスしてもいいかな……そんなふうに思う方もいるでしょう。
しかし、正規店以外で修理をした場合、その製品はもうエルメス製品とはみなされなくなるとされています。
そのため、その後正規店で修理したいと思っても、受け付けてくれない可能性があるのです。
また、メンテナンスの質にバラつきがあり、中にはいい加減な修理を行ったり、素人がメンテナンスを担当したりするような修理店もあるようです。
正規店以外に修理を依頼する際は、そういったリスクを考える必要があることを覚えておきましょう。
正規店以外で修理し、一見元通りになって今まで通り使えるようになったとしても、エルメスの製品とみなされなくなっては意味がありません。
また、後に買取をしてもらいたいと思った際にも、査定額が下がるなど影響が出る可能性があります。
そのため、修理をする際はできるだけ正規店に依頼することをおすすめします。
あとはご自身の都合に合わせて、依頼する修理店を選んでみてはいかがでしょうか。