ブラックゴールド(BG)買取
ブラックゴールド(BG)とは
皆様はブラックゴールドを御存知でしょうか。世間一般的にイエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドの3種類のカラーゴールドが有名ですが、ブラックカラーの金を見かける方は少ないかと思います。名前も見た目も黒色なので、素材も黒いものが使われているかと思われますが、主に銀やパラジウム、プラチナが配合されています。他のカラーゴールドと比べて価値の高い素材が多く使われている為、貴金属業界では“最も値打ちのある金”とも言われています。シックで上品な色合いを放つブラックゴールドは若年層から密かに人気を集めています。各ジュエリーブランドでは、スピネルやセラミックなどの素材を用いることで黒を表現しており、ブラックゴールドのリングやネックレスはまだまだ数が少ないところです。先ほど述べたように、ブラックゴールドはプラチナ、パラジウムといった単価の高い素材が配合されている為、ジュエリーとして用いるのはコストがかかります。もし、今後ユーザー側からブラックゴールドのリクエストが増えていけば何処かのハイブランドが手掛けるかもしれませんね。
黒の宝石たち
オニキスや黒真珠などの黒い宝石、黒いセラミックを用いてデザインされたリングやネックレス等々。ブラックカラーを活かしたジュエリーは様々なブランドで手掛けられています。代表的なのをいくつかご紹介します。南国タヒチで多く生産されている黒蝶パールは、買取でも多く持ち込まれております。別名“南陽黒蝶真珠”や“タヒチパール”とも呼ばれています。ただ、よく見ると真っ黒というわけではありません。ダークグリーン、レッドブラック、色素の濃いグレーなど様々な色合いが確認されています。例えるなら孔雀の羽がイメージしやすいかもしれません。元々は天然物なので、こういった色の変化が真珠によってあるのです。他にも有名どころではオニキスでしょうか。フランスのジュエリーブランド、ヴァンクリーフ&アーペル (Van Cleef & Arpels)のアルハンブラがオニキスを用いたリングやネックレス、ピアスを手掛けています。ギリシャ語で爪を意味するオニキスは、ギリシャ神話において女神アフロディーテの爪が天使の矢によって撃ち落されたのがオニキスになったと言われています。元々は、縞模様のようないくつか層が入っており、主にカメオの土台として用いられていたオニキスですが、近年はまっさらでシンプルなブラックカラーが主流になりました。
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黒の魅力
純白の対義とされる漆黒、艶のある濡羽色、まるで濡れたような呂色(ろいろ)など、黒系の色は実に40種類以上あります。闇、影を連想させる黒は、先の見えない、底の知れない暗さがあります。こう書き連ねていくと、ネガティブなイメージがありますが、心理効果として「高級感」「揺るぎない強さ」「神秘」といった他の色を圧倒する強さを秘めています。
19世紀の海外では、黒は死者への哀悼の意を示すものとして喪服が常でした。そんな世間の常識をひっくり返したのがシャネル(CHANEL)を生み出したココ・シャネルでした。元より黒を好んでいた彼女は、リトル・ブラック・ドレスを発表します。シンプルで緩やかに身体にフィットするLBD(リトル・ブラック・ドレス)は、真珠や宝石などアクセサリーがよく映えことから、お洒落を楽しむドレスとして人気を博しました。
日本の歴史では、千利休が黒樂茶碗を愛用していました。当時(安土桃山時代)、明代の陶磁器を模倣した天目茶碗はあれど、黒樂茶碗のような限りなく黒一色の茶碗は他にありませんでした。これは、黒樂茶碗を作った初代長次郎に「お茶が良く見えるように」と利休からの要望から生まれました。飛鳥時代、聖徳太子の定めた冠位十二階では11、12番目に黒色が充てられましたが、鎌倉時代になると武士が黒を好むようになり、戦では黒の鎧武者が出てくるようになりました。また、水墨画で有名な雪舟は教科書にも掲載されています。日本の水墨画において、最高峰と謳われた雪舟は墨(黒)の限りない可能性と芸術性、美しさを表現しました。
よくある質問
ブラックゴールド鑑定スタッフからのご挨拶
希少価値の高いブラックゴールドは、買取でも滅多にお目にかかれないカラーゴールドです。
シックな色合いが素敵なブラックゴールドは、主に男性からの支持されており、国内でも徐々に浸透してきています。日本では、高知県にあります「ジュエリー工房Misabou」、石川県に構える「サンダンスブライダル(SunDanceBRIDAL)」、東京や千葉、静岡県に出店されている「リトエ(RITOE)」でブラックゴールドをお求め頂けます。
黒のリングやネックレスは、ブラックゴールドの他にもあります。スマートフォンやゲーム機などの電子部品としても使われているタンタル(Ta)、工業製品で使われているジルコニウム、錆びにくく金属アレルギーも引き起こしにくいチタン(Ti)等々。ブラックゴールドと比べてお値段もリーズナブルなのが魅力的ですね。ブラックジュエリーにご興味のある方は、チタンやジルコニウムから手に取ってみるのも良いですね。まだまだ認知度の低いブラックゴールドですが、全身黒で包んだコーデや黒一色のドレスなど、黒色は年代問わず人気のカラーです。これから先、モデル、役者、著名人がブラックゴールドを流行らせる事があれば、海外のジュエリーブランドでもブラックジュエリーをデザインするかもしれませんね。
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お手持ちのブラックゴールドが現在どのくらいの価格になっているか査定に出してみてはいかがでしょうか。
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本物のブラックゴールド(BG)かどうかは
ゴールドプラザでご確認ください
地金はイエローゴールドやホワイトゴールドを使用して、メッキによって黒く見せていながらブラックゴールドという名称で流通しているジュエリーも存在します。
ただし、メッキをしてあっても18金や14金であれば金としての価値があるため金製品である限り、純度や重量に応じて適正な評価が可能です。