金の買取で鑑定士が重視するチェックポイントとは?

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金製品を売りたいと思ったとき、「どのくらいの価格で買い取ってもらえるのか?」と同時に気になるのが、鑑定士がどのような基準で金の価値を判断しているのかという点ではないでしょうか。実は、金の買取価格はいくつかの明確な査定ポイントに基づいて決められています。この記事では、鑑定士が金を査定する際にチェックしている具体的なポイントと、その鑑定手順について詳しく解説します。

大嶋 雄介
著 者

大嶋 雄介

2015年にゴールドプラザに入社し、千葉店の店長として3年間で月間売上の最高記録を達成。鑑定士としてのキャリアをしっかりと積み上げ、その後、営業企画部に進出し、集客の戦略構想やSNSを活用したPR活動をしながら、リサイクル業界への深い理解と経験を積みました。現在は貴金属の換金業務に従事し、金融相場や市場動向の分析をじっくりと、緻密な専門知識を深化させています。


買取の第一ステップ:刻印の確認

刻印が本物の証になる

金製品を査定する際、鑑定士がまず最初に確認するのが刻印の有無です。
刻印には「K24」「K18」「999.9」などの表示があり、これは金の純度(品位)を示しています。加えて、ブランドロゴや製造番号が刻まれていることもあります。この刻印があることで、その製品が本物の金である可能性が高いと判断されるため、最初に確認される重要なポイントなのです。


純度と重量のチェックが査定の核

純度を正確に判定する

刻印だけでは判断がつかない場合、鑑定士は比重計やX線分析装置、試金石などを使って金の純度を科学的にチェックします。純金(24金)に近いほど、当然ながら買取価格も高くなります。

重量(グラム数)で価格が決まる

純度が確認された後は、金製品の重さ(グラム数)を測定します。精密な電子はかりを使い、1g単位での正確な計量が行われます。この「純度」と「重量」の2つの情報に、その日の金の相場価格を掛け合わせて、基本の買取価格が決定されるのです。


プラス査定となる要素もチェック

ブランドや宝石の有無

金の価値は素材そのものだけでなく、ブランド価値や装飾の内容によっても上下します。たとえば、有名ブランドのアクセサリーや、ダイヤモンドなど他の宝石があしらわれている場合は、追加価値としてプラス査定されることがあります。

デザインや付属品も査定対象に

高級感のあるデザインや、証明書・箱などの付属品があると、中古市場での再販価値が高まるため、査定額が上がる可能性もあります。


傷や汚れは査定に影響する?

基本的に、金は溶かして再利用されるため、小さな傷や汚れは査定額に大きな影響を与えません。イニシャルや刻印があっても素材としての価値に変わりはありません。ただし、ブランド品など、そのまま再販される可能性がある製品の場合は、状態の良し悪しが査定に影響することがあります。


鑑定士が重視する5つのポイントまとめ

鑑定士が金を買取る際にチェックしている主なポイントは以下の通りです:

  • 刻印の有無と内容
  • 金の純度(品位)
  • 重量(グラム数)
  • ブランドや宝石の有無
  • 状態や付属品の有無

これらの要素を総合的に判断して、最終的な査定額が決定されます。


無料査定で納得価格をチェックしよう

もしお手元に買取を検討している金製品があるなら、まずは信頼できる買取店での無料査定を受けてみるのが安心です。プロの鑑定士が在籍する「ゴールドプラザ」などの専門店では、上記ポイントをしっかり確認したうえで、適正価格を提示してくれます。少しでも高く金を売りたいなら、今回ご紹介した鑑定ポイントを事前に理解しておくことが大きな武器になるはずです。

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