金の買取価格を決める方法

2015/09/19

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資産運用として金を保有している方はもちろん、アクセサリーなどでも金製品を持っている方は、その製品がいくらぐらいで買い取ってもらえるのか気になることがあるかと思います。

そこでみなさんがお持ちの金製品が一体いくらで買い取ってもらえるのか、その目安の金額を確認していただけるよう、金の買い取り価格を決める方法とはどのようなものか、いくつかのポイントを紹介しましょう。

金の価格は国際市場価格が基本

金の取引は世界において24時間行われており、市場における需要と供給のバランスや、世界の経済状状況などによって取引価格が決められるので、相場の状況によって日々変動します。

その中でも取引量の最も多いロンドン市場での価格が世界的に指標とされ、次いで取引量の多いニューヨークでの市場価格も影響を与えています。

ちなみに国際市場では31.1035グラム=1トロイオンスという単位で、価格はドルで決められます。

日本における金の買い取り価格の基準は?

日本ではこうした国際市場の価格や為替などとの兼ね合いを含めて、東京市場における金相場の価格が決められ、重量単位はグラム、通貨は円で取引されます。

これに、輸入に関する手数料などを加えたものが、その日の基本的な金の店頭買い取り価格になるというわけです。

また、国内では田中貴金属工業が発表する買い取り価格を参考にして、取引を行っている業者も多くあるようです。

純度などによっても異なる金の買い取り価格

ただし、相場から算出された基本的な買い取り価格というのは、あくまでも24金バーの場合です。

みなさんもご存知の通り、金というのは製品によって金の含有率、つまり純度が違います。

売却する金製品が24金バーの場合にはそのままの買い取り価格で計算すれば良いのですが、例えば18金ならその価格の75%といったように純度に合わせた価格となってしまいますので、注意しましょう。

デザインなどが影響する金のアクセサリー類の買い取り価格

当日のレートから基本的な金の買い取り価格が算出されるので、日々価格が変動するのは当然のことだと言えます。

また、金地金と違ってアクセサリーなどの場合は、買い取った後の販売需要があるかどうかということが買い取り価格にも影響を与えます。

一般的に、長年多くの人々に愛されているスタンダードなデザインのアクセサリーに関しては、金地金同様に買い取り価格も安定している傾向があるようです。

また、売却する時期に人気のあるブランドのものなどは、プラスαの買い取り価格の上乗せが期待できる場合があります。

さらに、ほかの宝石などと組み合わせているデザインの場合は、それらも含めての商品価値も買い取り価格を決める重要なポイントとなってきます。

ただし、流行遅れのデザインや、なかなか使いこなすのが難しい奇抜なデザインのものなど、その後売れにくいことが予想される宝飾品などは、金の素材以上の価値での買取というのは、あまり期待できないでしょう。

このように金の買い取り価格というのは、売却タイミングが大きく影響します。

ですから金で資産運用をと考えている方は、相場の価格や、公表されている店頭買い取り価格を細かくチェックしておいた方が良さかもしれません。

とはいえ、具体的にいくらになるかというのを自分で算出するのは、なかなか難しいのも事実です。

そのような場合は、まずは専門業者で買取査定をしてもらってから売却をするかどうか考えるというのも、ひとつの方法ではないでしょうか。

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