謹賀新年!新年を祝う金製品買収について

2020/01/03

日本のお正月に新年を迎えたお祝いとして縁起を担ぐ風習が多くありますが、その縁起を担ぐための品物である縁起物のなかで金(GOLD)は、古来より重宝されています。今回はそんな新年を祝う金製品について触れてみたいと思います。
干支金貨-虎

新年の縁起物としての金製品

日本では新年を迎えるにあたり、その年のスタートとして商売繁盛・家内安全・無病息災・子孫繁栄などの祈願をしたり、その願いを込めた縁起物を、持ったり、身につけたり、飾ったり、食べたり、贈ったりといったいろいろな風習が存在しています。
特に「金(GOLD)」は、いにしえより縁起物の代表的な素材として用いられてきました。

では、様々な縁起物に、なぜ金(GOLD)がそんなに好まれるのか。
一説によると、金そのものが採掘するのに非常に困難であり貴重であったため、富の象徴として古くより用いられてきた歴史や、長い年月を経ても色を失わず劣化しにくい性質から、不変性・神秘性の象徴として伝わったため、多くの人々に珍重されてきたと言われています。
現在でも金は、金箔や金屏風、金杯など様々なお祝いの事に欠かせないものとして伝承されています。

また、古来の日本においてお正月は、人々が「歳をとる日」という意味を持ち、現在の誕生日のような意味合いもあり「めでたい日」として祝ったそうです。

そんな新年を祝うにあたり、昨今では一年間の縁起担ぎや厄除けなどにまつわる新春にふさわしい金製品が多く作られています。
干支や七福神など縁起が良いとされるモチーフをあしらった金製の金貨や工芸品、カレンダーなど多岐に渡ります。
ここからは、新年を祝う代表的な金製品について紹介したいと思います。
干支金貨-蛇

干支金貨(コイン・メダル)

「干支金貨」とは、純度の高い金貨にその年の干支をデザインした地金型金貨のことで、投資目的や記念品として非常に人気がある金貨です。発行元により「干支コイン」「干支メダル」などとも呼ばれることもあります。

そもそも金(GOLD)と干支は運を引き寄せる組み合わせとされ、生まれ年の干支金貨を所持しているとさらなる幸運をもたらすと言われているそうです。
また、年賀状などにその年の干支が描かれることでご存知の日本の干支ですが、その昔に中国から各国に伝わったと言われ、十二支の動物たちは、国によって違います。
中国と日本の違いで言うと「亥」になります。中国では「豚(ブタ)」を指し、日本では「猪(イノシシ)」を指します。干支が中国から伝わった当時の日本には、豚が存在していなかったと言われており、身近にいた猪がその代用とされたと言う説があります。

そして、干支金貨として有名なのがオーストラリア・パース造幣局が発行している記念金貨です。オーストラリアと干支の組み合わせはイメージつきづらいかもしれませんが、実は金の産出量が多いオーストラリアが、巨大マーケットである中国をターゲットとして1996年から発行したもので、2020年には十二支が三巡目に入ります。
もちろん、前述の「亥」のデザインは、中国向けですので豚がデザインされています。そして、使われている金の純度も24K(純度99.99%)のフォーナインになります。

そのほかにも日本の造幣局が、2005年から毎年発行している純金製の「干支メダル」や、世界中の造幣局から発行される多種多様な十二支をテーマにした金貨・コイン・メダルがありますが、いずれもコレクターには美術品として、投資家にとっては投資資産として非常に魅力的で人気が高い金製品です。
干支金貨-龍

純金カレンダー(ゴールドカレンダー)

世の中の大半の人々が1年の始まりに取り替えるカレンダーですが、純金で作られた「純金カレンダー(ゴールドカレンダー)」は、新年を迎える縁起物として贈答品の定番となっています。
一般的なサイズはカードサイズのものが主流ですが、中にはポスターサイズやさらに大きなサイズもあり、例外を除き価格もその大きさに比例しています。
過去には、タテ約42cm、ヨコ約67cm、重さ約6kgで、価格が3000万円の純金カレンダーも販売されました。
金の純度も発売するメーカーなどによって違いはありますが、おおよそ24K(純度99.99%)を利用するものが多いです。
デザインについても、干支や七福神、花ごよみなど日本古来の縁起を担いだデザインが一般的に多いですが、最近ではディズニーキャラクターをあしらったものなども登場しています。

また、その多くは1年が終わるとカレンダーとしての価値はなくなり、金としての価値のみとなってしまうため(美術品は除く)、記念品として飾っておくか、売却してしまう人も多いようです。
貴金属や衣料品などを中心に資源再生(リサイクル)が注目されている昨今、タンスや机の中に仕舞い込んである過去の純金カレンダーを整理して、売却を検討するのも環境面を考える上ではアリかもしれません。
ただし、一般的に純金カレンダーは、表面に傷がつかないようラミネート加工が施されていることが多く、通常の金製品の様に重さで買取価格が決まらないことがありますのでご注意ください。

その他にも、新年を祝う金製品として、仏像・干支・招き猫などをモチーフとした置物やキーホルダー、純金小判などが有名です。

干支金貨-犬

昔から「有事の金」と言われ、世界共通の価値で、安全資産として人々から注目されている「金(GOLD)」。
資産としての価値はもちろんですが、新春にふさわしい金製品は、家内安全や無病息災など縁起をもたらすモノとして人々を魅了し続けています。
令和初の年明けは、十二支の始まりである「子」から幕が上がります。
過去の金製品を売却して、区切りの良い年のスタートを新たな金製品で縁起を担いでみてはいかがでしょうか。

Writed by 上田勝太

上田 勝太

ゴールドプラザ 主任鑑定士
1985年生まれ 鑑定士歴15年
月次の最高買取金額10億円 各ニュースに出演