クンツァイト買取【最新買取相場公開中】
クンツァイトとは
クンツァイトは白熱灯に照らされると赤みのある美しい紫色に見えることから「夜の宝石」とも呼ばれています。クンツァイトが初めて発見されたのは20世紀とされています。1902年、クンツァイトはカリフォルニア州サンディエゴ群に分布するペグマタイト鉱床からピンク色のトルマリンと共に発見されました。
まるでナイフのような形に淡いピンク色からパープリッシュピンク色にも見えるこの結晶に惹かれたのがティファニー(Tiffany&Co)の初期主席宝石鑑別士であり、クンツァイトの名付け親であるジョージ・フレデリック・クンツ博士でした。クンツ博士が調べるとクンツァイトはリシア輝石(スポジュメン)と呼ばれる鉱物種に属する新色であり変種であることがわかりました。この世紀の大発見は翌年の1903年、ノースカロライナ大学の科学専攻であるチャールズ・バスカヴィル教授によってアメリカ科学振興協会が発行するサイエンス誌に掲載されました。クンツ博士の功績を称え、彼の名前からクンツァイトが誕生しました。
クンツァイトの産地
クンツァイトは主にアメリカやブラジル、アフガニスタン、ナイジェリアで産出されております。宝石としての品質を除けば地球上にあるペグマタイト鉱床のある地域でクンツァイトは存在します。
アメリカ産
アメリカでクンツァイトが初めて発見されたのは1902年です。カリフォルニア州はサンディエゴのパラ地域にてモルガナイトと一緒に発見され、世界初のクンツァイトでもありました。アメリカ市場にはピンクカラーの美しいクンツァイトが流通しますが、それも長くは続きませんでした。現在アメリカ産のクンツァイトは希少種として取り扱われています。過去にはノースカロライナやサウスダコタでも産出された中、直径14mもの巨大なスポジュメンが採掘された歴史があります。
ブラジル産
1970年代、ブラジルはミナス・ジェライス州東部に位置するウルクンにて良質のクンツァイトが発見されました。その後、ベルナドル・バラダレス地域でも同じようにクンツァイトが見つかりました。淡いピンクカラーやパープリッシュピンクまで石によって色の濃淡がハッキリと別れていました。ブラジルでの採掘活動は2004年まで続きましたが、次第に枯渇されてしまい現在は閉鎖されています。
アフガニスタン産
ブラジルでクンツァイトが初めて発見された1970年代。時を同じくしてアフガニスタンはヌリスタン地域にてクンツァイトが発見されました。採掘量は実に2,000㎏もの原石が毎年世界中の宝飾市場に流通しました。20年後の1990年代末頃になるとヌリスタン地域での採掘は閉鎖されてしまいますが、ニラウやモーウィなどのペグマタイト鉱脈にて新たにクンツァイトが発見されました。マンガンの含有量が高いことから色味は大変鮮やかであり宝石として文句のないクンツァイトでした。
こんなクンツァイトでも大丈夫!
※こんな状態でも買い取ってもらえるのかな?などございましたら、まずはお電話ください!
よくある質問
ゴールドプラザはクンツァイトを高価買取いたします。
ゴールドプラザではクンツァイトが付いたジュエリーを強化買取しています。
クンツァイトなのかどうかわからない場合なども石の種類を含めて査定いたしますのでお気軽にお持ち込みください。