スピネル買取【最新買取相場公開中】
スピネルとは
スピネルはルビーによく似た赤の色合いが特徴の宝石です。実際のところイギリス王家に伝わるティモール・ルビーや黒太子のルビーなど歴史上に存在する有名なルビーがスピネルだったという話はいくつもあります。
長らくルビーとの見分け方が困難とされていたスピネルでしたが、1783年にフランスの鉱物結晶学者であるジャン・バティスト・ルイ・ローマ・デ・ライルによってルビーとスピネルの違いを明確化に成功しました。スピネルは完全な八面体結晶であり、実物を見るとまるで二つのピラミッドが背中合わせをしたような形です。また、単結晶八面体の二つがお互いに180度違いで接合している為、「双晶」と呼ばれる三角平板状の結晶形も確認されています。スピネルは全ての結晶方向に対して同様の物理的性質を持ち合わせた単屈折性のため、どの視点から見ても全く同じ色に見えます。一方でルビーは複屈折性になります。多色性であり、角度を変えると様々な色合いが確認されます。
スピネルの産地
土砂などが堆積した漂砂鉱床から採掘されることが多いというスピネルは、タンザニアやスリランカ、ミャンマーなどが主な産地で、その他にアフガニスタンやタイ、ロシアなどからも産出されています。採掘される石の色は産地によってさまざまなものがありますので、主な産地ごとの特徴を具体的にご紹介します。
タンザニア産
タンザニア産のスピネルは、1994年に開かれたダルエスサラームから南に約400㎞の地点にあるトゥンドゥル鉱山で採掘されています。40㎞に渡る漂砂鉱床で、4000人もの人によって採掘されているというこの鉱山では、ダイヤモンドやサファイヤなどさまざまな種類の原石とともに、レッド・スピネルが産出されます。品質は主にアクセサリークオリティーですが、中には明るいピンク色の原石が採掘されることもあります。
スリランカ産
南西部のラトナブラ付近で採掘されるスリランカのスピネルは、表面が風化によって摩耗している状態の原石が採掘される特徴があります。色は青や紫、黒などが中心ですが、稀に赤系統のスピネルが産出されることもあり、中でもピンクのスピネルは高値で取引される場合があるようです。
ミャンマー産
ルビーやサファイヤの産地として有名なミャンマーのモゴック地方は、スピネルの産地でもあります。上質な赤やピンクの原石が産出されるほか、オレンジ・緑・青・紫といったさまざまな色のスピネルが産出されます。色以外の特徴としては、表面が風化することによって摩耗している原石や、完全な正八面体の原石が採掘されます。
こんなスピネルでも大丈夫!
※こんな状態でも買い取ってもらえるのかな?などございましたら、まずはお電話ください!
よくある質問
ゴールドプラザはスピネルを高価買取いたします。
ゴールドプラザではスピネルが付いたジュエリーを強化買取しています。
シトリンなのかどうかわからない場合なども石の種類を含めて査定いたしますのでお気軽にお持ち込みください。