金製品の本物・偽物の簡単な見分け方を4つ紹介
2015/10/27
「本物だと言われて買ったけど、この金は本当に本物なの? そう言えば金にしては安かったような気がするし……」
特にアクセサリー類などは、こんなふうに心配になってしまうことがあるのではないでしょうか。
いざ買取してもらおうというときに、偽物だったら困りますよね。
そこで、金製品が本物かどうかを見分ける簡単な方法を、4つご紹介しましょう。
1.刻印で見分ける
手持ちの金が本物かどうか心配になったら、まずは刻印を確認しましょう。
金地金であれば、ブランドマークや製造番号、重量、分析者マーク、純度などが刻まれているはずです。
アクセサリーなどの貴金属の場合はリングなら内側など、その種類によって刻印のある場所が違います。
しかし18金なら「K18」という表示があります。
また外国製品で「18K」と刻印されているものがありますが、これは純度が若干低いものもありますので注意が必要です。
また、刻印からメッキ製品と確認する事も可能です。
金メッキの場合GPもしくはHGE、金張りの場合GFもしくはRGP、また電気メッキであるGEPもあります。
これらが刻印されている場合は、メッキ製品という証しです。
また、金のようであっても、刻印が無いものもあります。
これも金製品ではないと疑った方が、まず間違いないと思います。
逆に刻印があっても偽造品である場合もありますので、これも注意が必要です。
2.磁石でくっつくかどうか確認する
金製品の偽造品の場合は、メッキが使われている事例が多いので、その金製品が本物か偽物か見極めるのに使えるアイテムが、「磁石」です。
メッキ製品に磁石を近づけてみるとくっつく事がありますので、気軽に、そして簡単にその金製品が本物かどうかの判断が出来るというわけです。
ただし、偽物によく使用されるニッケルは磁石にくっつきません。
また、ネックレスなどのアクセサリーの場合は留め具が反応してしまうので、注意が必要です。
3.手ざわり
素人が手ざわりで、本物の金かどうか判断できるものなのだろうか、そんなふうに心配してしまう方もいると思いますが、これも非常に分かりやすい方法です。
ポイントは「熱電導率」。
金属は触ったときにヒヤッと冷たいのが特徴ですが、金は熱電導率が高い金属です。
触った瞬間は冷たく感じても、手の熱ですぐに温かく感じるようになります。
ほかの金属と比べてみると、その違いが分かりやすいので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
4.重さ
これも素人では分かりにくいように思いますが、金製品とメッキ製品ではその重さが全く違います。
メッキ製品に比べて、金製品の場合は重みを感じるものです。
もちろんアクセサリーのデザインや大きさによって、比べるのが難しい場合もあるかもしれませんが、リング同士などの同じ種類のアクセサリーだった場合、シンプルなデザインのものであれば比べやすいはずですので、試してみる価値はあるのではないでしょうか。
今回は金製品が本物か偽物か、簡単に見分けられる方法を4つ紹介しました。
ただし、精巧に作られた偽物や、逆に刻印が無くても本物という場合もあり、重さなど比べる対象によって判断しにくい場合もあります。
確信が持てないときは、金の買い取りのプロであるゴールドプラザに鑑定をお任せください。
ゴールドプラザでなくとも鑑定士がいる業者であれば、プロとしての知識や経験、そして比重計など用いて、その金製品が本物かどうか正確に判断してもらえます。