1オンスは何グラム?金の重さの表記を解説

1オンスは何グラム?金の重さの表記を解説のコラム画像
大嶋 雄介
著 者

大嶋 雄介

2010年にゴールドプラザに入社し、千葉店の店長として3年間で月間売上の最高記録を達成。鑑定士としてのキャリアをしっかりと積み上げ、その後、営業企画部に進出し、集客の戦略構想やSNSを活用したPR活動をしながら、リサイクル業界への深い理解と経験を積みました。現在は貴金属の換金業務に従事し、金融相場や市場動向の分析をじっくりと、緻密な専門知識を深化させています。

金の取引やジュエリー販売でよく目にする「オンス」という単位。
「1オンスって何グラム?」「グラムとどう違うの?」と疑問に思ったことはありませんか?
ここでは、オンスの意味や金の重さ表記についてわかりやすく解説します。

1オンスは何グラム?

金の重さを表す際に使われる「オンス」は、通常トロイオンス(troy ounce)という特殊な単位です。一般的な重さのオンス(アボワドゥポワオンス)とは異なりますので注意が必要です。

金の世界で使われるトロイオンスとは?

トロイオンス(troy ounce)は、貴金属の取引に特化した単位で、
1トロイオンス = 約31.1035グラム
と定められています。

つまり、金製品や地金に「1オンス」と記載されている場合、それは約31.1グラムの重さを意味します。

通常のオンス(一般用)との違い

普段、食品などに使われる「オンス(oz)」は、
1オンス = 約28.3495グラム
です。

つまり、金の取引に使う「トロイオンス」は、一般的なオンスよりも少し重いというわけです。

単位重さ(g)用途
トロイオンス(troy oz)約31.1035g金、銀、プラチナなどの貴金属取引
通常のオンス(avoirdupois oz)約28.3495g食品、日用品

金の重さの表記方法について

金製品や金地金では、重さの表記にいくつかのパターンが見られます。

グラム(g)

日本国内では、金の重さは**グラム(g)**表記が主流です。
「1gあたり〇円」という価格表示が一般的で、金の買取や販売の際にもグラム単位で計算されます。

オンス(oz)

海外取引や国際的な金相場では、トロイオンス(oz)が使われます。
たとえば、ニュースで「金価格が1オンス〇〇ドル」と報じられている場合、それは31.1gの金の価格を指しています。

キャラット(ct)

宝石などに使われる「キャラット(ct)」も重さを表す単位ですが、金の場合は一般的ではありません。キャラットは主にダイヤモンドや宝石の重さ(1ct=0.2g)に使われます。

金製品によく見られる重さ表記の例

金地金(インゴット)や金貨などでは、次のような重さ表記が見られます。

  • 1オンス(約31.1g)
  • 1/2オンス(約15.55g)
  • 1/4オンス(約7.78g)
  • 1/10オンス(約3.11g)
  • 100g、500g、1kg などグラム単位

特に人気のある金貨(例:ウィーン金貨、メイプルリーフ金貨など)は、1オンス規格が中心となっています。

まとめ:オンス表記を正しく理解して金取引をスムーズに

金の世界では「オンス」と「グラム」の両方が使われますが、
オンス=トロイオンス=約31.1gという基準を知っておけば、
国際的な金相場ニュースや海外サイトもスムーズに理解できるようになります。

これから金製品を購入・売却したり、相場をチェックする際は、ぜひこの知識を役立ててください!

金・貴金属の買取案内

ゴールドプラザがお買取している貴金属の案内です。
貴金属の種類に始まり金種別、商品別、色別などお客様にあったページをご用意しておりますのでお気軽にご利用くださいませ。

貴金属から探す

金の純度から探す

金の商品から探す

金の色から探す

プラチナの純度から探す

プラチナの商品から探す

金・貴金属の相場情報

ゴールドプラザがご提供している貴金属の金相場情報です。
各金種の今日の1gあたりの金相場に始まり直近3か月の金相場、過去5年間の各年の金相場推移や考察をご用意しておりますのでお気軽にご利用くださいませ。

各金種の今日の1gあたりの金相場

過去の金相場