アクセサリーのサビ取り方法6選!サビる原因やサビから守る予防法も解説

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大嶋 雄介
著 者

大嶋 雄介

2010年にゴールドプラザに入社し、千葉店の店長として3年間で月間売上の最高記録を達成。鑑定士としてのキャリアをしっかりと積み上げました。その後、集客の戦略構想やSNSを活用したPR活動をしながら、リサイクル業界への深い理解と経験を積みました。現在は貴金属の換金業務に従事し、金融相場や市場動向の分析を通して緻密な専門知識を深化させています。BSテレ東「なないろ日和」などに出演。

◾️ 目次

お気に入りのアクセサリーが、いつの間にか赤錆や変色でくすんでしまった…そんな経験はありませんか?この記事では、アクセサリーがサビる原因を解説し、100均アイテムや安い材料でできるサビの落とし方、素材別のお手入れ法、さらに予防法まで詳しくご紹介。安物でも大切にしたいアクセサリーを復活させる方法をわかりやすく解説します。


アクセサリーがサビる主な原因とは?

アクセサリーの金属部分がサビてしまうのは、身近な環境や私たちの生活習慣が大きく関係しています。空気中の成分や汗・皮脂、温泉成分や入浴剤、さらには化粧品や香水に含まれる化学物質まで、原因はさまざまです。それぞれの原因を詳しく見ていきましょう。

空気中の成分

空気中には水分や酸素、二酸化炭素が含まれており、これらが金属と反応して酸化を引き起こします。特に湿度の高い環境では酸化が進みやすく、ネックレスや安物アクセサリーが赤錆やくすみの原因になることもあります。

汗や皮脂の付着

汗や皮脂に含まれる塩分や脂質は、アクセサリーの表面に付着することで金属に悪影響を与えます。特に直接肌に触れるネックレスは、使用後のケアを怠るとサビや変色の原因になります。

温泉や入浴剤の成分

温泉水に含まれる硫黄成分や入浴剤の化学成分は、金属に反応して腐食を進めることがあります。安いアクセサリーやコーティング処理が施された製品ほど影響を受けやすく、サビが発生しやすくなります。

化粧品や香水の化学物質

化粧品や香水に含まれるアルコールや酸性成分が金属に反応し、変色やサビの原因になることがあります。特に香水はネックレスやピアス付近に直接付着しやすく注意が必要です。

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【簡単】自宅でできるアクセサリーのサビ取り方法

赤錆やくすんだアクセサリーを元通りにするために、自宅で簡単にできるサビ取り方法を知っておくと便利です。中性洗剤でのつけ置き、重曹や酢、塩を使った方法、歯磨き粉で磨く方法、さらにアクセサリー専用クリーナーを使う方法など、手軽で効果的な6つの方法をご紹介します。

その1.中性洗剤でつけ置きする

ぬるま湯に中性洗剤を数滴入れ、アクセサリーを10~15分ほどつけ置きします。柔らかい歯ブラシで優しく磨き、流水で洗い流した後は柔らかい布でしっかりと水気を拭き取ります。メッキ製品は長時間のつけ置きに注意が必要です。

その2.重曹を使う

水と重曹を1:2の割合でペースト状にし、サビ部分に塗って数分置きます。歯ブラシで優しくこすり、洗い流して乾かします。研磨力があるため、くすんだアクセサリー復活にも効果的です。ただし、金属表面を傷つけないよう優しく行うのがポイントです。

その3.お酢を使う

お酢に少量の塩を加えた液にアクセサリーを数分浸けます。変色が気になる場合は早めに取り出し、流水ですぐに洗い流しましょう。サビに効果的ですが、長時間の使用は変色リスクがあるので注意が必要です。

その4.塩を使う

レモン汁と塩を混ぜたペーストで、サビた部分を軽く擦ります。酸と塩分のダブル効果でサビを落とします。使用後はしっかりと水洗いし、乾燥させることで再発防止になります。酸に弱い金属には注意しましょう。

その5.歯磨き粉で磨く

研磨剤入りの歯磨き粉を使い、布や綿棒で優しくこするとサビやくすみが落ちやすくなります。細かい部分は歯ブラシで磨くと効果的です。仕上げに水でよく洗い流し、乾燥させましょう。

その6.アクセサリー専用クリーナーで洗浄する

市販のアクセサリー専用クリーナーを使用するのも効果的です。素材に合ったものを選び、説明書に従って使いましょう。専門店で扱うクリーナーなら、安いアクセサリーでも安心して使用できます。


【素材別】アクセサリーのサビ取り方法

アクセサリーの素材によって適したサビ取り方法は異なります。シルバー、ゴールド、チタン、プラチナといった代表的な素材ごとに、効果的なケア方法を見ていきましょう。

「シルバー」アクセサリーのサビ取り

シルバー専用クロスや専用クリーナーで磨くのが基本です。軽いサビなら重曹や中性洗剤でも落とせますが、黒ずみが強い場合は専用薬剤が安心です。研磨しすぎると地金が減るので注意しましょう。

「ゴールド」アクセサリーのサビ取り

ゴールドは錆びにくい素材ですが、表面のくすみや赤錆は中性洗剤や専用クリーナーで落とすのが基本です。強い薬剤の使用は避け、優しく手入れすることがポイントです。

「チタン」アクセサリーのサビ取り

チタンは非常に錆びにくい金属ですが、汚れがついた場合は中性洗剤や重曹を使って優しく磨きましょう。酸性や塩分に強いので、比較的安心して手入れができます。

「プラチナ」アクセサリーのサビ取り

プラチナもサビに強い金属ですが、汚れやくすみは中性洗剤で落とせます。専用クリーナーで手入れすることで美しい光沢を保つことができます。強い酸や塩分には注意しましょう。


大切なアクセサリーをサビから守る予防法

日頃のちょっとした工夫で、アクセサリーのサビやくすみを防ぐことができます。着用後にきちんと拭くこと、水分や汚れから守ること、そして空気に触れさせないよう保管することが、サビ予防の基本です。以下で具体的な方法を解説します。

着用後は毎回拭く

アクセサリーを外した後は、柔らかい布や専用クロスで汗や皮脂をしっかり拭き取る習慣をつけましょう。これだけでサビや変色のリスクを大きく減らせます。

水・洗剤・油汚れから守る

水仕事や入浴時はアクセサリーを外し、化粧品や香水が触れないよう注意しましょう。特に温泉成分や入浴剤、洗剤はサビの原因になりやすいため、使用前に必ず外すことをおすすめします。

空気に触れないように保管する

使用しないアクセサリーは、密閉できる袋や専用ケースに入れ、湿気や空気との接触を防ぎましょう。100均でも手に入る防湿剤やジップ袋が役立ちます。


どうしてもサビが落ちない場合は専門店への相談も検討しましょう

家庭でできるサビ取り方法を試しても落ちない場合や、高価なアクセサリーの場合は無理に手入れせず、専門店への相談をおすすめします。店舗では専用の薬剤やプロの技術を用いて、素材を傷つけずにきれいにすることが可能です。また、安物アクセサリーでも思い入れがあるものは、リペアや再コーティングの相談ができることもあります。自己流で無理にこすると素材を傷つけるリスクがあるため、判断に迷ったら専門の店に相談しましょう。


まとめ

アクセサリーがサビる原因は、空気中の成分や汗、入浴剤、化粧品など様々です。しかし、家庭にある重曹や酢、塩など安いアイテムで簡単に落とすことも可能。シルバー・ゴールド・チタン・プラチナなど素材ごとのケア方法も知っておくことで、大切なアクセサリーを長く美しく保てます。もしどうしても落ちない場合は、専門店への相談も忘れずに!


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