【金子眼鏡の魅力】18金(K18)フレームの資産価値と最新の金相場から見る買取のタイミング

大嶋 雄介
著 者

大嶋 雄介

2015年にゴールドプラザに入社し、千葉店の店長として3年間で月間売上の最高記録を達成。鑑定士としてのキャリアをしっかりと積み上げました。その後、集客の戦略構想やSNSを活用したPR活動をしながら、リサイクル業界への深い理解と経験を積みました。現在は金融相場や市場動向の分析を通して緻密な専門知識を深化させています。BSテレ東「なないろ日和」や日本テレビ「ニュースゼロ」などに出演。

◾️ 目次

「金子眼鏡(かねこがんきょう)」の愛用者や、遺品整理等で整理中の方へ。職人のこだわりが詰まった金子眼鏡は中古市場でも人気ですが、「金(ゴールド)」を使ったモデルがあるのをご存知ですか?

本記事では、金子眼鏡の18金(K18)モデルの価値や、昨今の「金相場・金価格」の高騰がメガネの買取価格にどう影響するのかをプロが解説します。

1. 職人技が光る「金子眼鏡」とは?

概要

・創業:昭和33年(1958年)

・本社所在地:福井県鯖江市(日本の眼鏡生産シェアおよそ9割を占める「眼鏡の聖地」)

企画からデザイン、製造、販売までを全て自社で手掛ける「一貫生産体制(ファクトリーブランド)」のパイオニアといわれています。

自社工房で行われる職人たちの一貫生産

一般的な鯖江の眼鏡づくりは、メタルフレーム、セルフレーム、磨きなど工程ごとに細かく分業されますが、金子眼鏡は以下の自社工房をそれぞれ設立しており、伝統的な職人技を自社内で継承し発展させています。

・バックステージ(BACKSTAGE):クリエイティブなデザインと、高度な職人技を融合させる基幹工房

・グラスワークス(GLASSWORKS):メタルフレームを専門に製造する工房

・ベース(BASE):プラスチック(アセテートやセルロイド)フレームを専門に製造する工房

主な人気コレクション

金子眼鏡は、自社ブランド以外にも鯖江のレジェンド級の眼鏡職人たちの名前を冠した「職人シリーズ」を展開。コレクターを中心に高く評価されています。

シリーズ名特徴
金子眼鏡(KANEKO OPTICAL)現代的なトレンドとクラシックを融合させたメインライン。18金(K18)やチタンの高級素材も使用
泰八郎謹製(たいはちろうきんせい)セルロイド眼鏡の巨匠「山本泰八郎」によるシリーズ。型を使わずハンドメイドの希少価値が高い
井戸多美男作(いどたみおさく)伝統的な製法(サンプラチナ素材など)を用いたレトロで繊細なメタルフレームを手掛ける
恒眸作(こうぼうさく)職人「山崎恒眸」による、セルロイドとサンプラチナを組み合わせたコンビネーションフレームの傑作ともいわれるシリーズ

2.知る人ぞ知る、金子眼鏡の『18金(K18)フレーム』の圧倒的価値

素材へのこだわり

  • 高級(希少)素材の採用:チタンなどの近代的な素材をはじめ、現在では職人の間でも扱いの難しいセルロイド(独特の美しい艶が出る素材)を使用しています
  • 18金(K18)を素材としたラグジュアリーライン:ユーザー側のハイエンドなニーズに応えるため、各種パーツやフレーム全体に18金(K18)のイエローゴールドやホワイトゴールドを駆使してデザインされた1点数十万から100万を超えるような特別受注生産モデルも存在

①「ささやかな贅沢」を演出するデザインの妙

金子眼鏡の18金(K18)モデルは、大きく分けて2つのアプローチがあります。

  • 金無垢の「飾り鋲」や「カシメパーツ」:黒縁などのセルロイドフレーム(KCGシリーズ)のフロントやテンプル(つる)にある小さな飾りパーツに18金(K18)を使用する手法です。「本物の金が放つ深く上品な輝き」に思わず所有欲が刺激されてしまうデザイン
  • 「一山(いちやま)パーツ」や「ブリッジ」への使用:メタルフレームにおいて、ノーズパットのないクラシックな「一山」と呼ばれるパーツや左右のレンズを繋ぐブリッジ部分にのみ18金(K18)が使用されています。顔の中心に本物の金が触れるため、肌馴染みが良く、お顔のまわりを華やかに魅せてくれます。

②金としての実質的な価値:なぜ18金(K18)が採用されたのか

純金(K24)は大変柔らかく、日常生活で着用するメガネのフレームに使用すると変形する恐れがあります。そのため、金子眼鏡では純度75%の18金(K18)を採用しています。18金(K18)は金の他にも銀や銅などが混ぜ込まれており、眼鏡に不可欠な耐久性や適度な硬さに加えて変色・腐食のない永遠の輝きを楽しめるのもポイントでした。

関連コラム:18金の成分は金だけじゃない18金の成分は?金の純度・合金の割合・種類をわかりやすく解説

③価格帯と資産性

  • 定価相場:パーツに18金(K18)が使用された(サンプラチナやセルロイドなどの希少素材が組み合わされた)モデルは、およそ10万円前後で展開。
  • 資産としての強み:一般的な眼鏡と違い、金子眼鏡の18金(K18)モデルは金子眼鏡のネームバリューに加えて素材に使用されている金が実質的な価値を高め、保証されています

3. 金子眼鏡だけじゃない!歴史的な高値を記録する「金相場・金価格」の影響

金相場の現状

近年、テレビやネットニュースで「金価格の高騰」を目にするようになりました。かつての2,000年代初頭には1gあたり1,000円前後だった金価格ですが、2020年のコロナ禍を機にウクライナ戦争や歴史的な円安水準により最高価格を毎年更新。金の売却はもちろん新たに購入や積み立てを検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

年度最高買取相場最低買取相場平均買取相場
2026年29,612円24,207円26,869円
2025年24,222円14,472円17,932円
2024年15,025円10,310円12,750円
2023年10,819円8,579円9,601円
2022年8,860円7,244円8,301円
2021年7,483円6,413円6,934円
2020年7,676円5,648円6,608円
2019年5,748円4,797円5,244円
2018年5,127円4,487円4,824円
2017年5,045円4,677円4,852円
2016年4,941円4,365円4,657円

メガネ買取への影響

金価格が上がることで18金(K18)フレームのメガネも買取価格が高くなります。金子眼鏡に限らず、金で作られた古い眼鏡も当然に金としての価値があります。例えば、およそ30年前に買った18金(K18)フレームのメガネは当時の相場で1gあたりおよそ1,000円前後でしたが、2026年現在は25,000円台にまで高騰。金の価値は30年間で約25倍にまで伸びており、ゴールドプラザでも頻繫にメガネが持ち込まれております。

金メガネの買取実績

PURCHASE

4.18金(K18)メガネを売るための3つのチェックポイント

刻印

フレームの内側に「K18」もしくは「750」の刻印がないかどうかを確認しましょう。リングやネックレスなどのアクセサリーと違いフレームの刻印は肉眼でも視認可能です。気を付けなければならないがメッキ刻印です。「K18GP」や「K18GF」は残念ながらお買取が出来ません。この他にも様々な刻印が存在します。「K18」や「750」以外の刻印は是非、ゴールドプラザのメール査定やLINE査定にてご相談ください。

磁石反応

貴金属の買取では必ず磁石反応を確認しております。これはメッキ品なのかどうかを見極める一つの真贋だと思ってください。磁石反応が無ければ金としてお買取出来る可能性があります。磁石にくっついてしまうとメッキ品の可能性がありますが、メガネに関してはフレームやノーズパット、耳掛けなど一部分のみに使われた金属に反応している事があります。磁石で確認する際は、メガネのどこに反応しているのか細かなチェックが必要です。

レンズの有無や状態(度数)

お買取の際は、金のフレーム部分の重量でのお買取となります。レンズが無くても査定に支障がきたすことはありません。逆にレンズのある際は、純粋な金の重量を確認する為に査定時に取り外す場合があります。まずはお見積もりのみご希望される際は事前にお申し付けください。金子眼鏡についても中古品としての再販はあくまでもフレームのみの為、レンズなしでも査定可能です。

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金子眼鏡及び18金(K18)フレームに関するよくある質問

ゴールドプラザでは事前に御見積書の発行も承っております。遺品整理やメガネの買い替えなどの理由で今お持ちの18金(K18)フレームがいくらになるのかご相談される方も多くいらっしゃいます。是非、お気軽にご相談ください。

18金(フレーム)に限り、壊れていたり古い状態でも金子眼鏡及び通常のメガネはお買取しております。金子眼鏡に関しましては、市場価値によって状態が買取価格に左右される場合がございます。お買取の際は付属品や購入証明書が望ましいです。アンティークのメガネでは現代で使用されていない珍しい刻印や判別の難しい場合は一度、お預かり対応とさせていただきます。なにとぞ、ご了承ください。

金子眼鏡の店頭にてフレームの磨き直しを受付しております。料金はおよそ3,000~5,000円前後、期間は1ヶ月程度が見込まれます。鯖江市の自社工場(職人による手作業)での対応となる為、2週間以上の預かり期間が発生します。

フレームのみ、もしくは伊達メガネであれば当日中にご購入が可能です。レンズにつきましては、自社工場での加工作業が必要となる為、1週間~10日間ほど見込まれます。

巷やSNSにて読み方にバラツキがありますが、正しくは金子眼鏡(かねこがんきょう)と読みます。これは公式サイトにてフリガナが振られていない為に誤解されてしまう方も多いかと思われます。ご検討中の方は、金子眼鏡(かねこがんきょう)で覚えておきましょう。

査定にて取り外したレンズはお返しいたします。分解方法によってハンマーやペンチなどを使用する為、レンズが破損する可能性があります。査定時に一声いただけますと幸いです。

金であれば14金(K14)や10金(K10)のフレームもお買取可能です。ホワイトゴールドやピンクゴールドも同様にお買取いたします。

5. まとめ:金子眼鏡の18金モデルや古くなった金素材のメガネは「今が最大の売り時」

日本の職人技の結晶である「金子眼鏡」で造られた18金(K18)モデルは古くなってしまっても壊れていても金としての普遍的な価値があります。「金子眼鏡」以外の金素材のメガネも大歓迎です。金は現在、歴史的高騰となっており、相場として高い水準にある今が売り時です。「壊れてしまった金子眼鏡の18金モデル」はもちろん、「遺品整理で見つけた古いメガネだけど金かもしれない」お品物でも大丈夫です。先ずはお気軽にゴールドプラザのメール査定やLINE査定からご相談くださいませ。

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