アメジスト買取【最新買取相場公開中】

アメジストとは

アメジストはクオーツの変種であり鉄イオンによって着色された紫色の水晶になります。透明度のある薄紫色や深みのあるバイオレット、パープルカラーなどその色味には幅が広く水晶の成長構造に沿った濃淡の色ムラが良くわかります。最も価値の高いもので色ムラの無く赤みの強いロイヤルパープルカラーです。

一方で褐色系や色ムラのあるアメシストは価値が大きく下がってしまいますが、色味の暗いものに関しては加熱処理によって明るみが増します。
世界ではブラジルはミナス・ジェライス州にてアメシスト水晶群が有名です。近年ではタンザニアやマダガスカルなどからラズベリーカラーの良質なアメシストが産出されています。

アメジストの品質について

遥か昔、アメジストは王族にしか許されなかった宝石でした。現在はバイヤーを中心に宝飾市場で仕入れが行われており、カラットの大きなアメジストはジュエリーのセンターストーンとして人気となっております。アメジストのインクルージョンは肉眼でも分からないほど少なく、俗に言われるフラクチャー(ひびや割れ目)もほとんどない為、あらゆる形でカットできます。質の良いアメジストは主にブリリアントカットやエメラルドカット、クッションカットにカッティングされており、品質が下がるとカボションやビーズへと生産されます。

ザンビア産

1980年代初頭から本格的に産出を始めたザンビアでは、色が濃く、魅力的な紫色の良質なアメジストが採掘されます。ただし原石が作り上げられるときの状況によって、内包物や色溜まりのあるものも多く産出されています。そこで研磨をする際には、角度や面の取り方を工夫し、より澄んだ美しさを持つ石に仕上げるよう努力されています。

ブラジル産

アメジストが産出される鉱山が多くあるブラジルは、それぞれ原石の品質や特性が異なるため、多岐に渡る種類のアメジストが産出されます。残念ながら、色が淡いものや黒みを帯びた鮮やかさに欠けるものが多数採掘されるブラジル産のアメジストは、加熱してシトリン（黄水晶）に加工されるものが多いというのも特徴です。

ウルグアイ産

ウルグアイで産出されるアメジストは、色が一部に集中してしまっているなど、紫色が均一でない色溜まりのある原石が多くなります。アメジストは正面上部から見た際に、無色の部分が多いものは品質が低いと判定されます。そのために、ウルグアイ産のアメジストは、どちらかと言えば品質があまり高くない原石が採掘されると言えます。また、ウルグアイはブラジルの南部に位置することもあって、隣接するブラジル南部でも同じようなアメジストが多く産出されます。

こんなアメジストでも大丈夫！

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